「カラマツの下の花畑」・・・・♪

軽井沢での子供時代に作った落葉松の下の花畑ーー心は今も~!「草花」「99歳の軽井沢物語」「葛西スケッチブック」ほか。  

 詩人・林佐知子 高井戸図書館 連続講座 

2025-02-26 | 日常の小さな喜び&こころ便り
今回のテーマは「スタート」。いろいろな「スタート」に出会う季節です。
わくわくする気持ち、落ち着かない気持ちなど思い思いの言葉で表現してみませんか?
※テーマは「自由なテーマ」でもかまいません。

第1回目 原稿用紙の書き方、詩の書き方、名詩の紹介などの講義
第2回目 詩を書いてきていただき、発表・講評

日時 : 1回目 令和 7年 3月 2日(日)午後2時~3時 
     2回目 令和 7年 3月 16日(日)午後2時~3時30分

講師 : 林 佐知子氏

会場 : 高井戸図書館 2階 多目的ホール
対象 : 中学生以上 
定員 : 7名(申込順)※両日参加できる方
申込 : 電話または直接、高井戸図書館へお申込みください。
問合せ先 : 高井戸図書館(高井戸東1-28-1 電話03-3290-3456)

            
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大風がくれたもの

2025-02-13 | いとしき草花たち
朝から吹き飛ばされそうな風。
いつものように公園散歩にゆくべく
1Fでエレベーターを降りると、
待っていた上の階へ行く女性が
「すごい風ですよ。私なんか、飛ばされないように
電信柱にしがみついたくらい~」と笑った。
案の定建物のすぐ側はビル風で吹き飛ばされそう。
公園の中では大風が吹き荒れて、グラウンドの砂を巻き上げ、
クスノキの枝は吹きちぎれそう。

     

こんな風の日だから、カリン落ちていないかな。
カリンの木の梢におおきなカリンが4~5個なっていたのだが、
徐々に落ち、割られ、今は中くらいのものが2個のこっている。
あのカリンの実が落ちるときに遭遇したいな
そう思っていたのだがーーー
公園の端まで来て見上げた梢に2個のカリンの実はなかった(!)
下には、二個の実が鎮座ましましてーー。
かなり高い所から落ちたのに、砕けてはいない。

「こんな場面に遭遇したかったのよ~~♪」
夢?が実現!!?
すぐに拾い上げて、あと一つは木の根元へそっと置いてきた。

手の中から、甘い香りが立ち上る。


~~琴は静かに鳴りいだすだろう~♪

思わず重吉のこんな一行がうかんできた。

”大風がくれたもの”ーー
我が狭き部屋の空気を時々甘やかに揺らすもの。

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一枚の絵ハガキから~

2025-02-08 | ルピナス♪ノート
2年続けて喪中ハガキを出すことになり用意していたところ、
突然のプリンター故障。日も迫っていたので、年が明けて
から寒中見舞いを出しました。

そして友人からの絵葉書にはーー、

   

 ”ポルトガル学科を卒業して、
  ついにポルトガルに移住した人の作品です。”ーーと。

高橋文平さんの、ポルトガルの街中、建物の画でとても素敵。
ネットで調べてみると、たくさんの雰囲気のあるスケッチが。

ポルトガルと言えば、
『モラエスの絵葉書 書簡』の分厚い本を思い出した。
モラエスは、
”ポルトガルの総領事を務めた後、徳島で余生を過ごした文学者。
本には、明治43年~昭和4年に至る20年間、ポルトガルの妹へ宛
てた609通に及ぶ絵葉書簡他が収められている。

      

そうだ、ポルトガルと言えば、確か壇一雄もーーと、思い出した。
彼の住んだ漁師町には昔「壇一雄通り」があったという。

さて、若き日石神井公園に住んだ夫は、街を歩いていると、本屋の
主人によく話しかけられたという。

「壇さんはよくどてら姿で歩いていたものですが、最近は見かけま
せんねえ」
が、自転車に乗って買い物に行く壇夫人の姿はよく見かけたそうだ。

それからーー
遥か昔のこと、町中を歩いていると、どこからか流れてきた女性の唄声
に心惹かれた。
意味も解らない全く知らない外国語の唄で、心に沁みる不思議な感覚
だったのだが・・・。
後に、それは、ポルトガルの民族音楽「ファド」で、アマリアロドリ
ゲスのうたう「暗いはしけ」であることを知った。

一枚のポストカードから、ポルトガルへの心の旅をしたような気分。





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