冷静に報道するようになってきたぞ。(^^)納得!!!+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
朝日新聞より:
http://www.asahi.com/national/update/0312/TKY200903120263.html
民主党・小沢代表の資金管理団体「陸山会」に違法な献金をしていたとされる準大手ゼネコン「西松建設」が、小沢氏が政権を離れた00年以降は、同代表の関係団体に社名を伏せる形でしか献金していないことが、分かった。以後、社名を明らかにしての政党の政治資金団体への献金は、小沢氏が党首だった自由党(当時)や民主党向けには全くしない一方、自民党には続けていた。
与党である自民への献金には社名を明かし、野党になった小沢代表の関係団体にはダミー団体を使って社名を隠す。代表の歩みなどの政治情勢をみつつ総額ではバランスをとる――そんな西松建設の献金ぶりが浮き彫りになった。
東京地検特捜部は小沢代表の公設第1秘書と陸山会の会計責任者を兼ねる大久保隆規容疑者(47)=政治資金規正法違反容疑で逮捕=が、00年ごろから、西松建設側と話し合ったうえでダミー団体を通じた献金額や配分を決めていたとみており、献金実態の推移と小沢事務所側との関係についても解明を進めている模様だ。
西松建設が小沢代表側への献金に使っていたとされる二つのダミー団体のうち一つの設立は95年だ。この年以降の複数の政治資金収支報告書を分析すると、同社は99年まで、自民党の政治資金団体である
「国民政治協会」に同社名で年間1208万~2106万円を献金。一方で、小沢代表が党首などを務めた新進党や自由党の政治資金団体「改革国民会議」にも毎年、同様に520万~1888万円を献金していた。
改革国民会議への献金額は98年までは1112万円が最高だったが、自由党が自民党との連立政権を組んで与党になった99年は1888万円に急増。それが00年に自由党が連立政権から離脱すると、自由党の改革国民会議や合併した民主党の政治資金団体「国民改革協議会」への社名を明かした献金はなくなった。