本日(2023/01/08)「津幡町 二十歳のつどい」が開催された。
ご存じのとおり、昨春(2022/04/01)に施行された改正民法では、
成人年齢が18歳からにダウン。
そのため20歳を対象にした式典の名称を
旧来の「成人式」から変更して行われた。
全国で過去1年間における新成人(18~20歳)の数は341万人。
うち20歳人口は117万人。
前年から6万人減で過去最少となった。
わが津幡町の正確な数字は不明だが、傾向は似たり寄ったりと推測する。
ともあれ、会場となった「津幡町文化会館シグナス」には、
晴れ着やスーツの華が咲いていた。
僕が20歳になった頃「成人の日」は1月15日固定。
当時、町の成人式は旧盆開催だった。
雪の影響を鑑み、帰省しやすい時期等を考慮してのことと思う。
ハッピーマンデー制度以降カレンダーが連休となり、
ごく最近1月スケジュールへ移行したと承知している。
--- さて、自分自身の「二十歳の日々」はどうだったか?
遠い記憶の彼方に霞んでいるのが正直なトコロ。
ただ、セレモニーや行事に背を向け精を出していたバイト先のラジオから、
よくこの曲が流れていたことは覚えている。
「中森明菜」が歌う「ミ・アモーレ」と一緒に、色んなニュースを耳にした。
・東京・両国の新国技館落成。
・広域暴力団山口組の組長らが銃で撃たれ死亡、一和会と抗争激化。
・「かい人21面相」森永へ終結宣言。
・男女雇用機会均等法が成立。
・田中角栄元首相、脳こう塞で倒れ入院。
・「科学万博つくば ’85」開会。
・日本電信電話株式会社(NTT)、日本たばこ産業株式会社(JT)発足。
・豊田商事の会長刺殺。
・日航ジャンボ機墜落。乗客乗員520人死亡、世界最大の航空機事故に。
・阪神タイガース日本一。
昭和60年(1985年)を振り返れば、
世の中は「プラザ合意」に端を発する円高不況。
やがて政府が景気対策を次々と打ち出した矢先、遅れて円高メリットが到来。
原油など輸入原材料の値が下がり、生まれた莫大な利益は、
数年後にバブルの幕を上げる。
社会に船出する前の僕「二十歳のりくすけ」は、
近未来に前掲の歌のような熱狂と迷走のカーニバルが待っているとは露知らず。
嵐の前の静けさに包まれていたのである。
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