のーざんぷらんつ

庭のこと、ばらのこと、植物全般

タカネバラとオオタカネバラ

2013-07-23 | 原種・原種交配バラ



今日は快晴、真青な空に強い日射しが降り注ぎ、
セミがジージーとよく鳴いています。
部屋の中にいるとさらりとした冷たい空気が入ってきて
最高に気持ちのいい、夏の日です。

さて、庭では遅咲きのタカネバラが咲いてます。



赤シベタイプの方の地植えの株です。
そんなに大きくなることもなく、程良い大きさ。


いつも、蜂が来ていて虫に好まれています。



ガクが長くてとてもきれい。花びらが散った後のガクは風車みたい~


今日もポツポツと咲き、花期が長いです。


そして、春にお迎えしたオオタカネバラですが
細長いヒップが一つ、ついていました。それを切りとって育てていたところ、
枝の先端に蕾が一つき、そして今朝開花しました!


開き始めです。
きっと本来の花期ではないと思うので花も小さめなんだと思いますが、
ピンク色の濃い、黄色のシベが輝いている花が咲きました。
タカネに比べると花は一回り小さく、葯が花に比べて大きめです。
(咲き始めだからかな)



花びらの色はロサ・ペンデュリナに似ていてタカネに比べても濃い色です。
去年、自生地でみたオオタカネはもっと花びらが大きく、カップ咲きのように
ふんわりしていましたが、こちらはもっと小さい。
でも今年は花が見られないと思っていたので、突然のプレゼントをもらったようでうれしいです^^



お昼頃 次第に花びらが薄くなり、葯も小さくなり始めています。
来年は本来の花が見られるでしょうか、楽しみです^^

富良野のラベンダー

2013-07-22 | お散歩


日曜日の昨日、やはり富良野に行きたくなって、ドライブに出かけてきました。
今は一番のトップシーズン、ファーム富田に日中近づくのは時間の無駄ということで、
日中は北の国からで有名な麓郷を見て回り、五郎の最初の家、丸太小屋、石の家などを
見てきました。こちらの写真はネット上には掲載不可だそうです。


途中、富良野岳の山麓を走ります。
とても雄大な景色が広がって、気持ちも晴れ晴れ~

原始の森(べべルイ)というところで湧水を飲みました。
天然水は甘みがあって、ひんやりと冷たくてとっても美味しい~!!


美瑛に負けず劣らずの素敵な丘が広がります



ほどなくして、ファーム富田が経営する、ラベンダーイーストというとこにつきました。
こちらは、本家ファーム富田から少し離れた場所にあり、観光客もまばら。空いていました。


こちらでラベンダーソフトなどを頂きました。

そして、夕方、大型バスが引き払ったころを見計らって本家の方へ
よかった。すんなり駐車場にも入れました。


夕方の光が当たって、ラベンダーの色も濃くなりはじめとてもきれいです。


トラディショナルラベンダーコーナーの急斜面にあるラベンダー



ラベンダー横にはハマナスのお花畑



彩りの畑
去年とパッチ模様の配列の位置が変わっています。


見る角度によって色々な模様となり、どこも美しいですね~



カスミ草がメインで清潔感たっぷり



こちらは、スペアミントが手前にあって、清涼感たっぷり



やっぱりラベンダーが入るときれい~



どこもかしこも素敵~
観光客も収まりつつある時間帯でゆっくり散策できます。



富田家の敷地内に停まっていた車です。


ラベンダーも苗が売られています。


ラベンダー味のするラムネ。何かしらずっと食べてしまいます^^;



ドライフラワー舎に掲げられているクラフト
穴のあいているのはレンコンでしょうか!?


生のラベンダーを一束購入して、帰りの車に忍ばせて
香りを楽しみながら帰宅しました^^
今年のラベンダーもやはり素晴らしかったです。

ラベンダーチンキ作り

2013-07-20 | 2013夏



今日は天気もよく気温もぐ~んと上がってきました。
セミが近くで「ジ~ジ~」と低い声で地味に鳴いています。
これが精いっぱいの北国の夏なのかな~^^



我が家もご近所も庭先のラベンダーが見ごろを迎えています。
カラリとした空気に青い花が目に優しく、涼しげな印象を与えています。
富良野も今頃にぎわっているだろうな~・・・

さて、ミントさん直伝のラベンダーチンキなるものに挑戦してみました。
チンキって?ヨードチンキなら昔怪我したときに塗っていますが、
同じ意味かしら?
調べてみると・・・
「チンキ剤とは、生薬やハーブの成分をエタノール、またはエタノールと精製水の混合液に浸すことで作られる液状の製剤」
と出ていました^^

なるほど!!



早速、駐車場わきの砂利スペースに植えているラベンダーを刈り取ります。
このラベンダーは種まきで育てたものですが、肥料分のないところでも
立派に育ちました。




この位でいいでしょうか?
刻んで瓶に詰め、エタノールを注いてもう仕込み終了!



ミントさん、こんな感じでいいのでしょうか?
早くもラベンダーの香りで充満しています。
出来上がりは半年後。我が家は白一色の雪が一番深い頃です。
その頃にまたラベンダーの香りがかげるのですね。



そう考えると、とても楽しみです^^



ロサ・ムルチブラクティアータ

2013-07-19 | 原種・原種交配バラ


ロサ・ムルチブラクティアータ
(Rosa multibracteata Hemsley &Wilson、キンナモメア節、中国西部原産、1908年)


今年もだんまりで咲かないと思っていたロサ・ムルチブラクティアータが
いくつか蕾をつけて咲きました!開花は、天売島に行った日です。
遅咲き品種のようですね。



夜中に出発だったので暗闇の中、初めての花がしっかり咲いているのを発見し、
フラッシュをたいて写真をとりました。
きっと一日花だろうから、帰る頃まで花は残らず、もしかして見れないのかもと思いましたが、
ポツポツと咲いてくれました。



Multiは多くのという意味。
bracteata は苞(ほう)のあることを意味し、
苞(ほう)とは、植物用語の一つで、花や花序の基部にあって、
つぼみを包んでいる葉の意味だそうです。





本来は房咲品種なのですが、鉢植えで私の栽培技術がないために、一枝に一つずつしか蕾がつきませんでした。
でも、蕾のトゲがピンク色でとてもかわいい~^^



咲いてからもすぐに反り返ってしまいますが、この個性がとても可愛い~
香りは強くはなく、ほんのり甘い匂いがする程度です。


地植で大らかに育ててみたいバラですが、我が家にはそのスペースはありません。


百合ヶ原公園で去年、古い株を発見したのですが、
今年はその株を見つけられませんでした。
元気がなかったのでもう切られてしまったのかな~
残念で仕方ありません・・・・

原種は個性的でどれもかわいいです^^

夏の庭

2013-07-19 | 2013夏

ここ最近、暑さが一段落して過ごしやすい日々が続いています。
バラも一段落して、私の心もすっかり落ち着き始めました^^


外壁にセミが止まっているのを発見です。
でも、去年につづき鳴いてくれません。
北国の夏は静かなものです。



カタナンケ

触るとカサカサという音がして、まるでドライフラワーのような花です。
太陽に向かって一斉に咲いてきれいです。


こちらは白の方。
今年は種を取ってみようと思います。


アストランチャは変わらずに花をずっと咲かせてくれています。
いくつか庭に植えていますが、一番元気なのはやはり東側。
暑さに弱いので半日陰がいいのでしょう。



同じく東側花壇では、トリアシショウマが咲き出しました。
名前が少しグロイですが^^;


5/22
5月下旬の芽出しの頃の葉は最高にきれいです。



フェンス裏では、ノウティア・マセドニカが咲き出しました。
小さめの赤い松虫草の仲間の花で、花色が濃いので
アクセントにちょうどいいです。



岩の隙間に植えっぱなしになっているセダムがいつの間にか立派な花をつけていました。
私の家では黄色系が少ないのでとっても貴重です!!



大好きなヤナギランも花をつけはじめ、



エゾクガイソウが優雅に咲いて、風にゆらゆらと揺れています。
夏なんだなあ~とつくづく実感・・・・

そして、最初の写真のセミはしばらく外壁に止まっていましたが
なんとカラスが体当たりでセミをつかまえて、持っていってしまいました~@@
自然界のことだから仕方ないとはいえ、セミの青春はあったのでしょうか~
子供達には言えませんでした。