3月がスタートした今日。横浜は暖かな一日でした。
そんな、うらうらとした温もりに背を向け・・・厳寒の地シベリアへ?
ではございません
ほら、あの頑固に固いカステラの間に、これまた頑固な餡が
サンドされて、お砂糖がジャリジャリしているシベリア。
食べ物の好き嫌いがほとんどない私ですが、このシベリア。
食べなくてもよい(笑)リストに入っています。
でもね、ふんわりカステラに 水羊羹がサンドされている
素敵なシベリアが、横浜にあるんですよ。
一切れが大きい。マグカップと並べてみました。
柔らかなカステラと水羊羹のコラボ。いけてますよ
このいけてるシベリア、野毛のコティベーカリーで売っています。
よくある懐かしい下町のパン屋さん。
小さなお店は、3人も入るとラッシュ状態です。
JRや地下鉄の桜木町からすぐですが、私たちは横浜駅から
ぶらぶらとお散歩
なんてったって<街あるき>ですからぁ
あのお花見の記事で書いた掃部山(かもんやま)から
野毛の方へ向かう通りが、音楽通り。
県立音楽堂が掃部山にあるのでつけられた名前ですが・・・
この通り。限りなく下町です
音楽といっても、クラシックじゃなく、演歌が似合うような。
お店は、そんな音楽通りに面しています。
アンドーナツとジャムパンを袋に入れてもらっている間に
レジにいたお店の奥さんの指が写っています。
雑誌やTVで紹介された名物店ですが、ご主人も奥様も
感じの良いかたたちでしたよ。
下町のパン屋さんですが、場所柄か(MMの近くだし)
けっして安くはないし、パンのお味も昔っぽい素朴なお味です。
でもね、ちょっと素っ気のない甘食をいただきながら思いました。
↓
お味より、懐かしさを買うお店かも・・・と。
そうそう、なぜシベリアというのかお店のHPに載っていますが
こんなに柔らかで甘いシベリアから 私が連想するのは
雪がとけ、初夏の日ざしが降り注ぐ、シベリアの大地です。
あ~、近くの村にいるだろう、マーニャやナターシャに
シベリアと言う名の、このパンを食べてもらったら
どんな感想を言うのでしょうか?
きっと、水羊羹(あんこ)に驚くでしょうねぇ