ヒマヒマノキ ~歩いて、見て、楽しんで~

庭園・街の花、まつり・名所。いろいろな出会いを,その時々の想いを交えて、皆様にお届けします。

紅葉を訪ねて ~都立殿ヶ谷戸庭園の紅葉~

2021-11-26 | 公園・庭園・名所

殿ヶ谷戸庭園を訪ねました。祝日の23日です。

殿ヶ谷戸庭園は、かつては三菱財閥の岩崎家の別邸庭園

でしたが、東京都がこれを買い取り整備の上、1979年

(昭和54年)4月に開園された都立公園です。

 

    

庭園は、武蔵野の自然の地形を利用した「回遊式林泉庭園」で、

イロハモミジ・モッコク・赤松などの樹々や、山野草からなる

日本庭園です。秋の紅葉の美しさで知られています。

 

必ずしも必要ではなかったのですが、「予約をお薦めします」

HPに出ていましたので、事前予約をして行きました。

次々と入園者が来ましたが、混雑というほどではありませんでした。

 

モミジは池の周囲がとりわけ美しく、それを眺めようと、

茶室(紅葉亭)は人であふれます。

 

この日は晴れてはいましたが、訪ねた時間は、雲がかかり、

陽光がモミジを照らし出すまでにはなりませんでした。

ちょっと残念でした。

それでも静かな秋の風情を楽しむことが出来ました

 

芝の緑と松の緑との対比が美しい「大芝生」の周囲のモミジも

見事なものがあります。

池の周りの紅葉に比べると、まだ見頃ではないような感じも

しましたが、なかなかの風情でした。

下から2枚目の写真ですが、萩の黄色のトンネルと、モミジの赤。

まさに日本庭園ならではの光景です。

 

モミジの中で、実をつけていたのはセンリョウです。

黄色の実をつけるのは、キミノセンリョウと呼ばれる

そうですが、これがそうかもしれません。

 

枯れた感じで実をつけていたのは、サンザシでした。

こうした野草が庭園の秋をつくりあげるのも、日本庭園

ならではですね。

コメント (4)
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