♪~くもり硝子の向うは風の街
そんな歌い出しの「ルビーの指輪」がリリースされたのは、
昭和56年(1981年)。
今(2022年)から40年以上前の流行歌なのだが、空で口ずさめてしまう。
「松本 隆」氏が仕掛けた言葉の魔法なのか。
「寺尾 聡」氏のメロディとボーカルの成せる業なのか。
どちらに(どちらともが要因だと)しても、
大ヒット曲が持つパワフルな側面だと思う。
--- などと、改めて思考してしまったのは、愛犬の病気がキッカケだ。
「りくすけ(犬)」が「白内障」を患った。
ご存じの通り、水晶体が白く濁り視力が低下する病気で、
症状が進行すると、失明の恐れアリ。
少し以前から気付いていたが、諸般の事情により、
ようやく本日(2022/11/19)眼科専門医に診察してもらう。
一日がかりの検査になった。
(↑ 大変不安げな表情でコチラを気にする図)
(↑ 涙の検査は案外ユーモラス)
(↑ おメメの撮影風景)
(↑ 超音波(エコー)検査で垂れたジェルは大粒の涙に似て)
病状が顕著な左は、分厚く粒度の高い「くもり硝子」のような状態。
光は感じるが視力は殆どない。
(見えないことで)人間ほどのストレスはないというが、やはり不憫。
彼の目に世界はどう映っているのだろうか。
ここ半年余りのうちに急速に進行した要因は、
腎機能の衰えに加え、甲状腺、副腎のホルモンバランスの乱れとの事。
しばらくは投薬で上記改善と白化進行を遅らせつつ経過観察。
根本的な外科治療に踏み切るのは、先になりそうである。