「カラマツの下の花畑」・・・・♪

軽井沢での子供時代に作った落葉松の下の花畑ーー心は今も~!「草花」「99歳の軽井沢物語」「葛西スケッチブック」ほか。  

一枚の絵ハガキから~

2025-02-08 | ルピナス♪ノート
2年続けて喪中ハガキを出すことになり用意していたところ、
突然のプリンター故障。日も迫っていたので、年が明けて
から寒中見舞いを出しました。

そして友人からの絵葉書にはーー、

   

 ”ポルトガル学科を卒業して、
  ついにポルトガルに移住した人の作品です。”ーーと。

高橋文平さんの、ポルトガルの街中、建物の画でとても素敵。
ネットで調べてみると、たくさんの雰囲気のあるスケッチが。

ポルトガルと言えば、
『モラエスの絵葉書 書簡』の分厚い本を思い出した。
モラエスは、
”ポルトガルの総領事を務めた後、徳島で余生を過ごした文学者。
本には、明治43年~昭和4年に至る20年間、ポルトガルの妹へ宛
てた609通に及ぶ絵葉書簡他が収められている。

      

そうだ、ポルトガルと言えば、確か壇一雄もーーと、思い出した。
彼の住んだ漁師町には昔「壇一雄通り」があったという。

さて、若き日石神井公園に住んだ夫は、街を歩いていると、本屋の
主人によく話しかけられたという。

「壇さんはよくどてら姿で歩いていたものですが、最近は見かけま
せんねえ」
が、自転車に乗って買い物に行く壇夫人の姿はよく見かけたそうだ。

それからーー
遥か昔のこと、町中を歩いていると、どこからか流れてきた女性の唄声
に心惹かれた。
意味も解らない全く知らない外国語の唄で、心に沁みる不思議な感覚
だったのだが・・・。
後に、それは、ポルトガルの民族音楽「ファド」で、アマリアロドリ
ゲスのうたう「暗いはしけ」であることを知った。

一枚のポストカードから、ポルトガルへの心の旅をしたような気分。





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