つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

賭けたり、競ったり、旅したり、その5。

2016年03月13日 21時13分24秒 | 旅行
前回の続編として【gooブログ「お題」投稿】参加。
テーマは「1日で100万円を使い切るなら?」。
答えは「競艇」である。

きのうは「帯封を切って種銭にしてみたい」と書いたが、
「1つの買目に100万円を賭ける」…これもやってみたい。
外せば1日どころか数分で使い切れる。
しかし当たれば、1年かかっても使い切れない大金を手にできるかもしれない。
ギャンブルにおける白星の価値は、数じゃなく大きさ。
9勝1敗で負け越す事があり、1勝9敗でも勝ち越せる可能性がある。
これが曲者なのだ。
だから負けが込んでも「今度こそ!」と思い、また張りたくなる。
怖ろしくて面白い「魔性」なのだ。
僕の掛金などたかが知れているから、負けても身を滅ぼす心配はないが、
ファム・ファタールの魅力を覗き見る事くらいは出来る。
次こそはと意気込んで、何度も痛い目に遭い、同じくらい歓喜にも恵まれた。
つまり、勝ちも負けも、嬉しさも悔しさも、それら全てを楽しんでいるのだ。
僕にとって、競艇場にいる時間は、
「非日常の別世界で遊んでいる」ようなものなのかもしれない。

似ているのが「旅」だ。
日常を離れた旅の空の下は、責任を背負った自由にあふれ心地いい。
だから「旅打ち」は、二重の意味で楽しくて仕方がないのである。
いつか出かけてみたいな。
少しの着替えと数冊の文庫本と100万円を持って全国24場巡りに。

…さて、ようやく本編に入る。
3月5日(土)ボートレース常滑の「西田あいカップ」初日が終わり、
僕はお隣の半田市「サンポートホテル半田」で草鞋を脱いだ。

料金は1泊朝食付きで4,000円。
シングルベッドにユニットバス、Wi-Fi完備。
部屋は狭いが、何の文句もない。
近くの居酒屋で思い出に浸りながら酒を呑んだ。
心なしか「酢のもの」が多い事に気付く。
ご主人に理由を聞いてみると、半田はミツカングループのお膝元なんだとか。
また酢だけじゃなく、酒、八丁味噌、醤油の製造も盛ん。
店内のポスターには「いい味、かもしだす。半田」とある。納得。

翌朝、早いうちに宿周辺の散歩に出かけた。

<ミツカン本社ビル>

<ミツカンミュージアム壁の大きなロゴマーク:この日は臨時臨時休館、残念>

<特産の醸造品を運ぶために造られた運河沿いには黒板囲いの蔵が並ぶ>

<300年以上の歴史を誇る「中埜酒造」の博物館>

なるほど、半田はいい味を醸し出す町だ。
次の機会があれば、ゆっくり観光してみたいと思いつつ、
僕の足は、再び、常滑へと向かう。
この日は、初日に好成績を収めた選手を中心に張った。
正直、的中率は高かった。
しかし、配当が安かった。
やはり、白星は数より大きさである。
そして、ボートレースを心行くまで楽しんできた。

<全国ボートレース場B級グルメ大賞の名物・どて丼、旨かった>

<夕暮れの競争水面に描かれた航跡は美しかった>

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