天と地の間

クライミングに関する記録です。

本匠 「井上タワー」

2012年02月18日 | フェース
昨年痛めた肩がかんばしくなく、人口壁に行っても1時間程度でお茶を濁し、ここ一月あまりは行くこともない。せめて、週末は岩だ
けは触っておこうと、先月から井上タワーへ通いだした。
ここには狙っているルートがある。ドロマイトである。ドロマイトは昨年手を付けた。しかし、核心のムーブは肩にかなりの負担が
かかるために3ヶ月に1回とか半年に1回というスパンでしか取り付いていない。当然、ムーブを忘れ、また最初から組みたて直すと
いう極めて非効率なことになってしまい、長引いている。



一月前、久しぶりに井上タワーに行くと、熊本の古君が来ていてドロマイトに取り付いていた。これまでドロマイトに取り付いてい
た人を見たことが無い。ちょうど良い機会。ルート取りでも見ておこうと、漠然と見ていたら、私が使っていないガバホールドを使
っている。私は「え?それあり?」と聞くと「みんな使っているはずです。」という。「あ、そう。」皆が使っているホールドを使
わない手は無い。私がやっていた直登ルートはあっさり放棄し、彼の後に登らせてもらった。すると、あっさりつながった。そのム
ーブで13aなら私がやっていたムーブは13b以上はあることになる。私には難しいはずである。直登しなければ肩を酷使しない。そう
なると、久しぶりに落とそうという意欲が出てきた。


終了点は近いのだが・・・

その後、1テンで抜けるようにすぐになったため、そうはかからないだろうと内心では思っていたのであるが、甘かった。ここへきて、
集中して登っていないツケがきた。持久力がないのである。回復力はまだ落ちている。本気トライは一本がせいぜい。

今日は寒気が入りかなり冷え込むとの予想。昼からのほうが無難だろうということで、12時に現地で達さんと待ち合わせることにする。
井上タワーに行くと、薄日すら差していない。気温は4度。風が終始通り抜け、体感温度は下がる。いくら手のひら多汗症の私といえ
ども、ちと寒すぎる。アップを2本登ったが、指先の感覚が無い。やめようかとも考えたが、とりあえずトレーニングと割り切り登る
ことにした。
チョークバックにカイロを入れ、指を暖めながら登るも、上がるにつれて岩に冷やされ、ますます感覚が無くなる。核心のカチには届
いたが力の入れ具合がうまくつかめず、テンション。下りてしばらくしてから、手のひらを見ると薄っすらと汗がにじんでいる。体が
温まったゆえだろうが、なんという体質だろう。暖かくなる時期が思いやられる。いくら寒く、手がかじかもうとも、ぬめった手で登
るよりははるかに良い。贅沢は言っていられない。
明日は日曜日。今日よりも気温が上がり風もおさまりそうだ。しかし、ビレイヤーがいない。このところ、ビレイヤーの確保が核心と
なっている。人口壁に行けばいっぱい人がいるのだが。

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2 コメント

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Unknown (ちゃこま(*・ω・)ノ)
2012-02-21 00:48:50
84師匠ー(◎-◎;)
体調、悪いんですかぁー?
大丈夫ですか?(´・ω・`)
最近、ちょくちょく通ってますが。
水曜日に大洲行けてなくて…

ビレイヤー確保(・ω・)
やる気は、有るんですが…技術がですね( -_-)

頑張ります。(笑)
返信する
Unknown (84)
2012-02-21 08:46:28
ちゃこまさんへ
良くないなりにやってるけど、人口壁は控えてます。
そろそろ行こうかと思っていますが。行く折には連絡入れます。
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