ほんの手すさび、手慰み。
不定期イラスト連載、第百二十一弾は「キャメロン・ディアス」。
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1972年8月30日、アメリカ・カリフォルニア州サンディエゴ出身。
キューバンアメリカ人の父。
チェロキー、イングランド、ドイツの血を引く母。
ハイブリッドの魔法が与えた美貌は少女時代から耳目を集め、
16歳でモデル・マネジメントと契約。
「リーバイス」、「カルバン・クライン」のモデルを務め、ティーン誌の表紙を飾り、
映画『マスク』のオーディションに合格して、ハリウッドへ。
1994年の事だ。
以降は、まさに飛ぶ鳥を堕とす勢い。
『フィーリング・ミネソタ』(1996)。
『ベスト・フレンズ・ウェディング』(1997)。
『メリーに首ったけ』(1998)。
『マルコヴィッチの穴』(1999)。
『チャーリーズ・エンジェル』シリーズ(2000/2003)。
『バニラ・スカイ』(2001)。
『ギャング・オブ・ニューヨーク』(2002)。
『クリスティーナの好きなコト』『マイノリティ・リポート』(2002)。
『イン・ハー・シューズ』(2005)。
『ホリデイ』(2006)。
『ナイト&デイ』(2010)。
『バッド・ティーチャー』(2011)。
・・・ざっと挙げただけでも、ヒット作のオンパレード。
20世紀末からの20年あまり「キャメロン・ディアス」は銀幕のスターだった。
聡明でシリアスな演技、鬼気迫る役もこなすが、
彼女の真骨頂はコメディエンヌだと思う。
特に“軽い邦題”が付いたそれは、タマラナクいい。
『メリーに首ったけ』。
『ベガスの恋に勝つルール』。
『ダメ男に復讐する方法』。
『恋愛だけじゃダメかしから?』。
これらは、下ネタ、セクシーシーン、お下品なおバカシーンが展開されハッピーエンド。
小難しく考えたり、ストーリー性を求めてはいけない。
ただドタバタラブコメ劇の中心にいる、美しく可愛い彼女に身を委ねればよい。
疲れた時の「キャメロン・ディアス」。
観終わる頃には、落ち込んだ気分が少しは解消しているだろう。
彼女がスポットライトの下を去り、5年近くが経つ(2019年現在)。
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