12月2日。神楽坂、セッションハウスへ平田友子さんのコンテンポラリーダンス公演を見に行きました。
「ユーカリ」は、友子さん手掛ける「わらふ鯨」の集大成ともいえるものです。
開演前から少しずつ姿を現わしてきた木は、いよいよ明るさの中に立ち上っています。
語りかけ、祈りのように舞台をめぐる姿態。
ユーカリの葉の一枚一枚にまで、祈りは宿っていくと。
ユーカリの木は兄。
60分間を踊りきった妹は遥かな菩薩のようです。
木の魂は祈りの中に昇華したと思いました。
一つの舞台を仕上げていくパワー、すごいです。
友子さん、おめでとうございます。
新たなる旅を期待しています。
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