年末なので今年一年に見た番組の感想でも垂れ流してみようと思ってみた。
ぶっちゃけ、ネタ切れ&余暇時間がないんで間に合わせ。
内容にまとまりは一切なしです。
■ふしぎ星のふたご姫Gyu!
【OP】
日本アニメの最大の特徴は、OPEDの存在だと思ってます。
当たり前のように定着してしまってますけど、両方合わせて3分、番組の1割もの時間を割いてるこのシステムは、他国やドラマ、バラエティではありえません。
それだけに、私的にはアニメをわざわざ選択して見る以上、評価の基準の一つになってます。
で、「ふたご姫Gyu!」。
初めて新シリーズのオープニングを見たとき、思いっきり吹いた。
『失敗はサクセスのもと 分かってる!』
『お楽しみはここにもそこにも…!』
『自己新更新準備 それなりいいペース』
『ダメだしばっかりがっかり 時々あるけど』
『少しの勇気から始まるよ 物語』
なにこのやる気満々のOP。
前作の敗北を潔く認め(注:女児視聴率は「プリキュア」の三分の二、世帯別視聴率では「マイメロ」に負けてる)、
『勝つ』という決意をびしびしと感じます。
動画もありえないほど完璧すぎる。旧キャラの変更点と、新キャラの紹介が見事です。
…このOPを用意できた時点で、正直、勝負あったと思った。
【販促アイテム】
子供向け番組の生命線・玩具。
私がこの手の番組を面白いと思う理由の一つに、「玩具をいかにして売るかの工夫が楽しい」というのがあります。
時々「番組」のことを「作品」と呼ぶケースを見ますが、私はその呼び方は嫌いです。「商品」と呼べと。
結局利益を上げないといけないのですから、それに向かった工夫がないと物凄く薄っぺらに見えてしまいます。
例えばバラエティやドラマとか、何がやりたいのかさっぱり不明で、見ていてとてもつまらない。
「ああ、うん。とても面白い企画ですね。で、それはスポンサーの売り上げ面で何の役に立つの?」「他番組ではなく、この番組に出資する積極的な理由は?」と。
視聴率の高さとかだけなら、別にその番組を選ぶ理由にならないですしね…。
(余談ですが、大人向けの番組の方が、この手の商業的性質を隠そうとする傾向がある気がする。
例えば「カレーを売るアニメキャラ」CMは流れても、「車を売るドラマの登場人物」CMってほぼやらない。
子供のほうが切り分け出来ないんだから、本来、逆であるべきだと思うのですが…)
前置きが長くなりましたが、「ふたご姫Gyu!」の販促にかける熱意は素晴らしいの一言です。
「ダンスコンテスト」や「アクセサリーコンテスト」等々、盛り上げ体勢もばっちり。
第3クール以降、主力商品のハッピーベルンを「変身しなくても使える」ようにわざわざ変更かけたりと頑張りまくってる。
つうか、ハッピーベルンはとてもいい商品だとネタ抜きで思います。
前作のサニーロッドの欠陥(というかこの手の変身・魔法モノ全般の問題)である、「結局、ごっこ遊びにしか使えない」を見事にクリア。
ベルンを振ろう!ダンスを踊ろう!
「ファインごっこ」以外にも単品で楽しく遊べる、というのはかなり良い要素です。
(まぁ、やりすぎるとe-pitchの悪夢が見え隠れしますが)
ストーリーやキャラ性格上も合致してるし、この商品を考えた人には心から賞賛を送りたいです。
実際の売り上げ結果がどうだったのかは分かりませんが、こういうのには、是非売れて欲しいと思ってみた。
【ストーリー】
「来週の『水戸黄門』は、助さんと格さんがオックスフォードに留学。海外編の始まり始まり」
…それと同レベルの衝撃を受けた第1話。
既存キャラをばっさりと切り落とし、環境に適した新キャラを大量に投入して始まった学園編。
お姫様のほのぼの諸国漫遊記だった前作の影も形もありゃしねぇ。
賛否両論あるかとは思いますが(特にミルロやティオのファンにとっては)、個人的には以前の話よりも好きです。
何か以前のシリーズは「移動ばっかりしてた」イメージが強くて、どうにも…。
(てか、諸国漫遊ネタは「ナージャ」や「家なき子」という前例があったはずなのに…)
旧キャラを大量解雇したのも英断じゃないかと。
せっかく舞台が学園なのだし、昔馴染みで仲良しこよしやっててもつまらない。
現状は、かなり絶妙のバランスで話が進んで行ってると思います。
で、不満点。
随分と前にも書きましたが、新シリーズを見ての第一印象は「『アンの愛情』みたい」でした。
そんなわけで、ロイ・ガードナーに相当するキャラがいないのがちょっと物足りない。
要は、ファインorレインに懸想し、彼女自身も惹かれるような新キャラ。(ノーチェはナット、ファンゴはダンだと思うので除外)
基本的に恋愛ネタはそんなに好きではないのですが、元々「男を巡って殴りあうふたご」にときめいて視聴を始めたので、この番組に関しては結末が気になります。
まぁ、第二期になってそういう方面の話は進める気が無いようですけど…。
でも全般的には概ね満足。
ラストバトル等々、落としどころが全く見えてませんが、どうするつもりなのか結構楽しみ。
来年度以降の話は聞きませんが、存続が決まってることを祈ります…。
…以上。オチも結論もないまま終わってみた。
ぶっちゃけ、ネタ切れ&余暇時間がないんで間に合わせ。
内容にまとまりは一切なしです。
■ふしぎ星のふたご姫Gyu!
【OP】
日本アニメの最大の特徴は、OPEDの存在だと思ってます。
当たり前のように定着してしまってますけど、両方合わせて3分、番組の1割もの時間を割いてるこのシステムは、他国やドラマ、バラエティではありえません。
それだけに、私的にはアニメをわざわざ選択して見る以上、評価の基準の一つになってます。
で、「ふたご姫Gyu!」。
初めて新シリーズのオープニングを見たとき、思いっきり吹いた。
『失敗はサクセスのもと 分かってる!』
『お楽しみはここにもそこにも…!』
『自己新更新準備 それなりいいペース』
『ダメだしばっかりがっかり 時々あるけど』
『少しの勇気から始まるよ 物語』
なにこのやる気満々のOP。
前作の敗北を潔く認め(注:女児視聴率は「プリキュア」の三分の二、世帯別視聴率では「マイメロ」に負けてる)、
『勝つ』という決意をびしびしと感じます。
動画もありえないほど完璧すぎる。旧キャラの変更点と、新キャラの紹介が見事です。
…このOPを用意できた時点で、正直、勝負あったと思った。
【販促アイテム】
子供向け番組の生命線・玩具。
私がこの手の番組を面白いと思う理由の一つに、「玩具をいかにして売るかの工夫が楽しい」というのがあります。
時々「番組」のことを「作品」と呼ぶケースを見ますが、私はその呼び方は嫌いです。「商品」と呼べと。
結局利益を上げないといけないのですから、それに向かった工夫がないと物凄く薄っぺらに見えてしまいます。
例えばバラエティやドラマとか、何がやりたいのかさっぱり不明で、見ていてとてもつまらない。
「ああ、うん。とても面白い企画ですね。で、それはスポンサーの売り上げ面で何の役に立つの?」「他番組ではなく、この番組に出資する積極的な理由は?」と。
視聴率の高さとかだけなら、別にその番組を選ぶ理由にならないですしね…。
(余談ですが、大人向けの番組の方が、この手の商業的性質を隠そうとする傾向がある気がする。
例えば「カレーを売るアニメキャラ」CMは流れても、「車を売るドラマの登場人物」CMってほぼやらない。
子供のほうが切り分け出来ないんだから、本来、逆であるべきだと思うのですが…)
前置きが長くなりましたが、「ふたご姫Gyu!」の販促にかける熱意は素晴らしいの一言です。
「ダンスコンテスト」や「アクセサリーコンテスト」等々、盛り上げ体勢もばっちり。
第3クール以降、主力商品のハッピーベルンを「変身しなくても使える」ようにわざわざ変更かけたりと頑張りまくってる。
つうか、ハッピーベルンはとてもいい商品だとネタ抜きで思います。
前作のサニーロッドの欠陥(というかこの手の変身・魔法モノ全般の問題)である、「結局、ごっこ遊びにしか使えない」を見事にクリア。
ベルンを振ろう!ダンスを踊ろう!
「ファインごっこ」以外にも単品で楽しく遊べる、というのはかなり良い要素です。
(まぁ、やりすぎるとe-pitchの悪夢が見え隠れしますが)
ストーリーやキャラ性格上も合致してるし、この商品を考えた人には心から賞賛を送りたいです。
実際の売り上げ結果がどうだったのかは分かりませんが、こういうのには、是非売れて欲しいと思ってみた。
【ストーリー】
「来週の『水戸黄門』は、助さんと格さんがオックスフォードに留学。海外編の始まり始まり」
…それと同レベルの衝撃を受けた第1話。
既存キャラをばっさりと切り落とし、環境に適した新キャラを大量に投入して始まった学園編。
お姫様のほのぼの諸国漫遊記だった前作の影も形もありゃしねぇ。
賛否両論あるかとは思いますが(特にミルロやティオのファンにとっては)、個人的には以前の話よりも好きです。
何か以前のシリーズは「移動ばっかりしてた」イメージが強くて、どうにも…。
(てか、諸国漫遊ネタは「ナージャ」や「家なき子」という前例があったはずなのに…)
旧キャラを大量解雇したのも英断じゃないかと。
せっかく舞台が学園なのだし、昔馴染みで仲良しこよしやっててもつまらない。
現状は、かなり絶妙のバランスで話が進んで行ってると思います。
で、不満点。
随分と前にも書きましたが、新シリーズを見ての第一印象は「『アンの愛情』みたい」でした。
そんなわけで、ロイ・ガードナーに相当するキャラがいないのがちょっと物足りない。
要は、ファインorレインに懸想し、彼女自身も惹かれるような新キャラ。(ノーチェはナット、ファンゴはダンだと思うので除外)
基本的に恋愛ネタはそんなに好きではないのですが、元々「男を巡って殴りあうふたご」にときめいて視聴を始めたので、この番組に関しては結末が気になります。
まぁ、第二期になってそういう方面の話は進める気が無いようですけど…。
でも全般的には概ね満足。
ラストバトル等々、落としどころが全く見えてませんが、どうするつもりなのか結構楽しみ。
来年度以降の話は聞きませんが、存続が決まってることを祈ります…。
…以上。オチも結論もないまま終わってみた。