ヒマヒマノキ ~歩いて、見て、楽しんで~

庭園・街の花、まつり・名所。いろいろな出会いを,その時々の想いを交えて、皆様にお届けします。

笑顔が素敵なんです ~越谷市・南越谷阿波踊り~

2019-08-25 | まつり・イベント
ヤットサー。
鉦が響き、一斉に大太鼓、締太鼓、笛、三味線の音が鳴りだします。
踊り手の腕があがり、つま先が前に歩みだします。体が沈みそして浮き上がります。



見ているほうも、一緒に体が揺れてくるような感じにとらわれます。
阿波踊りって不思議ですね。誰もが浮き立ってくるんです。

8月は各地でもあちこちで阿波踊りが開催されています。
24日は、南越谷、高円寺、大塚などが同じ日の開催。

今年は、南越谷に行ってみることにしました。
南越谷駅に着くと、駅の発車メロディは、阿波踊りのお囃子です。
駅の外から、鉦や太鼓の音が聞こえてきます。

駅前は既に大変な人出。駅の広場の「組踊会場」は人でぎっしりです。
囃子の音に、あっという間に体が「酔って」しまいました。






 
しばらく楽しんだ後に、流し踊りの会場へ。
アナウンスの紹介とともに、いろいろな連が次々と踊りを披露します。
女踊りの魅力は、艶やかな衣装の踊り手集団の美しさ。









男踊りは、エネルギッシュ。







踊り手の誰もが楽しそうです。誰もがほほえみ、笑顔です。









踊り手を見ながら、お世話になっているリハビリ施設のスタッフの顔が浮かんできました。
いつも笑顔を絶やさず、優しさ一杯のMさんをはじめ、スタッフの皆さんの明るい顔。

スタッフの人だってつらいこと、苦しいことがあるはずです。
でも、その笑顔が、リハビリに取り組む人を癒してくれるんですね。力付けてくれるんですね。

出会った人の笑顔を忘れないようにしたい。そんな思いを強くしていました。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ラッセーラー 東京でもねぶたです。 ~立川市:羽衣ねぶた祭~

2019-08-18 | まつり・イベント
東京で「ねぶた」を見ることができます。それが立川の「羽衣ねぶた祭」です。



8月17日に出かけてみました。とにかく暑いです。
会場近くにくると、お囃子の音が聞こえてきました。太鼓・笛。
いつもながら、気分が高まっていくのを感じます。早く行かないとー。
別に急ぐ必要もないのに、なぜもこんなにも気がはやってくるのか、不思議です。


ねぶたが巡行する通りは、かなりの人出です。
通りの両脇には、屋台やテントの店がでています。
なぜか食べたくなります。飲みたくなります。
子どもだけじゃないですね。大人もそうなんです。







通りには5台の人形ねぶたと1台の扇ねぶたが出ていました。
青森のねぶた(ねぷた)のように大きなねぶたは出ていませんが、迫力満点です。
スマホを手にした人たちが、ねぶたを取り囲んでさながら撮影会です。













太鼓の音が響き、笛の音がなり、独特の飾りをかぶった「はねと(跳人)」の
人が続きます。
見物している人の中にも、跳ねる人がいました。
祭りが好きな人でしょうか。青森出身の人でしょうか。







ラッセーラ―。ラッセーラ―。最終日の今日も、きっと祭りは盛り上がるでしょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

涼やかなサギソウ ~立川市 昭和記念公園~

2019-08-13 | 公園・庭園・名所
かつてお世話になった方に、偶然出会ったり声を聞くことができたりするのは、うれしく懐かしいものです。

Nさんは生け花の名手。かつて、職場で花を生けてくれた優しい人です。
その職場にたまたま電話をしたのですが、何と、だいぶ以前に退職したはずのNさんの声がー。
頼まれて手伝っているとのこと。

いろいろな人との出会いは、時を経ても、元気のおすそ分けをしてくれるんですね。

そんなこともあって、久方ぶりに、昭和記念公園の花をカメラに収めてみようと思い立ちました。
いつものように西立川口からの入園です。正直暑いです。





入園すると、入り口前に展示されていたのはサギソウです。
そういえば、毎年この時期に「サギソウまつり」が行われているんです。



サギソウは小さな純白の花。
優美な姿は、確かに白鷺のようです。
暑さの中でも、涼やかなものを感じさせてくれます。





サギソウはかつては全国各地に自生していたようですが、今は自生しているところは少なくなっているようで、環境省のレッドリストでは、準絶滅危惧種に指定されています。
都内には自生地は既になくなっているようです。

ちなみに、世田谷区では、サギソウは「区の花」に指定され、栽培・保存の取り組みが行われています。





サギソウの近くに、蓮の花が鉢植えになっていました。
大きな花ですが、清純です。高貴な感じもします。
蓮の花も暑さを忘れさせてくれます。







園内はヒマワリが今盛りなのですが、この暑さでは熱中症が心配ですし(笑)、またの機会にすることにしました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏の思い出は ~杉並区:阿佐ヶ谷七夕まつり~

2019-08-04 | まつり・イベント
8月に入り、各地で夏祭りが一斉に行われています。
都内や近県の祭りをネットで見ると、この土日も、七夕祭り、市民祭り、花火大会など目白押しです。
その中で、私にとっては一番行きやすい「阿佐ヶ谷七夕まつり」に行ってみました。



夕方薄暗くなり、少し暑さも和らいできました。
駅前の提燈や駅の飾りつけも、まつりの雰囲気を盛り上げています。



会場は、JR阿佐ヶ谷駅南口から丸の内線南阿佐ヶ谷駅にかけてのパールセンター商店街。
早速駅から会場に向かうと、アーケードに飾られた七夕飾りの下を、人波がぎっしり。



道の両サイドには飲み物食べ物がずらり。呼び込みの声もにぎやかです。
食べ歩きも祭りの楽しみの一つです。
早速私も飲み物を買いました。
ほかの方にぶつからないよう、こぼさないよう、立ち止まり、そろそろ歩いたり、気分は子どもの頃に帰っていました。

この阿佐ヶ谷の七夕の特色は、アニメのキャラクターや有名人などをかたどった張りぼて(デコレーション)です。
毎年、飾りを出しているお店が作成しているのだそうで、手づくりのものです。



たくさんの張りぼてが出ています。
カメラに収めたのは、その一部です。面白いものですね。





きらびやかな色とりどりの吹き流し。いろいろなデコレーション。
出店の食べ物。家族や仲間とのぶらぶら歩き。
とかく目まぐるしい毎日の中で、七夕はゆっくりした時間の楽しみ方なんですね。

疲れないうちに、回れ右して帰ってきました。
七夕まつりは、7日(水)まで行われています。
楽しみたい方はどうぞお出かけください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする