立憲民主党の小沢一郎衆院議員は11日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、埼玉県議会の自民党県議団が、子どもだけでの留守番などについて「放置」に当たるとして虐待と定める「虐待禁止条例」の改正案を撤回したことについて、コメントした。
自民党県議会の田村琢実団長が、取り下げの理由について自身の「言葉足らず」や「説明不足」を挙げたことをめぐり「足りないのは言葉ではなく、常識であり、社会感覚であり、基本的な能力。愚か者に権力を持たせたら大変なことになる。今回の件でそれを肝に銘じるべき。選んだのは埼玉県民」と厳しく指摘。有権者の意識にも問題提起をした。
自民党県議団が撤回を発表した10日の投稿では「世間知らずで勘違いの自惚れに権力を預けるとどうなるかの典型。やるべきことをやらず、やらなくていいこと、やってはいけないことばかりやる自民党。だが、選んだのは埼玉県民。選択の結果が跳ね返ってきている。だからこそ選挙は重要。惰性で自民党。その結論が国を滅ぼす」と投稿し、自民党の対応を批判した。
同条例案は当初、13日の本会議で採決され、可決される見通しだったが、条例案の中身が「非現実的」として県民から批判が殺到。自民党県議団が10日、記者会見して取り下げを表明した。
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