ヒマヒマノキ ~歩いて、見て、楽しんで~

庭園・街の花、まつり・名所。いろいろな出会いを,その時々の想いを交えて、皆様にお届けします。

夏です 阿波おどりです ~小金井阿波おどり~

2016-07-27 | まつり・イベント
この時期は各地で阿波おどりが行われています。近場を検索していましたら、中央線の武蔵小金井駅前を中心に行われている「小金井阿波おどり」がありました。早速にいってみました。



この阿波おどりは38回目だそうで、結構な人出です。若い人たちの浴衣姿がずいぶんと多いです。



何と言っても阿波おどりは、鉦・笛・三味線・太鼓などが独特のリズムを奏でます。太鼓の音がずんずんと体に響き、そして知らず知らずのうちに体が揺れてきます。おどる人も見る人も、このお囃子に皆引き込まれていくんですね。





さて、流し踊りです。






阿波おどりは、その特徴といえば、何と言っても「笑顔」ですね。本当に楽しそうに踊っていますから、見ている方も楽しくなってきます。男踊り・女踊り、どれもが笑顔・笑顔のオンパレード。「やっぱり、踊りはやめられぬ!」と、暑い夏にエネルギーを発散しているんですね。









さて、次はどこを見にいくか、足の具合と相談しながら決めようと思っています。


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夏です 裏磐梯です ~毘沙門沼・桧原湖・諸橋近代美術館~

2016-07-18 | 旅行
先日(7月16日)、NHKの人気番組「ブラタモリ」で裏磐梯の自然の中を歩くタモリさんの姿が紹介されていました。実はその放映の日、全くの偶然で、五色沼を車で訪れていました。もっとも、散策というより湖畔に立って眺めてみたというのが本当のところですがー。



磐梯山の噴火は今から約130年前の1888年(明治21年)のことで、小磐梯と呼ばれた峰が噴火によって山体崩壊を引き起こし、このため500名近い犠牲者を出すなど、明治・大正・昭和・平成期を通じ日本で最大の被害をもたらした噴火だそうです。「ブラタモリ」の番組で、噴火記念館の館長さんが地元でもそのことが忘れられていますと説明していました。そうだったんですね、私も知りませんでした。







磐梯山の噴火は、一方で自然の景観という恵み(宝)をもたらしました。五色沼のエメラルドグリーンなどの湖沼群がその一つです。毘沙門沼はそのエメラルドグリーンの沼です。緑に包まれた沼もすばらしいですが、秋の紅葉の時期はさらにすばらしいものがあります。一度は散策してみる価値のあるところですね。

















タモリさんは、裏磐梯の山体崩壊を目の当たりにして「今まで見た中で一番のごちそうの景色ですね。宝ですよ、これは。」と話していました。ふくしまの人はもっともっとこのタモリさんの言葉を大事にして、その大自然の恵みをアピールしてはどうでしょうか。


桧原湖は、磐梯山の山体崩壊により流れ下った大量の岩石・土砂が川を堰き止め、それによってできた湖です。噴火によってできた湖の中で最も大きなものです。





磐梯山の噴火とのかかわりを思わせるものは湖に点在する小さな島々や岩ですが、今や観光船やボート、釣りを楽しむ観光スポットとして紹介されています。













帰る途中で、スペインの巨匠、サルバドール・ダリのコレクションで知られる「諸橋近代美術館」に立ち寄りました。世界的にもすばらしいダリの美術館です。残念ながら作品は撮影禁止ですが、この作品を展示する建物、池、芝生、小川などは、磐梯山の景観にもよく溶け込んでいて、すばらしい雰囲気を醸し出しています。ここも是非一度お出かけください。











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夏です 七夕です ~かっぱ橋・下町七夕まつり~

2016-07-10 | まつり・イベント
七夕祭りは8月に行われるところが多いようですね。7月は少ない感じがします。7月に行われる七夕では、神奈川県平塚の七夕祭りが有名ですが、少々遠いので、もう少し近くにないかとネットを見ていましたら、ありましたありました。浅草から上野にかけてのかっぱ橋本通りで行われている「下町七夕まつり」です。



まつりは地元のの商店街が中心となって6日間にわたって行われているようです。通りの入り口にはどーんと横断幕が張られていました。その名のとおり、下町の風情たっぷりの商店街の七夕まつりです。通りから浅草方向にはスカイツリーも見えています。





豪華なデコレーションはありませんが、通りの両側にはずらりとたくさんの吹き流しが飾られ、その下には様々な出店が出ています。その通りの間をたくさんの人が行きかっています。やきそば、ソーセージ、焼きだんごなどなつかしい祭りの匂いがただよっていました。ついつい買ってしまうんですよね。やっぱり食べ歩きって楽しいんです。



観光で来ているんでしょうか、外国の人の姿も随分とみられました。



通りではさまざまなストリートパフォーマンスが行われていました。竹馬のようなものをつけているんでしょうか、長い脚の二人、じゃぐリングするピエロ、琉球の太鼓(エイサー?)、いわゆるおやじバンドなどなど、あちらこちらで人だかりがしていました。






こちらは本格的な大道芸。最後のバランス芸には大きな拍手がわいていました。



休みながらゆっくり・ゆっくり歩いたんですが、ちょっと無理して普段よりも長い距離を歩いてしまったようです。後半足が重くなり、鈍い痛みがでてしまいました。まだまだ地道なリハビリが必要なようです。それでもスカイツリーを見ることができ、感謝の一日でした。

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東京・国分寺散歩 ~殿ヶ谷戸庭園~

2016-07-07 | 公園・庭園・名所
かつての職場の同僚と久しぶりに会いました。彼がいうことには、「殿ヶ谷戸(とのがやと)庭園」は落ち着いた雰囲気でいいとのこと。それではと、早速に行ってみました。この公園は都立公園の一つですが、JR国分寺駅南口のすぐ前で、アクセスは最高でした。





この「殿ヶ谷戸庭園」は、そのHPには次のように書かれています。

「殿ヶ谷戸庭園の原型は、大正初期の江口定條別邸を前身とし、昭和初期の三菱財閥・岩崎家別邸に遡ります。昭和40年代の都市開発に伴う市民運動の末、住民により守られた庭園として、昭和49年に東京都が買収し、後に一般公開されました。現在、この守られた自然の中では、都市部に残された数少ない武蔵野らしさが感じられる植生をご覧いただけます。四季を通じて、今では貴重になった様々な山野草に出会うことができるでしょう。」







実際に園内を散策してみると、きれいに刈り込まれた芝生の向こうに、アカマツ、モミジ、孟宗竹などの植生とともに、萩など様々な山野草を目にすることができます。花を楽しむというより、庭全体の景観を楽しむ回遊式の庭園です。











この庭園は、自然の地形をうまく活用して造園されています。平坦なところだけでなく傾斜地を上り下りしますので、私にはよいしょ・よいしょでございました。







庭園の北東には池が配置され、周囲にはモミジが数多く植えられています。この池を紅葉亭という茶室から見下ろすしかけになっているのですが、その眺めはなかなかのもの。
ボランティアガイドの方の説明では、「この庭を訪問した京都の写真家の人が、京都にはたくさんのもみじの名所がありますが、この庭園のようにモミジを見下ろして楽しむところは少ない」と言ってくれたんだそうです。確かに、秋の紅葉の時期はすばらしい風情になると感じました。













野草などが花をさかせていました。





これはヒオウギスイセンというのだそうです。


これはレンゲショウマ。










落ち着いた静かな風情の庭園でした。ぶらっと散歩するにはちょうどいいところでした。

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池袋散歩 ~食と緑の空中庭園~

2016-07-02 | 散歩
池袋駅の地下街を歩いていましたら、「食と緑の空中庭園」の案内を目にしました。そういえば最近出会った人が、モネの庭園みたいでしょと、画像を見せてくれたのがここのはずでした。だいぶ以前にできていたようでしたが、一度も行ったことがありませんでした。ちょっと寄ってみようと、エレベーターで9Fの屋上へ。おお、ありました、ありました。



実はここは西武デパートの屋上です。広大な庭園とはいきませんが、なかなかによくつくられた素敵な庭園ではありませんか。おそらく四季の花を絶やさないように設計されているのかもしれません。



池の周囲には花木や草花が配置されています。





池には睡蓮が植えられています。夕方でしたので残念ながら花は閉じていました。それにしてもよく手入れされています。ちょっと見には建物の屋上とは思いませんから、大抵の人は「これってどこ。教えて。」と、聞くでしょうね。



かつてデパートの屋上というと、ミニ遊園地だったり、テーブルがぎっしりのビヤガーデンを想像しますが、おそらく今はゆったりした空間に緑を配置するのが多くなっているのでしょう。お茶をのみながらのんびり読書をしている人の姿もありました。



都会の真ん中での庭園散歩でした。
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