友人からのお便りは、デュフィのポストカード。
「ブリジストン美術館で、これを見つけたとき、Rさんを思い出してーー。
ちょっと変わったデュフイでしょう?」と。
何気なく言った、ずっと前の一言を覚えていてくださっていた。
ありがとうございます。
「本当。色遣いが違う」と思ったら、
”ポワレの服を着たモデルたち・1923年の競馬場”
ですって。なるほどね。
そういえば、蛙さんからいただいた、立原道造のヒアシンスハウスの絵葉書にも
呼び覚まされる記憶があった。
夢みたものは 一つの幸福
ねがったものは ひとつの愛
山なみのあちらにも しづかな村がある
明るい日曜日の 青い空がある
「夢みたものは・・・」より
まだ、立原道造の名も知らなかった高1の頃、他の高校に進んだ友の手紙にあった詩だーー
「あなたにだって、そんな夢みる頃はあったんですよ! 今では、〇〇××××~▼×▼」
きみまろさんに言われそうだ。
そして、発売された切手シリーズには、岸田劉生の「切通しの写生」のデザイン。
遥か昔この図柄で、代々木の切通し近くに引っ越した先輩夫妻の転居通知を作った。
すっかりご無沙汰してしまったHさんに、葉書を書こう。もちろん、切通しの切手を貼る。
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