このかぶり部分は、染み出しで全滅でした。あと2週間もすれば登れるでしょう。
お墓参りの帰省をかね、一年ぶりに本匠に行ってきました。予想通り、下流側のどっ被りのルートは染み出しで上流側はなんとか登れ
る状況でした。
やはり、最近の豪雨の影響を考えてのことからか、来ているパーティーは3パーティー。この時期にしては珍しく少ないものでした。
替わって、水遊びできている人の多きこと。駐車場が一杯になるほどでした。
この時は、まばらだった人がどんどん増えていって・・・
この日は、竹田のGさんと9時に現地で待ち合わせ、二人でのクライミングです。
アップで3本登った後、「思えば遠くへ来たもんだ」11dに取り付きましたが、核心部で気になって下を見ると、子供が真下で泳いでい
るはないですか。岩が欠けて下に落としたら大変なことになる。そう思うとクライミングどころではなく、セルフビレイをとって、やり
過ごし、1テンでぬけました。
みなさん。本匠で夏場に登るときは下を確認しましょう。いくら安定したエリアとはいえ、何があるか分かりません。特に、石灰岩は
欠けやすいので注意が必要です。
その後、時間と共に水浴び客が多くなったこともあって、集中力は低下。昼過ぎから猪鹿エリアに移動することに。
このエリア、車から取り付きまでアプローチは5分程度なんですが、着いたときには、あまりの暑さで登る気も失せ、先に来ていた福岡
のパーティーと共に川で遊ぶことにしました。手ごろな壁を見つけ、水の中から取り付くウォーターソロクライミングをしましたが、こ
れが結構楽しめました。何しろ、やばくなったら飛び込めばいいのですから。ただし、飛び降りるときの高度と水深の見極めが必要です
が。足が水底に着いたら怪我の基です。
発想は跳びますが、水の中での涼を楽しむ中で、意外と沢登りも面白いかもしれないと感じたところです。実は、沢やさん達に沢登り
を勧められたりするのですが、どうも沢は怖く、かつ、水から上がったときの脱力感がいやで未だに敬遠しているのです。
ひとしきり、川の中で過ごした後、猪鹿エリアに戻って、11bぐらいのルートを登った後は水遊びの疲れでぐったりとなり、明日からの
大崩での開拓を考えて早仕舞いとしました。
ところが、車に戻ると開拓メンバーの一人から明日から崩れるとの予報メールが来ており、様子を見ようかと思っているところへ、も
う一人のメンバー、沢Gさんから行けなくなったとの連絡。敵前逃亡を謀られてしまいました。
結局、開拓は天候が気になり延期としました。
そういうわけで、土曜日はオフ。そして、日曜日に日向神に行くことにしました。
8月16日(日)
沢Gさん、M本さんと日向神弁財天エリアへ。
この日は、K1さん、T長女史。フェニックス5人。たみさん御一同7人と大盛況。みなさん、それぞれ楽しんでいるようでした。私はと
いうと5本登りましたが、あまりの暑さで「善秋君のおかげですIII 」11bのOSがせいぜいで、そのとなりの「日曜日の使者」12aを
狙って来たのにもかかわらず、取り付く気にもなりませんでした。
「善秋君のおかげですIII 」は、長く持久系のルートですが、要所〃で休めるし、核心部ではやり直しが利くので登りやすいルートです
。下部エリアではお勧めの一本です。