先日、晩白柚の砂糖漬け(ザボン漬けの晩白柚版)を作りました。
この1月から新規の講座を立ち上げる為、連日多忙な日々を送る中、
まさに「忙中閑あり」と云うか心の休め処と云うかで、時として何かを
作り上げることをしてしまいます。
昨年12月に店子さんから頂戴した晩白柚、年の明けた1月末が
食べ頃と云われておりましたので1/30に美味しく戴きました。
甘くてとてもジューシーでした。
皮を剥いたワタが気になり、ザボンの仲間ならザボン漬けが出来るのではと
早速検索して見ましたら、晩白柚の砂糖漬けのレシピがたくさん投稿されて
おりました。
レシピは大まかは同じですが微妙な違いもありますのでそれぞれ読んでみて
頭に入れ、寄せ集めと云いますか私なりに作ってみることにしました。
外皮を薄く剥ぎ、これは文旦のマーマレード作りで手慣れたものですから
きれいに剥ぎとり、白いワタを10分程煮て水に晒し、また10分程煮て今度は
水に酢を加え2、30分ほど晒すことを2回繰り返し苦味剥き。
一寸かじってみたら全く苦味が無かったので大丈夫と安心。
後はワタの身を崩さぬようにしっかりと搾り、ペーパーで押えて更に水気を
取り、ワタ量(外皮を剝いだ後に計っておきました)と同量より少し控えめの
砂糖、果汁を少量入れてくたくたにならない様に火加減に気を付けて水気が
飛ぶまで木べらで崩れないようにしてかき混ぜ煮ました。
最後にグラニュー糖適量とワタをポリ袋に入れフリフリ。
その後は、オーブンの鉄板にクッキングシートを敷いて並べて乾燥。
1/31 室外干しは嫌なので、室内干し。
室内乾燥法を調べてみて色々やってみました。
エアコンの暖房と空気清浄機近くで乾燥。
少し水分が出て来ますので、クッキングシートを入れ替えました。
時々キッチンペーパーを押し当てたりして水分抜けを確認。
乾燥によりグラニュー糖が浸み込んでしまうので追加振りかけ。
煮るときに砂糖を控えにしておいて正解でした。
1/31 窓越しに太陽のもと天日干し。
陽が落ちてからは電子レンジ数秒かけてみました。
2/1 室内干し。程よく乾燥してちょっと痩せております。
2/1の夜 硝子瓶に詰めました。
ほど良い甘さと適した乾燥。
まったく水気は感じなく程よい歯応え。
初めて作ったとは思えぬ出来栄えです。
ビギナーズラックかもしれませんが。
もうすぐ、春を告げる文旦が届きそうですので、文旦のワタでも
出来るとありましたから挑戦してみます。
でも、文旦は苦味がきつそうな予感がします。できるかな~
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