つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

Tournament of the B, by the B, for the B.

2021年11月10日 23時09分09秒 | 賭けたり競ったり
                
すべての条件が備わること。
何もかも完全に備わること。
俗に「三拍子揃う」という。

スポーツにおけるそれは、
強靭なメンタルや平常心。
高いレベルのテクニック。
健康で充実した体、筋力。
心・技・体がバランスよく備わり、有機的に機能するのが大切とされる。

これが「競艇」になると四拍子。
心・技・体・機。
艇(ふね)の推進力を生むモーターが大変重要だ。



きのう(2021/11/09)、福井県・三国競艇場に於いて行われた、
開設68周年記念G1「北陸艇王決戦」優勝戦で「毒島 誠」が戴冠。
予選から土付かずの8連勝。
史上16回目のG1完全V。
離れ業を成し遂げた要因はレーサー有する三拍子だが、
今節相棒を組んだ「60号機」の後押しも大きかった。
(※モーターは節毎に抽選で割当てられ、自らが整備する)

優勝戦本番のスタート隊形は、スロー12364/ダッシュ5。
単騎カマシの5号艇が大外から踏み込んだが、
1号艇に乗り込んだ「毒島」はそれを上回るタイミング。
真っ先に1周1マークへ到達した時には、後続を突き放し、
60号機の伸びの凄みを見せつけ、影をも踏ませぬ逃走劇。

毒島の、毒島による、毒島のための大会となった。
おめでとう!

今回の優勝で賞金1000万円を加算し、年間賞金ランキングは8位に浮上。
1か月後の頂上決戦が視野に入る位置だ。
ゴールは、まだ、先にある。
                     

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