まだ少し体のだるさはありますが、
だいぶ歩きも回復してきました。
散策したのは、しばらく訪ねていなかった
都立の薬用植物園です。
どんな花や実が見られるか、珍しいものが
あることを期待していってみることにしました。
今回はそんな花や実を中心にアップしてみました。
これってゴボウの花なんです。
根っこの部分を食べるあのゴボウです。
キク科です。結構きれいな花ですね。
漢方の処方薬になるのはこの果実の
部分だそうです。
カルドンという名前です。
5センチくらいあったような気がしますが、
アザミを思い起こします。
キク科で、チョウセンアザミの仲間です。
葉柄の部分が食用になるのだそうです。
ナギイカダの実です。
葉のように見えるものは、葉状枝とよばれ、
枝が葉のように変化したものです。
「葉」の上に花がつくのですが、通常、
花は春に咲き、秋に実がつきます。
どうやらもっと前の寒い時期から咲いて
いたものが赤い実になっていたようです。
ヤエドクダミです。とっくに咲き終わって
いると思っていましたら、ほんの数輪だけが残って
いました。あまり見ることがないドクダミです。
ナス科のクロホオズキです(写真の1・2枚目)。
オオセンナリの園芸種だそうですが、茎や蕾など各部が
黒紫色なのが特徴です。
ちなみに、上の写真の3・4枚目がオオセンナリ
の花です。(アブ?が花の中で花粉にまみれています)
ラシャカキグサというのだそうです。
乾燥した果実で、ラシャ(毛織物)を毛羽立てるのに
使われるところから、この名前がついたとか。
英名はチーゼル。背丈は2m近くあったと思います。
花穂も茎も随分とトゲトゲしています。
この花穂の上から下へと、ぐるっと輪のように
小さな花をつけていました。
ミミガタテンナンショウの実だそうです。
トウモロコシ状で一部が赤くなっています。
マムシグサの実によく似ています。
区別するのはかなり難しいようです。
マムシグサの実が赤くなるのは秋口になる
ようです。
ここからは、定番の花や実ですが、ほうーと
思いましたので、アップしてみました。
写真は、ハマナスの実です。たくさんできて
いました。
一般に秋口に実ができるといわれますので、
6月下旬の今にできているというのは、随分と
早いように思います。
花が一輪だけ残っていましたが、5月頃には
既に花が咲いていたのだろうと思います。
ハンゲショウ(半夏生)です。
ドクダミの仲間だったんですね。
小さな穂のように見えるのが、花です。
ちょうど今頃小さな花を咲かせ、この時期に
葉が半分くらい白くなります。不思議な
植物ですね。
ノカンゾウがまだ咲いていました。
よく頑張っているなと、誉めたくなりました。
最後にアップするのはネムノキの花です。
大きな木全体に、びっしりと咲いていました。
細い針のようなピンクの花は、花弁ではなく
雄しべなんですね。おもしろい花です。
ネムノキの花は夕方に開花するんだそうです。
そういえば、この写真を撮ったのは午後4時頃
でした。
植物園は来るたびに新しい発見があります。
自然の面白さを見せてくれる植物園、次の機会
も楽しみたいと思います。
今日の様に花を愛でながら歩けば無理なく歩けますよね。
花が良い特効薬となってくれた事でしょう。
次はどんな花が見られるか私も楽しみにしています。
お陰さまで、だいぶ体力が回復して
きました。もっとも夢中になって
花などの写真を撮ってしまい、
あとで足に痛みが出たりします(笑)。
たかさんのように、素晴らしい光景を
見て回るというわけにはいきませんが、
歩ける幸せをかみしめています。
リハビリ、訓練にキレイな花を見る(撮影)される気持のゆとりは必ず好結果に繋がりますよ🤗
花の効用というとき、心が癒されるということが
すぐに思い浮かびますが、それだけにとどまらず、
「気持ちのゆとり」が生まれるのはおっしゃる
とおりのような気がします。それが、「脳」の
元気につながっていくのかもしれませんね。
これからも花の写真を撮りに頑張っていきたいと
思います。ありがとうございました。