ヒマヒマノキ ~歩いて、見て、楽しんで~

庭園・街の花、まつり・名所。いろいろな出会いを,その時々の想いを交えて、皆様にお届けします。

健康の神様にお参りしてきました ~川越八幡宮~

2024-05-29 | 公園・庭園・名所

まだちょっと体にだるさが残っていますが、
近場の散歩だけでなく、どこか適当な
スポットに行ってみようと思いました。
   
あまり混んでいないところがいいんですが、
とは言え、混んでいるかいないかは、行って
みないとわかりません。
かなり混んでいた場合は、パスすればいい、
そんな気持ちで出かけました。
  
川越には、何度も行っていますが、東武線の
川越駅近くの寺社は行ったことがありません。
東武線を楽しむのもいいなと思い、早速に乗車。

降り立った川越駅で案内所にいくと、
八幡様が近くにあるとのこと。
もらったマップをみると
「川越八幡宮」
と出ています。
そこには「〈健康の神様〉足腰・目の神様・
厄除桃・ぐち聞き様」と書かれています。
なんと今の私にぴったりじゃありませんか。


駅からも近いです。初めての道です。
散策マップを見ながら進むと、一方通行の
通りに「八幡通り」の旗が見えました。
有名な神社なんですね。
神社の由緒書きを見ると、創建は1030年。
1457年に川越城が築城されてからは、
歴代城主酒井一族の崇敬を得て八幡宮が
維持され、以降地域の守護神として
崇められてきているようです。
創建されて1000年に及ぶ由緒ある神社なん
ですね。
神社は参詣の人が絶えませんでしたが、
夕方近くということもあってか、
混みあうこともなく静かな佇まいです。









表参道から見た社殿です。その下の写真は、
社殿前の手水舎の手水鉢です。
鉢に書かれている文字は、「漱(そう)」と
「盥(かん)」です。「漱」は“すすぐ”の意味で、
「盥」は“たらい”の意味です。
つまり、手を洗い、口をすすぎ、身を清めると
いう意味だそうです。もしかして「盥漱」と
読むのかもしれません。
うんちくはともかく、花手水が清々しく感じられ
ました。


   


境内にはいろいろなご利益をもたらしてくれる
神様が鎮座しておられました。
境内に祀られている「民部稲荷」です。
足腰の神様だそうです。腰痛平癒、健脚祈願
とあります。

マラソンの公務員ランナーとして、完走記録が
ギネスブックにも認定されている川内優輝選手が
奉納した足形がありました。




 
スポーツ・健康だけでなく、良縁子育て祈願の
イチョウの樹です。
夫婦イチョウというのだそうです。
根元の像が可愛いです。



こちらは厄除けの「厄除桃」だそうです。



さらには、目薬の木です。脇に目の神様の像
(目の神様)があったようですが、撮り忘れました。
やはり私は目が悪いようです。信心が足りません。




      




社殿に向かう裏参道(西参道)です。
参道脇のアジサイの花生けが素敵でした。


     














神社の境内にはアジサイが咲き出していました。
アジサイは優しい花ですね。
もうすぐ6月。各地でアジサイの花だよりが聞かれる
時期になりました。
アジサイと言えば梅雨です。
東京の梅雨入りはいつになるでしょうか。

川越八幡宮が健康の神様とは全く知りませんでした。
川越駅からまるで導かれるようにお参りしてきました。
一所懸命お参りさせていただきましたので、
神様が私の回復を聞き届けて下さるに違いありません。
どうかお守りください

コメント (2)
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歩くこと、いいもんですね ~練馬区ローズガーデン~

2024-05-25 | 公園・庭園・名所

外に出て歩くと、ちょっと疲れる感じがしています。
      
病院の中を歩くことが禁止されていたわけでもなく、
少しはそれなりに歩いていたつもりですが、
まだ何となくふくらはぎのあたりがだるいんです。
考えてみれば、診察も検査も、もちろん食事も、
ほとんど歩かずに済む生活でしたから、
体が楽をしようとしているせいかもしれません。
これでは、筋力が衰えます。
        
そこで思い切って、時々行っている練馬区の
バラ園(ローズガーデン)に出かけてみました。
バスと電車の乗り継ぎで、それほど歩く必要も
ないので、ちょうどいいかなと思ったわけです。






      


バラは、見頃をちょっと過ぎた感じでしたが、
スタッフの方が萎れた花をつんだり、花手水を
つくったり、手入れに余念がありません。
きれい、その一言に尽きます。
おかげで、結構な人が、見事にレイアウトされた
園内のバラなどを楽しんでいました。


    
















   


写真は、ほんの一部ですが、いろいろな色や姿の
バラがあるものです。
一輪一輪のバラも良し。こんもり咲くバラも良しです。














まさに、色とりどりに咲き誇っています。



このバラ園の特色は、主役のバラを中心に、
いろいろな山野草や他の草木が配置され、
見事なレイアウト、デザインがなされている
ことです。
規模は大きくなくても、植物園としての
楽しみもあることが魅力的です。

例えば、スモークツリーも園内のアクセント
であると同時に、素敵な存在になっています。



樹々や山野草もうまく溶け込んでいます。
コガクウツギ。



バイカウツギ。


    
サラサウツギ。
(違っていたらすみません。ご存知の方教えてください)



コバノズイナ。



これは何と言うんでしょうか。かわいいです。
これも教えてください。



コボウズオトギリ(ヒペリカム)。



こちらは、いわゆる園芸種の草花ですね。
キバナオナガオダマキ(たぶん)。



セイヨウオダマキ。



アルストロメリア。



ペンステモン・ジギタリス(ハスカーレッド)



バーバスカム。

スタッフさんに、「バラとの組み合わせが
いいですね」というと、にっこりされていました。
バラだけでも大変だと思いますが、そのほかの
草木もあり、日頃から手入れがさらに大変だと
思います。
仕事とはいえ、皆さんお花が大好きなんですね。

久しぶりの、外出、出歩きは楽しいものに
なりました。

コメント (2)
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昔の仲間に退院を祝ってもらいました

2024-05-20 | 日記

      
久しぶりに入院して、ブログをお休みさせて
いただきました。
この間、皆様からお気遣い、お見舞い、励ましの
言葉をいただき、本当にありがとうございました。
おかげさまで無事退院できました。

今回の入院生活は、入退院日を除けば実質七日間
でした。その間、もちろん安静が基本ですが、
何と、オペの1~2日後にはもうリハビリがありました。
早っ!。

     
「立てそうですか。少しだけ歩いてみましょうか。」
のんびりベッドで寝ていられません。
寝てばかりいれば足の筋力は衰えてきます。
だから、できるだけ早くリハを始めるようなんです。
そのほうが回復が早いようなんです。

「生きる力」とよく言われますが、生きる基本は
歩くことです。改めて痛感させられました。
それにありがたいことに、規則正しい食事の結果、
何と体重がおちました。
何とかリバウンドしないよう頑張りたいのですがー。


     
さて、退院しても、ベッドで横になって
ばかりでは体力が戻りません。
少し近くを歩いてみようかなと思っていたところ、
携帯に電話が入りました。
Aさんです。もう何年も会っていませんが、
このところ連絡も途絶えがちでした。
「今上京して都内にいます。突然ですみません。
  久しぶりに話でもと思い電話しました。
  お会いできますか。」

Aさんは沖縄在住。30年くらい前、Aさんが1年ほど
東京で過ごした際に、仕事を一緒にした仲です。
待ち合わせは駅の改札。
ところが、あれっ、いるはずのAさんがいません。
雰囲気が似た人はいるんですが、何となく違う感じ。
その人の前を通り過ぎて、キョロキョロ。
でもやっぱり彼かもと、その人に近寄ると、
向こうも近寄ってきました。

ぎくしゃくしたあげくの再開です。
お互い帽子を被り、鼻も口もマスクで覆い、
眼だけ出していたので、わからなかったんです。
マスクを取ってみれば懐かしい彼です。

「あのとき同じ職場で親しくしてくれたBさんも
来てくれるそうです。」とAさん。
そこで私からもBさんに連絡をいれると、
待ち合わせ場所に向かっている最中とのこと。
Bさんが来ました。

   
出会った途端、すぐに30年前が蘇って
きました。皆それなりに苦労があるよう
ですが、出会いが力になったことは、
間違いありません。

今回の出会いは、私にとっては、思いがけ
なくも「退院を祝う会」を開いてもらった
結果に
なりました。
偶然のこととはいえ、本当にうれしいこと
でした。





久しぶりに出会った花はいつものように、
生き生きと咲いていました。
花って、本当にいいですね。

コメント (12)
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ブログをちょっとお休みします

2024-05-07 | 日記

近くで、シャクナゲが咲き出しました。


周りは、もうすっかり夏の装いです。

ところで、私ごとで恐縮ですが、8日から
入院することにしました。
    
    

   
少し前から、市民検診で見つかった箇所の
精密検査を受けていました。
結局お医者さんから入院を勧められました。
それほどでもないように思いましたし、
しばらく様子を見てもいいかとも思いましたが、
“どうしますか”と言われた途端、強がる気持ちは
失せ、即入院とあいなりました。
我ながら、自分に正直です(笑)。

というわけで、5月下旬頃まで、ブログをお休み
させていただきます。ただ、皆様方のブログへ
のお邪魔は、早々に再開したいと思っています。

暑くなってきます。皆様にも、くれぐれも
お体大切にお過ごしください。

コメント (23)
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植物は叫んでいる! ~地域散歩~

2024-05-05 | 散歩

  
3日(金)のNHKの番組「チコちゃんに叱られる」です。

  
チコちゃんがこんな問題を出しました。
「なんで植物は声をださないの!」

声をだすのは動物だけと思って
ました。
正解は
「いいや、叫んでる!」

えー!そ
うだったの! 
なんと私は、ぼーっと生きてたってわけです。

解説を聞くと、
「最近の研究で、植物は音を出している、人間に
たとえれば、叫んでいるようなことが分かって
きた」のだそうです。
しかも、このことについては、昨年3月に発表
されたテルアビブ大学の実験で植物の叫びを
録音することに成功していたとか。

植物がすべて「叫んでいるか」はわからない
ですが、叫ぶとしたら、もしかしたら、
虫媒花の植物は、昆虫に、“花が咲いたよ”
と叫んでるんでしょうか。
実ができたときは、鳥に、“実が熟したから
食べてね”と、叫んでるんでしょうか。

そこまで言ってませんよ、早とちりも
いい加減にしてと、研究者の方に叱られそう
ですが、ともあれ、植物が叫んでるとは、
面白い話題です。
水やりをする、肥料をやる、剪定する、間引く
などのとき、何と言ってるか、興味深々です。


この10日くらいの間に出会った花をアップして
みました。



ナナカマドです。赤い実がつきますが、
紅葉が素敵な樹です。
だいぶ先ですが、今年はどうですか。





ナンジャモンジャの樹です。
一般にヒトツバタゴ(一葉たご)の別名と言われます。
あっという間に散ってしまうようです。
大きな木でしたが、樹全体に花をつけていました。
どこか悲しげでした。


    
これはシャリンバイだと思います。
ようやく散歩コースでみつけました。


  
通り道のお宅の庭から見えていた木です。
高さは、3mくらいありました。
ググるとギョリュウとでました。
小枝から、たくさんの小さい花が
垂れ下がっています。
あまりみかけない樹です。





空き地にいろいろな野草がある中で、
70~80cmの茎に、面白い形の花をつけている
野草を見つけました。
ヘラオオバコというらしいです。
オオバコの仲間ですが、帰化植物です。


キンランの林の中にひっそりと咲いていました。
ホウチャクソウ(宝鐸草)です。初めて見ました。





畑の脇の、空いたスペースにびっしりと咲いていました。
オレンジ色で、よく目立ちます。
ハナビシソウのようです。これも初めてです。





今年やっと出会えました。カザグルマです。
花は10cm弱。フェンスにからみついています。
貴重種で、絶滅危惧種に指定されている
日本原産のクレマチスです。
カタクリの保全活動に取り組んでいる方々が
カザグルマの保全にもあたっておられるようです。





こちらはいろいろと品種改良された園芸種の
クレマチスだと思います。
花壇を美しく彩っています。




   
こちらは花壇に咲いていたアヤメです。
上の写真はジャーマンアイリス、
下の写真は五寸アヤメとよばれるもののようです。



そろそろ終わりのボタンの花です。豪華な花ですね。




   
こちらは、花壇でよく見かけるオダマキと
ツリガネズイセン(シラーカンパニュラ)です。
どちらも爽やかな花ですね。

段々暑くなってきました。
まだまだ花は私たちを楽しませてくれそうです。
心を和ませてくれる花。
いつ見ても本当にいいものです。

コメント (2)
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