ヒマヒマノキ ~歩いて、見て、楽しんで~

庭園・街の花、まつり・名所。いろいろな出会いを,その時々の想いを交えて、皆様にお届けします。

河津桜に誘われて ~航空公園・石神井・柳瀬川~

2021-02-27 | 散歩
河津桜がきれいに咲いています。
身近なところを探して、写真に収めてみました。

今月初めごろは、まだほとんど蕾だった航空公園の河津桜です。
ところが、行ってみましたら、既に葉桜状態でした。
このところの暖かい陽気のせいでしょうね。







石神井公園駅北側の河津桜は初めてみました。
河津桜は、駅の改札を出て北側、歩いて数分の通り沿いにありました。



何年か前、道路が拡張整備された際に、歩道に植えられたようです。
だいぶ花が散りかけていました。
近くの建物は小学校です。



子どもたちも、この桜を見ながら登下校していたのでしょう。
大人になった時、きっとこの桜を思い出すでしょうね。









東所沢と清瀬の境目を流れるあたりの柳瀬川の河津桜です。
ここはちょうど見ごろを迎えていました。







柳瀬川には結構野鳥が飛んでくるようです。
写真のメジロの他、何種類かの鳥を目にしました。









桜を見ていると、少しでいいから、軽く飲みたくなります。
唐揚げとかスナックとか。つまみを食べたくなります。
なぜなんでしょうね。
3月に入ってからのソメイヨシノの本番があるにもかかわらずです。

桜の下でちょっと飲りたい、日本人のDNAがそうさせるんでしょうか。
青空で気持ちがいい日よりでしたが、少し肌寒かったですし、
次回に見送ることにしました。

3月から4月にかけての、ソメイヨシノの本番はもうすぐですから。


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キバナセツブンソウなどいろいろ咲き出していました ~所沢:多聞院~

2021-02-23 | 散歩
3週間ほど前にお参りした所沢の毘沙門様に、
またお願いしてきました。
どうぞ、皆幸せでありますように。



身代わり寅はお堂の周りにびっしりです。
お参りした方の思いが、一つ一つに込められて
いるんでしょうね。



ところでこの毘沙門様がおられる多聞院ですが、
由緒のあるお寺なのに、気さくというか実に面白いお寺です。

お地蔵様などいろいろな石像があるんですが、
この奉加帳を手にした石像は、果たしてお地蔵様なんでしょうか。
こわもての顔は、鬼の顔ですしー。
よく見ると、右肩に止まっているのは、どう見てもフクロウか
ミミズクのよう。



すました顔の傘地蔵は、おとぎ話の世界です。
足元にあるのは、米・白菜・大根・さつまいも。
もちろん、みな石のつくりものです。





そういえば入口にあったポストは、御影石でできてる
みたいです。本物のポストではありません。



脇にある水道の蛇口は、フクロウです。
近くに大きな蓮の鉢がありましたから、実際に水が出る
かもしれません。



境内を回ってみると、前回行ったときは見なかった花が
咲いているのに気づきました。
キバナセツブンソウのようです。初めて見ました。



同じ黄色ですが、あちこち顔を出している福寿草とは
あきらかに違っています。



この6枚の花弁をつけた青い花は何でしょうか。
雪割草なんでしょうか。



ジンチョウゲの仲間です。
沈丁花に似ていますが、30~40センチ程度の高さで、花のつき方が違う感じです。
オニシバリだそうです。




これもジンチョウゲの仲間です。2m近くありました。
上の花とよく似ています。どちらもオニシバリなのでしょうか。



前回見落としていた花木もありました。
馬酔木(アセビ)、山茱萸(サンシュユ)、ミツマタ。







クリスマスローズは、足元に隠れるように咲いていました。
これも気づきませんでした。
えっ、クリスマスローズ!。仏様はお心が広いですね。





ここ数日の暖かさで、沈丁花のツボミが開きだした
みたいです。
白っぽい蕾の方はまだのようです。





春は少しづつ近づいてきていますね。
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春を告げる花たち ~府中市:郷土の森博物館~

2021-02-19 | 散歩
前回アップした写真ですが、本当に見事ですね。
とりわけ、枝垂れ梅が印象に残っています。





郷土の森博物館の園内には、復元の建物がならんでいます。



その中の一つの建物に、お雛様が並べられていました。
年代を感じさせるひな人形です。
きっとたくさんの子たちの成長を見守ってきたこと
と思います。

      

この飾り方は、男雛が右で、女雛が左です。
関西のほうのものだったのかもしれませんね。

      

園内を回っていると、梅の木の下のほうに黄色い花が顔を
出していました。



福寿草ですね。あちらこちらに花を咲かせていました。



福寿草だけではありませんでした。
春を告げる花たちが、他にもありました。
何だろうかと、思わずつぶやいたところ、
脇から「芝桜じゃない。これって。」という声がしました。





この黄色い花はクロッカスのようでした。



この青い花。小さくて可愛いんです。
「オオイヌノフグリ」ではないかと思うのですがー。
普段は気にも留めない花ですが、春を告げる花なんですね。



あまりにも当たり前の花、タンポポ。
これも春を告げる花なんですね。
暖かさに誘われて、ついつい目覚めてしまったようです。





このあたりでは、水仙は役目を果たして、見納めなんでしょうね。
「もう今年は終わりにします」と、声が聞えてくるようです。



山茱萸(さんしゅゆ)が枝一杯に、花をつけています。



秋には赤い実と紅葉が楽しめるそうですが、まだ見たことが
ありません。
ちょっと気が早いですが、今年の秋には、見てみたいと思います。



見たかったマンサクの花です。黄色とオレンジ色の2種類が
ありました。これはそのうちの黄色のほうです。



これも秋には紅葉するそうですが、どんな感じになるのでしょうか。



春の兆しを感じると言っても、まだまだ寒い日があったり,暖かく
なったりの日々が続きます。

でも、そうした日々があるからこそ、自然の移ろいを感じ取ることが
できるように思います。
そこに味わう感動が、私たちを幸せにしてくれているように思います。
これからも幸せ探しをしていきたいですね。
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梅は三分咲きも素敵です ~府中市:郷土の森博物館~

2021-02-17 | 散歩
梅は、春の訪れを感じさせてくれる花ですね。
開花時期や咲き具合は、同じ地域でも場所によって
違っていたりするようです。

サクラのように、満開の一瞬を楽しむというより、
一輪また一輪と、ゆっくり開花していく風情を楽しむ
もののようです。
梅の花の、三分咲き・五分咲き・満開などがあまり強く
意識されないのも、そのせいかもしれません。

東京の多摩地区では、府中市の郷土の森博物館の梅園が
名所の一つです。



広い園内には60種1,100本の梅の木があるのだそうです。
その中でも、中央の復元建築物群の一角にある梅は、
比較的開花が進んでいるようでした。



ベンチに座りながら、子どもにもらったバレンタインチョコ
を取り出して、もぐもぐ。
早速スマホで子どもに送信。
大宰府の「飛梅」でなく、スマホの「飛びチョコ」です。



園内の梅は様々な光景を見せてくれていました。











ふと足元を見ると、マンホールの蓋が。
さすが府中市。蓋の図柄も梅でした。



梅も青空によく映えます。
実にいろいろ品種があるんですね。









梅の木には、白加賀とか鹿児島紅と品種名が出ています。
その中に「野梅」(やばい)の名がありました。
野生の原種に近い梅なのだそうですが、初めて知りました。





でも最初に頭に浮かんだのは、出川さんの「やばいよ、やばいよ。」
(テレビ東京)
すぐ傍にいた他の方も笑っていましたので、同じように
思ったみたいです。

ところで、梅の花は、こんもりと小枝に密集して咲きます。
花のアップの写真がなかなかうまく撮れないのは、そのせいかも。
技量がないので余計にそう感じます(笑)。





返って三分咲きとか、蕾と花が適度についているほうが、
撮りやすいです。





光に透かして見る梅もいいものです。
この博物館の梅は、来月初めごろまでまだまだ楽しめそうです。
(次回に続く)












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身代わり寅、ロウバイ、水仙、福寿草 ~所沢:多聞院~

2021-02-12 | 散歩
先日、所沢の多聞院を訪ねました。
創建は、1696年(元禄9年)。

ここは、以前関越道の三芳パーキングエリアの
インフォメーションに立ち寄った時、
付近の名所として紹介してもらったことがきっかけで、
時々訪ねるようになりました。
初夏、ぼたんが美しく咲き誇る寺として有名です。

このお寺の境内にあるのが、毘沙門堂。
武田信玄の守り本尊の毘沙門天が祀られています。



毘沙門天のお使いは寅。
この寅に、自分の身の災いを託して、お堂に奉納します。
「身代わり寅」と言われています。



身代わり寅は、土鈴でできています。
上の写真のお堂はもちろん、お使いの寅(狛寅)の台座にまで
びっしりならんでいました。





我が家は最近、冷蔵庫・洗濯機・キッチン水栓などが
次々故障してます。
仏様すみません。これは災いというより、製品の寿命です。
物忘れの多さ、こちらのほうをどうぞお願いいたします。

寺の境内に、いくつか石像などがあります。
「鬼の悟り」「傘地蔵」。「力石」は以前はなかったですがー。
どういう経緯で奉納されたのかよくわかりません。







多聞院の庭は、決して広くはないのですが、
ぼたんだけでなく、花木や山野草を見ることが出来る
庭になっています。
今はさすがに花は少ないですが、結構のロウバイが香りを
漂わせていました。







水仙も清らかに咲いていました。



沈丁花はまだまだ蕾です。



黄色い花は,たぶん福寿草でしょう。



4月ごろには、八角蓮、マムシグサ、クマガイソウも見られる
はずです。

多聞院を維持しておられる方々の心の花なのかもしれません。
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西武線の「DORAEMON-GO!」

2021-02-09 | 散歩
先日、武蔵関公園に行ったときのことです。
西武新宿線の途中駅で、反対側に停車している電車を何気なく
見ると、「DORAEMON-GO!」の文字が青い車体に。

いったい何の電車か。
西武鉄道のHPでチェックすると、去年の10月から、
「ドラえもん」のラッピング電車が運行されていると
出ていました。
これでした。

    

      

実際の写真は、その場で撮れませんでしたので、上の写真は
HPからお借りしたものです。

なつかしく思いながら武蔵関公園を散策。
帰路、最寄駅でぼーっとしながらホームに立っていると、
電車がやってきました。
乗り込んだところ、”あれっ”。
ドラえもんがあちこちに描かれています。

     

       

乗り合わせた家族連れの方から、私は初めてとか前にも
乗ったよ、と声が聞こえてきました。

偶然もいいところです。
慌ててスマホに。
いい年をして、私も何だか得した気分です。

   

          

ドラえもんは、小学館の雑誌に掲載されて、50年ほどに
なるんですね。
アニメを思い出します。
のび太、しずかちゃん、ジャイアン、スネ夫。
声優の大山のぶ代さん。

50年なんて、あっという間なんですね。
ところで、この「DORAEMON-GO!」の電車ですが、
車両は一編成で、運行は時刻表には載っていないようです。
西武線アプリで検索してくださいと出ています。
ご参考までに(笑)。
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ふれあうことの大切さ ~練馬区:武蔵関公園~

2021-02-06 | 散歩
西武新宿線の沿線にある練馬区の武蔵関公園です。
公園の真ん中にひょうたん型の池があり、公園の半分くらいを
占めています。





静けさを感じる公園です。
桜の名所にもなっていますが、花木はあまり多くはないようです。



周囲の遊歩道は、ジョギングや散歩の場所になっています。



歩道に木立のシルエットが描かれ、散策するにはまさに
絶好の雰囲気です。





池はいろいろな表情を見せてくれます。





この日も光の中で、様々な光景を見せてくれました。
じっと見ているうちに、心が穏やかになってきます。





公園の池は富士見池という名前がついています。
富士山が見える方向があるのかどうか。
それはともかく、水鳥など、野鳥が多く見られると
案内板にでていました。







餌をやる人がいました。
そこには何種類か水鳥が集まっていました。
とにかく、餌の争奪戦のすごいこと。
押し合い、つつき合い、皆、自分が生きるのに必死です。





コロナ禍の中で、私たちは、自然の風景や花や野鳥を眺め、
静かに考えて、生き方を振り返ってみる機会が少なくなって
いるのではないでしょうか。





人々の心が不安定になりすさんでくれば、他者への攻撃、
誹謗中傷も生じてきます。
いじめ。差別。いっこうに絶えることがありません。
悲しいことです。

今、難しい状況かもしれません。
でも、私たち人間は、社会を作り上げることで、発展を遂げて
きました。争いの先に、希望・平和はありません。

和み、癒し、やすらぎをもたらしてくれる「ふれあい」。
私たちは、その意味を、改めて考える必要があるように思うのです。
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三日は立春です ~希望をもって地域散歩~

2021-02-02 | 日記
今日2日(火)は節分でした。
テレビの報道で、成田山新勝寺の豆まきの様子が
出ていました。
例年のような有名人や芸能人の豆まきはなく、
訪れる人の数もかなり少なく、
やりかたもいつもと違っていたようです。



私が、3年前に行った護国寺はこんな光景でした。
年甲斐もなく、大相撲の正代関などの豆まきに、
興奮したものでした。
来年は、力強い声で「福は内」が聞かれるようになって
ほしいです。





先月下旬、これを食べて元気を出して下さいと、
ふるさとの親戚が”あんぽ柿”(干し柿)を
送ってくれました。福島名産です。

美味しいです。少しづつ食べていました。
おかげで元気が出てきました。
何より気持ちがありがたいです。



感染予防はもちろん大事ですが、体力づくりも大事です。

”体を丈夫にするには、何でも少しづつよく食べること”、と
母がよく言ってました。
体力づくりは、やはり食べること、そして体を動かすこと
ですね。
とにかく、毎日の積み重ねが大事なんだと思います。

地域散歩をして、いつもの通り道で花を探してみました。
すぐ近くにある木瓜(ボケ)です。
いつもならとっくに花をつけているはずでしたが、やっと
花が少し咲き出しました。



以前に紹介したギョリュウバイです。ずっと咲き続けています。



これは以前にリュウキンカではないかと紹介しました。
リュウキンカに似ていますが、どうやらヒメリュウキンカのよう
です。
”ヒメリュウキンカは、冬に芽を出して3月ごろに咲く”とネットに
出ています。



通り沿いだけなく、あちこちで水仙の花が咲いています。
私は、幸せの黄色が大好きです。



暦の上では、3日は「立春」です。
希望をもって、とにかく頑張っていきましょう。
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