世田谷美術館で、「青山二郎の眼」展が開かれています。すぴかさんのページなどで、拝見していますと、まさに青山二郎ワールドが全開という感じで、これは、ぜひ行ってみなければと心がわきたちます。
青山二郎といえば、白洲正子さんの著書にもよく登場する、白洲さんの師匠のような方。
そして、以前に読んだあの本の装丁の絵も確か、青山二郎だった・・・と思い出しました。それが、左の本。たしかに青山二郎の絵でした。
『晴れのち曇、
所により大雨』ー回想の石川 淳
石川 活
妻なればこそ分かる作家の意外な素顔。交流のあった作家達もたくさん登場していて・・・そのエピソードもユニーク。
『時雨の記』などで知られる中里恒子さんとの話も、おもしろく、作品の背景を窺い知ることが出来るような・・・。石川 活さんのエッセイは、青山二郎の絵にまけず劣らぬ、楽しめるものでした。 (1993年 11月 筑摩書房刊)
ありがとうございます。「青山二郎の眼」展TB
させていただきました。私も白洲正子さんの
「いまなぜ青山二郎なのか」という青山二郎装丁
の本買ったばかりです。ブログ(7/28)にも
かきました。
今まであまり関心なかった青山二郎がすっかり
入り込んできました。また何かあったら教えてくださいね。
『時雨の記』は好きな本です。『晴れ後曇り、所により大雨』も読もうっと。
ステキな本を教えていただいて、読みたくもなりましたが、
欲しくもなりました。
文庫本ばかり読んでいてはいけませんね。
装丁家の山本美智代さんが、手元に置いておきたいと
思ってくれるような本を作りたいとおっしゃっていたことを
思い出しました
いつもたくさんの情報をありがとうございます。
花丸図への情熱もすごい!そのパワーに刺激されます。
「青山二郎の眼」展も行ってみなくては。
たまたま家にあった本は、なにか大皿の絵にでもしたら素敵というような感じでした。私もTBさせていただきますね。
せっかくサロンのような”青山学園”に入ろうと思っていたのに、夫の石川淳にうっかり、「ジイちゃんて、一本筋が通っていて、なかなか魅力のある人ねえ」と、言ったばかりに・・・男の嫉妬もなまなかな物ではないと思い知ったーーと書いています。
京さんのブログは、”華”があって素敵です。取材精神と行動力、見習いたい!
たこさんの大判写真、いつもため息をついて見せていただいています。迫力があり、美しくてすきです。
石川活さんの本は、本当におもしろいです。いろいろな作家も登場していて。お薦めです。
たこさんのお読みになっている本も、おもしろそうですね!