天と地の間

クライミングに関する記録です。

初登り

2013年01月03日 | フェース
年末年始は、例年であれば冬山に入るが、このところ、相方が怪我をしたり、パートナーがいなかったりで行けてない。今年も同じ
状況。かといって、以前のように一人で冬壁に取り付く気概はもう持ち合わせていない。
というわけで、今年はおとなしく地元に残ることにした。しかし、これが悪かった。31日には深夜まで飲み、1日は実家に帰り、年始
回りでまた飲み、胃が荒れた。

2,3日は、熊本の古氏、しのぶさんと本匠で一緒に登る予定。この体調じゃあいかんだろうということで、ほろよい気分のまま、自転
車を駆って、近くのぽかぽか温泉に汗を出しに行く。ここでサウナに3、4度ほど入り、さっぱりして帰ったのは良いが、猛烈にのど
が渇いてしまい、またビール。
最近、自分でも何をやっているのかわからなくなってきた。

2日は切り株エリアへ
アップ1本を登った後、「春雷」を登ろうとヌンチャク掛けに行ったが、どうも体の動きが怪しい。
体調の良いはずがない。どテンションでやっとのことで終了点まで這い上がる。


なんとか核心を越えたが・・・

一方、「夢の彼方」をねらっているしのぶさんは、ミウラの初おろしで挑むも、核心部で苦労している。無理もない。背が低い人には
核心部は遠く、厳しい箇所。それでもミウラ効果か、ずいぶんと足捌きが良くなっている。そして、古氏、何年かぶりに「しらしんけん
」に取り付き、2便めで完登。見事なものだ。「春雷」も苦もなく登るだろう。
肝心の私は、2便目もさして変わらず、テンション掛けまくりで終了点へ。手がかじかみ、動きも悪いのもあるが、やはり、力不足を
再認識させられた。

3日 神社エリア、前高エリアへ

神社エリアは実質、2回目。残っているルートは12cのルート。
それに取り付こうかと思ったが、昨日の疲れが残っている上、肩の状態が芳しくない。で、二人が取り付いた12-のルートをレピート
しようと取り付いたが、気温3度では�拙んでいる感覚が乏しく、また、登った記憶がまるでない。粘りに粘って、どうにかレピートでき
たが、腕の張りが激しい。今日はこの1本で終わった感がある。


神社エリア。12-のルートにトライ中のしのぶさん。


前高エリア。12-にトライ中の私。

この後、隣の前高エリアに移動して、12-のルートに所見で取り付いたが、核心部でテンション。カチをひろって行くだけで、さしてム
ーブは難しくはないのだが、いかんせん、持久力がなさ過ぎる。
足りないところは十分すぎるほどわかっている。パワー、持久力ともにない。
もっかの課題は、肩の故障を直すことか。でなければ、トレーニングもままならないし、肝心の本番で力を出せない。しばらく、クライ
ミングから遠ざかったほうが良いのだろうが、筋力低下も心配。ジレンマだ。

2,3日ともに、成果はさっぱりだったが、二人のおかげで追い込めた。粘れるのも、追い込めるのも相手のがんばりが励みになってこそ。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする