佐賀県・唐津市にある「からつ競艇場」に於いて
SG競争「第32回 グランドチャンピオン」が開催されている。
本日(2022/06/26)優勝戦を迎えた。
年間9回のSG(スペシャルグレード)競争の中で、
上位進出を果たしたレーサーのみが出場資格を得られる本大会。
ゆえに“SGの中のSG”と言われる。
強者たちが集い繰り広げられた5日間の予選~準優勝戦を勝ち抜き、
最後の6ピットへ舳先を進めたのは、以下のメンバーになった。
1号艇:池田浩二(愛知)
2号艇:上平真二(広島)
3号艇:山口 剛(広島)
4号艇:中野次郎(東京)
5号艇:柳沢 一(愛知)
6号艇:赤岩善生(愛知)
順当なら「池田 VS 上平」だろう。
何しろ「池田」の1コース1着率は9割を超える。
単純に、10回走って9回以上勝っている計算。
予選初日のメインレースを制して勢いに乗り、
シリーズリーダーの地位を譲らずポールポジションを掴んだ。
片や「上平」にはエースモーター46号機が付いている。
こちらのモーター2連帯率は4.84。
10回走って半分は1着か2着になっている計算。
そのポテンシャルを遺憾なく発揮し、並み居る強敵を退けてきた。
しかも、2コースは得意なポジションである。
テクニシャンか、パワーファイターか。
柔の池田か、剛の上平か。
王道の逃げか、渾身の差しか。
そんな構図が成り立つのだ。
--- が、しかし--- 波乱の要素はある。
大外6号艇に陣取る「赤岩」が、内側のコースを捕りに行くと宣言。
平穏無事なスタート隊形にはならない。
そうなると、混戦になるかもしれない。
見どころ満載だが、まったく悩ましくて仕方がない。
優勝戦は、全員が1着を目指す戦い。
グラチャン王座の頂に立てるのは1人しかいない。
出走はこの後、午後4時40分頃。
ネットでも、TVでも生中継がある。
よろしかったら、是非、ご覧くださいませ。
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