ヒマヒマノキ ~歩いて、見て、楽しんで~

庭園・街の花、まつり・名所。いろいろな出会いを,その時々の想いを交えて、皆様にお届けします。

ワクチンどうしましたか ~クチナシ・モッコク・キンカン・ボタンクサギなど:地域の花や実~ 

2021-06-28 | 散歩

最近知りあいに出会うと、「ワクチンもう打ちました?」が

挨拶代わりになってます。

「まだ1回もしてないんですよ」と答えると、

決まって「えー、まだやってないの」と驚かれます。

別に様子を見ようと思っているわけでなく、受けようと思った

病院の「空いている日」が、たまたま7月しかなかったんです。

 

知り合いから接種の体験談を聞くと、ほとんどの人が「1回目は

ちょっと肩が重い感じで上がらなかったけど、翌日には治りました。

2回目も特別のことはなかったですよ」との話。

もちろん、知り合いのほとんどは、同世代の高齢者ですが、

どの人も冗談のつもりで「若い人と違って、高齢者は”抵抗力”が

なくなってるから、何とも感じないんだね」と言います。

 

でも、スポーツマンのある知人は、「何ともないというのも

ちょっと寂しいね」と笑っていました。

若さを自負している人からすれば、確かに、

「あなたはもう若くはありません」というありがたくない

お墨付きをもらうようなものですね。(笑)

 

梅雨の晴れ間をぬって、地域を歩いてみました。

草木の写真を少し撮りためましたので紹介します。

ジキタリスとアガパンサスがコラボしていました。

たまたま一緒に植えられたようですが、面白い取り合わせです。

 

カシワバアジサイがいい雰囲気でした。

 

ヒメヒオウギズイセンも今が盛りですね。

オレンジ色の花が優しく咲いていました。

 

ヤエクチナシと書かれていました。

クチナシも今が盛りなんですね。

 

モッコクが小さい花を、木全体に咲かせていました。

 

甘い匂いがするのでしょうね。

アブが花の蜜を集めに飛び回っていました。

たまたま庭の草木を手入れしていた方がおられたので、

花木の名前をお聞きしましたら、「キンカンですよ。

去年はたくさん実がなったんですよ。」とのこと。

今年も楽しみにしておられるようです。

 

このムクゲは、ピンクの花をつけています。

これからずっと咲き続けるでしょうね。

 

ボタンクサギです。

もともとは栽培種だったのではないかと思いますが、野生化して

いるようです。

綺麗な花をつけていますが、葉をもむと臭い匂いがするとか。

ちょっと名前が気の毒のように思います。

 

キイチゴでしょう。どんな色のイチゴになるのか。

時々見に行きたいです。

 

ナツツバキの実もだいぶ膨らんできました。

 

上はサザンカ。下はボケです。

それぞれに赤くなってきています。

 

たぶんユズだと思っていますが、もっと大きくなって

黄色く色づいていくと思っているんですがー。

 

通りかかるたびに、これは何の花かと思って見ていました。

花はガクアジサイのようで、葉は切れ込んでいます。しかも黄緑です。

花の写真が素敵なhisuinetさんが教えてくださいました。

これは、黄金葉の一重のカシワバアジサイだそうです。

ありがとうございました。

 

これからも写真を整理しながら、ブログにしていきたいと思います。

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ヤマブキにも実がなるんです ~ヤブミョウガ・タイワンニンジンボク・シロヤマブキ・ムラサキシキブなど:牧野記念庭園~

2021-06-25 | 公園・庭園・名所

練馬区に「牧野記念庭園」があります。

    

この庭園は、世界的な植物学者牧野富太郎博士が、

1957年(昭和32年)に亡くなるまでの30年間住んでいた

居宅の跡地に、開園された庭園です。

 

庭園が整備されて開園したのは1958年(昭和33年)。

よく手入れされた園内には、パンフレットによれば

300種以上の草木が植えられています。

 

今は山野草や花木の花は一段落のようでしたが、それでも

訪れた日は、こんな花が見られました。

まずあじさいです。

特別に変わったあじさいではないようですが、下から撮ってみた

1枚は、面白い模様の花弁でした。

その下の赤い萼(がく)のあじさいには、「べにがく」という

名札が出ていました。

 

アカンサス(ハアザミ)とミズヒキです。

アカンサスは明治末から大正にかけて日本に入って

きたようですね。

 

ヤブミョウガではないかと思います。

白い花は、一日花とか。次々と咲くようです。

 

オオバギボウシですね。

 

タイワンニンジンボクというそうです。

この木と花は、初めて見ました。

 

赤黒い実をつけている上の写真の木は、シロヤマブキだそうです。

手入れをしていた造園の職人さんが教えてくれました。

シロヤマブキは花びらは4枚。葉は対生。

黄色のヤマブキの色違いのシロバナヤマブキは花びらは5枚。

葉は互生で、属が違うようです。

ところで、黄色のヤマブキにも実がなるんだそうですね。

実がつかないのはヤエヤマブキとか。

今頃になって知って、恥ずかしいです。

 

上の4枚は、ムラサキシキブと出ていました。

これも初めて見ました。

この緑色の実(つぼみではないと思います)が秋に紫色に

なっていくのだろうと思います。

 

イイギリ(飯桐)の大木に実がついていました。

だいぶ木の上の方でしたので、ぼけてしまいました。

 

これ何だろうかと思って撮った写真です。

グーグル検索しましたら、エゴノネコアシと出てきました。

エゴノネコアシというのは、花ではなくて、エゴノキの芽が

エゴノネコアシアブラムシに食われて変形し、虫こぶ様のもの

ができたものとか。中には虫がいるそうです。

果たして、これがその虫こぶなんでしょうか。

 

牧野記念庭園はかつて練馬区に住んでいたときに、

一度行ったような記憶がありますが、相当以前のことです。

こんな草木が見られるとは思ってもみませんでした。

秋の時期も楽しみな庭園です。

 

 

 

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昭和の匂い ~石神井公園ふるさと文化館~

2021-06-21 | 散歩

梅雨空を見上げると、とこどころどんよりした雲が出ています。

出かけた先で雨に降られるのも心配です。

展示施設なら何とかなりそうです。

思い立ったのは、今年初めに行った「石神井公園ふるさと文化館」

です。日曜日に行ってみました。

確か常設展には、昭和の暮らしが展示されていたはずでした。

雨が降らないことを祈りながら、文化館を目指しました。

というのも、またまた傘を持って出るのを忘れたからです。

我ながら、さすがにこの物忘れぶりには、ぎくりとなりました。

 

私が「昭和」に魅かれるのは、なつかしい生活の匂いがある

からです。

文化館1階に展示されているこの親子の人形のような雰囲気を

感じることが一番の理由なのかもしれません。

 

展示されている部屋や家具は、セットがきれいな分、新しいものに

感じますが、昭和30年代末くらいのイメージでしょうか。

この中には、使った記憶があるものもあります。

洗濯機についているハンドルは、洗った衣類を絞るものでした。

 

この写真は、ふるさと文化館ではなく、上野の下町民俗資料館の

展示室の風景です。より当時の雰囲気が出ていると思います。

 

この生活道具類は、府中市の郷土の森博物館に展示されていたものです。

初期の頃のテレビ、あんかなど本当に懐かしいです。

 

文化館の展示フロアに掲示されていた昭和38年頃の物価です。

ビールが大瓶115円。映画が201円。うーん。

ところが、なんと卵は10個で245円。今と変わらないですね。

高価な食品だったんですね。

 

タバコ屋、中華そば屋。

中華そば屋さんは、しょっちゅう行くところではありませんでした。

ラーメンは、ごちそうでした。

 

確かダイハツミゼット。3輪の車でした。

さりげなく置かれたゴミ箱がとても懐かしいです。

 

この写真は下町民俗資料館の展示施設ですが、番台は座ってみたい

ところでした(笑)。籠も覚えています。

 

交番はこんなだったかどうか。記憶がありません。

 

当時の西武線の石神井公園駅のパネルです。

小さな駅舎だったんですね。

お父さんに傘をもって出迎え。雨の日は確かにそうした光景が

ありました。

 

昭和、特に前半くらいまでは、時間がゆっくり過ぎていた

ような気がします。

父や母、兄弟を思い出します。決して豊かではありません

でしたが、家族のつながりがあったように思います。

そこに時代の郷愁を感じるのかもしれません。

 

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免疫力をアップさせて散歩です ~アガパンサス、ウズアジサイ、ノウゼンカズラ、ストケシアなど~

2021-06-18 | 散歩

知人から宅配便が届きました。

時折、家庭菜園で収穫したものを送ってくれます。

中に玉ねぎがどっさり。

 

玉ねぎの出来がちょっと悪くて、大きなラッキョウみたいです、

と知人が言ってましたがー。

どうして、どうして。

むいてみましたら、なかなかの美形ではありませんか。

玉ねぎは、血液サラサラの健康食品。

いつもながら、健康を気遣ってくれる知人には感謝です。

 

免疫力がアップした気分になったところで、ぶらぶら散歩です。

 

アガパンサスです。以前見たときには、蕾が少しづつ開きはじめて

いましたが、ご覧の通りの見事さです。

 

こちらの花壇では、白いアガパンサスが花を咲かせていました。

 

ゼフィランサスと名札がありました。サフランモドキと言われる

種類でしょう。

 

多くのブロガーさんが、今アジサイを紹介しています。

その中にあった「ウズアジサイ」がとても面白く感じられました。

その花を通りに見つけました。

一度実際に見たかったアジサイでしたので、うれしくなりました。

 

コオニユリです。いつも散歩する通り沿いに咲いていました。

これまで、気づかずにいたようです。

オニユリとの違いは、ムカゴがついているかどうかが見分けの

ポイントだそうです。

ムカゴがついているのがオニユリ。ついていないのがコオニユリ。

(さざんかさん、いつもありがとうございます。)

 

 

ノウゼンカズラが咲き出しました。

ノウゼンカズラは、ほほを膨らませて、何かを叫んでいるように

見えるので、つい笑ってしまいます。

これから「ラッパ」が大きく膨らんでいくはずです。

 

ムクゲもこれから咲き続ける花ですね。

 

ストケシアですね。青い花は心が安らぐ感じがしますね。

 

モナルダ(タイマツバナ)と思います。

 

これは、たぶんヘメロカリスというのではないでしょうか。

 

ワクチン接種が進んできているようですが、まだまだ

注意しながらの生活が続きそうです。

 

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たまの雨宿りも悪くはないですね ~昭和記念公園:モミジバスズカケノキ・スカシユリ・オオバギボウシ~

2021-06-14 | 公園・庭園・名所

今月初めのブログ(6・4)で、花びら(総苞片)が

5枚のどくだみの写真を紹介しました。

その後、何気なくネットを見ていましたら、

五弁のどくだみを見つけると「幸運」が訪れるとか。

つまり「幸運のどくだみ」なんだそうです。

もっとも、四葉のクローバーのような可愛らしさは

ないですがー(笑)。

何かいいことがあるかも。我ながら単純です。

 

昨日(6・13)、再開した「昭和記念公園」に、久しぶりに

でかけてみました。

出かけるときに、ちょっと天気が気になったんですが、

曇っていても空は明るい感じです。

今日は雨は降らない、傘もいらないと勝手に決めて、いざ公園へ。

 

午後でした。西立川口のゲートをくぐると、すぐ前が池です。

思ったよりも入園者は少ない感じです。

 

ゲートを入ると、すぐ左手にスカシユリが咲いていました。

黄色とオレンジ色のユリです。

スカシユリをカメラに収めたあと、タイサンボクの花を見ようと、

池の端を回り、ゆっくり進んでいきました。

すると、ぽつ、ぽつとほんの少しの雨粒が。

気にしない、大丈夫。妙に自信がありました。

 

道のわきには、別のピンクのユリも咲いています。

草木の緑がしっとりとした雰囲気でいい感じです。

久しぶりに公園に来て、よかったと思いました

でも依然として、ぽつ、ぽつきています。

 

     

池の東端に来たあたりで、何と雨粒が大きくなってきました。

すぐに止むだろうと決めてかかりましたが、傘がないので、

これでは濡れてしまいます。

仕方なく大きな木の下で、しばし雨宿りです。

ついてないな。

小やみになってきたのですが、先に行ってまた降られる

かもしれません。とうとう諦めて、引き返すことにしました。

 

何気なく、雨宿りしていた樹を見上げると、実がついていました。

樹木に掲げられている案内板をみると、モミジバスズカケノキ

とあります。

 

アメリカスズカケノキなどを総称して、プラタナスというらしい

ですね。

今の時期に実をつけて、秋にピンポン玉くらいの大きさになって

熟すようです。

たまの雨宿りも悪くないですね。

おかげで、スズカケノキの実を見ることができたわけですから。

 

ゲートに引き返す途中で、オオバギボウシ、カシワバアジサイ、

ガクアジサイにも出会いました。

 

ゲートを出たところで、通りのトチノキの実にも出会いました。

どうやら、五弁のどくだみが小さな幸せをもたらしてくれた

ようです。感謝です。

 

 

 

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暑さに負けてはいられません ~地域散歩:クチナシ・キョウチクトウ・アガパンサス・ユリなど~

2021-06-10 | 散歩

私は、ものをどこに置いたか、とにかく忘れます。

我ながら、探し物をエネルギーにして生きてるんじゃないかと

思うくらいです。

もちろん、自慢できる話ではありません。

おまけにここ数日の暑さです。ぼうっとしてます。

でも、例のワクチン注射は、来月の予約をしっかり取りましたから、

判断するほうの力は、まだ何とかなっていると思うんですがー。

 

効果があるという新しい認知症薬が開発されて、希望の光が

さしてきましたが、できれば薬のお世話にならないのが一番です。

そのためにも、外歩きは足の筋力を維持してくれますし、

脳の活性化にもなります。

 

この際、テンプレートも新しくして、ブログの書き方も写真を

先にして、コメントは後に変えてみることにしました。

力んではみたものの、とりあえず中身はいつもの散歩です。

           ・・・・・・・・・・・・・

目を凝らしていたつもりでも、これまで見落としていたようです。

ナツツバキにも実がついていました。

 

ヤマボウシも花びら(総苞)が落ちて、実がでています。

これが赤く熟して、食べられるそうですが、果たしてどんな味なのか。

 

近くの小さな児童遊園に、咲いていました。クチナシです。

ここは、梅など立ち木が多くなっていて、子どもが遊ぶには

ちょっと無理のようです

いっそ花木園にでも変更して、いろいろ植えた方がと思うのですがー。

 

すみません、いつも勝手に写真を撮らせていただいています。

家の前のこの花は、キョウチクトウのようです。

 

同じお宅です。お庭にちらっと見えている黄色の花は、

ワスレグサ科の花でしょうか、ユリ科の花でしょうか。

 

お隣では、フェンス際のアガパンサスが蕾を開き始めていました。

このお宅の方が、中の庭にも植えてるんですよ、とおっしゃって

いました。

全部で10数本。いずれ見事な姿が見られそうです。

 

ちょうどユリが盛りになってきているようでした。

あちこちのお宅の庭に咲いているユリですが、こうしてみると

色や形、実にさまざまです。

 

上の2枚の写真ですが、ピンクも赤もどちらもアストロメリアでしょう。

 

これは、横に張り出していて、ちょっとわかりにくいんですが、

ラベンダーのように見えるんです。違いますか。

でもラベンダーといえば涼しいところの花です。うーん。

忘れられても、自分で頑張って咲いているようで、

応援したくなります。

 

バラです。夏の陽にもよく映えます。

さて、次回はどこか再開した公園を探してみたいと思ってます。

 

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ぶらぶら歩きは時の運 ~地域散歩:ボケ・カリン・ナナカマド・ハナミズキなどの実~

2021-06-06 | 散歩

最近、休園していた公園や植物園の中に、再開するところが

出てきました。

散策できるところが増えるのはうれしいのですが、入園には

ネット予約が必要というところもあります。

別に難しい手順ではなさそうですので、予約しようと思えば

もちろんできそうです。

ただ、どちらかというと、その日の気分で、歩きの先を決める

ほうです。

つまり、いい加減なんです(笑)。

アクセスがよほど悪そうならともかく、「予約」となると、

それに縛られてしまうようで、つい億劫に感じてしまいます。

行ってみて、新しい発見があるか、うーん残念となるか、

ぶらぶら歩きは、いつも時の運といったところです。

 

ここ1週間ほど、散歩コースで出会う花木の実の写真を

撮っていました。

これまで、花の実というと秋という感覚でした。

でも、当然ながら、少しづつ大きくなったり、

熟したりしていきます。

今の時期に、実がついていておかしくないわけです。

花ばかり考えて、見ようとしていなかったんですね。

 

ボケです。

黄緑色の実がだんだん赤くなっていくそうですが、何となく

日焼けしているような感じでした。

ウメエダシャクガ(尺取り虫の成虫)が飛び回っていました。

これはカリンです。いつのまにか大きくなっていました。

秋になると紅葉がきれいなナナカマド。まだこんな実です。

通りを彩っていたハナミズキにも、たくさんの実がついています。

これは、エゴノキのはずですが、ちょっと遠くから撮りました

ので、よく映せませんでした。

これは、キンカンではないでしょうか。

グミの赤い実がきれいでした。

これはサザンカと思います。

ひょっとしてツバキかもしれないと近づきましたが、

もしもチャドクガがいたら大変です。そっと離れました(笑)。

トサミズキはこんな実をつけるんですね。初めて見ました。

たぶんユズと思うんですが、大きくなるのが楽しみです。

梅の実のはずです。通りの木に、少しだけ実がなっていました。

2月から3月はあれほど花を愛でるのに、実となると、あまり関心を

持たなくなります。

身勝手と言われそうです。

秋に紅葉を迎えるまで、ときどきは実の成長を見てみたいと思います。

 

ところで、2・3日前、いつもの散歩コースのお宅の庭に、

アガパンサスの蕾がふくらんでいました。もうそんな時期なんですね。

こちらの開花も楽しみです。

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どくだみは薬草なんですが ~地域散歩~

2021-06-04 | 散歩

先日久しぶりに学生時代の同期生に電話しました。

この友人とは、5年ぶりの会話です。

いつしか体の話になり、友人は、足の具合が悪くなってからは、

出歩く機会が少なくなったと言っていました。

自分たちの年を考えると、体が何とかなるうちにまた会えないものか、

それが共通の思いでした。

コロナ禍によって、いろいろな場面での人と人との関りが薄らいで

います。

直接相対して話す。バーチャルなつながりではなく、

温もりを感じるつながり。

人と人との関係はそうしたつながりの上に成り立っているように

思えてなりません。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

友人との会話を思い出しながら、近くを少しぶらぶらです。

道端のいたるところに白い花を咲かせているのは、どくだみです。

どくたみは、別名に「十薬」と言われます。

どくだみが好きという人はあまり聞きませんが、昔から薬草として

使われていたものですね。

かつてテレビで、「ハトムギ、玄米、月見草♪」と、健康茶のCM

ソングが流れていましたが、そのなかにどくだみも入っていました。

今も原材料の一つとして入っているようです。

それなのに、草花としてほとんど見向きもされないのは、独特の臭いが

ありますし、名前のせいもあるからかもしれません。

どくだみの花は、中心の黄色い円柱(花穂)が本来の花で、花弁に

見える十字のものは、葉っぱが変形した総苞です。

総苞をよくみると、同じ長さの十字の形と、縦が長い十字の形の

ものと、二通りのパターンがある感じです。

皆4枚なのかと思って目を凝らしましたら、総苞が3枚のもの

がありました。形から見て最初から3枚だったように思うのですがー。

他には、5枚のものがありました。

うーん、これは出来損ないの感じです。

日陰で、控えめに生きているどくだみに敬意を表するかのように

ヘビイチゴが赤い実をつけていました。

今回は地味な内容を、最後まで見ていただきまして、

ありがとうございました。

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明るさを取り戻したいです ~地域の花:ガクアジサイ、ビヨウヤナギ、ナツツバキなど~

2021-06-01 | 散歩

「ワクチン注射、もうしたの?」

最近は知人に会うと、ワクチン注射は済んだか、予約は

どうなっているかが、挨拶がわりになっています。

5月31日現在で、医療従事者と高齢者をあわせると、

約980万人が、1回または2回のワクチン注射をうけている

そうです。

メディアでワクチンの接種状況の報道が繰り返される

ようになったせいか、何となく落ち着きを感じるように

なりました。

コロナ禍が収束する兆しは、まだ見えてはいませんが、

明るい光を感じるようになるのはいいことと思います。

 

先日子どもから、こんなカラフルなソーメンが送られて

きました。

それぞれの色は、人口着色料ではなく、野菜(かぼちゃ・

・とまと・しそ・おくら・かぼす)や果物(うめ)で色付け

してあるんだそうです。

見て楽しむのも美味しさのうちです。ごちそうさま。

 

少々元気を取り戻したところで、近くを散歩して撮った花の

写真を整理してみました。

夏が近くなると、花も少なくなっているようです。

草花は、アジサイが盛りです。

ガクアジサイの花(ガク)が赤くきれいです。

八重咲のような花(ガク)をつけているものもありました。

どうしてどうして、西洋アジサイに負けていないようです。

今は花がなくなっていましたが、これはキイチゴの花と思いました。

どうでしょうか。

これも今は萎んでしまいましたが、ゼフィランサスですね。

キンシバイもきれいです。黄色は幸せ色ですので、大好きです。

キンシバイに負けじと咲いているのは、ビヨウヤナギですね。

これも黄色い花です。

青紫の花は、あちこちでよく見るメドウセージです。

花木を見ると、サンゴジュの花が頑張っていました。

ナツツバキも随分花をつけています。

これはバイカウツギではないかと思うのですが、全体に赤みがかって

しまったのはカメラのせいかもしれません。

花菖蒲を見に行きたいのですが、休園したりで、撮りにいけません。

でも、あちらこちらの公園や水族館などで、再開するところが

でてきています。

明るさが取り戻されてくるといいですね。

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