天と地の間

クライミングに関する記録です。

本匠 「井上タワー」

2010年12月06日 | フェース
大分の松岡PAで福岡から来た沢Gさんと合流し、本匠へ。
トンネルを越えたあたりで何かイベントをしている。いやな予感が的中した。
マラソン大会をしている。3、5、10k、ハーフの種目が開催されている。参加人数もかなりのものだ。

悪いことに往き帰りのランナーが2車線とも走っているために追い越せず、しばらくランナーの後をとろとろと走る羽目になった。これが
井上タワーまでほぼ続いた。30分はロスしただろうか。
井上タワーの所定の駐車場に着くとかなりの車。前夜、大分のクラブが本匠で忘年会をするという情報が入ったので変更も考えたが他に
狙っているルートも無いため、予定通り井上タワーに行くことにした。
上部エリアに行くと意外と来ている人が少ない。幸いにもほとんどが下部エリアで登っているようである。


我々のほかはこの3人。
手前はスタンドストーンさん。

アップを2本登った後、公開プロジェクトだった「ドロマイト」13aが登られたというので取り付くことにした。
このドロマイト、「三四郎」12aの途中から派生するバリエーションである。「三四郎」から別れ右にトラバースして直登するが、その直
登の部分がいかにもホールドが乏しそうである。

取り付くと、やはり直登部分から急に悪くなってきた。テンションを入れムーブを解決しながら最後のプロテクションにヌンチャクを掛け
たが、冬とは思えぬ日差しに汗をかき、滑ってきたために下りて休むことにした。


終了点直下の私。

一方、久方ぶりの石灰岩の沢Gさん、左のルートの終了点でクリップに苦労している。余分な力が入りすぎているようだ。

昼食後、2度目のトライ。
トラバースまではノーテンで通過したが、直登にかかる地点でテンション。まだムーブが固まっていない。ムーブを固定化しようとドテン
ションで一手ずつ伸ばしてなんとか終了点までつなげることが出来たが、落とすにはカチ系の持久力がかなり要りそうだ。次回、来たらま
たトライしようと思うが、その時はまたムーブを忘れて最初から組み立て直しなのだろう。

コメント
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