「カラマツの下の花畑」・・・・♪

軽井沢での子供時代に作った落葉松の下の花畑ーー心は今も~!「草花」「99歳の軽井沢物語」「葛西スケッチブック」ほか。  

ツグミ

2008-02-09 | 葛西スケッチブック

今年は、ツグミが姿を見せない。
毎年、たった一羽でやってくる。この住宅の庭では、よくムクドリに混じってエサをついばんでいた。が、単独のことも多かった。チョンチョンチョン、と跳んでツツツと走る特徴のある歩き方だ。
何年か前には、2羽でやってきた。だが、このところはずっと一羽で来ている。
その孤独な自らを養う姿に、ひそかに感動していたのだった。
「ほら、ツグミをみてごらん。野生の動物たちはみんな孤高を生きているのに」・・・と、人間たちの自立のなさを語る材料にしていたから、姿が見えないと困るのだ。

先日、近くの梅の木公園に行ったとき、ツグミを見つけた。やはり一羽だった。
ああ、こっちに来ていたのかと喜んだ。が、よく見るとあのツグミではなかった。

そういえば、最近はムクドリたちもどこかへ移動したのか、姿をあまり見せない。
ツグミも、彼らに混じって、何処かで元気にエサをついばんでいてくれればいいのだが。

 さて、ツグミのおひとり様的な行動から、渡りの時もたったひとりで??・・・
・・・と、いささかお節介な心配をしてしまう。
だいじょうぶ。渡りの時期だけは、みな集まってきて、大軍団で行動するのだそうだ。渡りが済めば、現地解散。また個々で行動するという。帰る時期も同じように集まって、群れをなして渡る。 なんだか安心した。

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