近くのドラックストアの植栽です。
ベニカナメモチの根元一帯、16センチくらいの苗?がにょきにょきといくつもーー。
ガガイモです。
夏には、群がるように花が咲き、いい香りを放っていたガガイモ。
よく見れば花もかわいく好きでした。
どうしてもガガイモの種のケースが見たくて、見守っていたのに、
全く種が実るのにお目にかかったことはありませんでした。
日本神話に出てくる小さな神様のスクナビコナは、
ガガイモの殻の舟に乗ってくるという美しい描写があって、
ぜひ、その種の殻を見てみたいものだと…・・・ずーっと思ってきたのです。
でも、種もできないのにどうして殖える??
この苗?はみんな根っこで繋がっているのです。
みごとなネットワークですね!
こんな植物は、身近にもあって、ヤブガラシがそうです。
困りものと敬遠される方も多いのでしょうが、
アゲハチョウと花のコラボは、日本画にも描かれていて素敵です。
それはさておき、雨がなく乾燥した冬の日が多く、ショボクレているガガイモ君、
刈られても刈られても、また夏には花を咲かせてくれるのでしょう。
でも、一度くらいは、種を作って。