ヒマヒマノキ ~歩いて、見て、楽しんで~

庭園・街の花、まつり・名所。いろいろな出会いを,その時々の想いを交えて、皆様にお届けします。

武蔵野の紅葉 ~国分寺市:都立殿ヶ谷戸庭園~

2018-11-29 | 公園・庭園・名所
都立の庭園は紅葉が楽しめるところがいくつかあります。よくテレビでも紹介されます。

国分寺市の殿ヶ谷戸庭園は、規模は小さいですが、紅葉が見事な庭園の一つです。
ここはJR中央線国分寺駅の真ん前といってもいいくらいのところにあり、何といってもアクセスが便利。
アクセス度からいえば、都内の庭園では一番でしょう。
というわけで、お天気もいいのででかけました。



案内所を通ると、ややうすぐらい「もっこく」の木立。地味な感じなんです。
ところがその木立をくぐると一転して明るい視界が広がり、緑の芝庭が目に飛び込んできます。
訪れた人は、「おおっ」と感動することになります。



国分寺の友人によると、これがこの庭園の特色で、芝庭ともみじの紅葉のコントラストがすばらしいのだとか。
例年にくらべると今年は今一なので残念だと言ってましたが、どうしてどうして、見事なものです。
芝庭の周囲のもみじは赤く色づき、訪れた人を楽しませてくれています。













平日にもかかわらず、結構な人です。

紅葉のハイライトは、高台にある茶室(紅葉亭)から見下ろす池(次郎弁天池)の周囲のもみじです。
多くの人が椅子に腰かけて、眼下の池ともみじを楽しみ、仲間とのおしゃべりに興じています。









茶室脇の小さな池にもみじが映っていました。
わびさびとまではいきませんが、まあうまく撮れたようです。



茶室からの紅葉は、紅葉の進み具合や、陽ざしの差し具合いによって、様相が異なってくるようです。
友人は、「午前・午後、陽ざしの角度、青空・薄曇りでも光景は変わるし、プロはそうしたことを熟知して、写真を撮っているようだ」とも言ってました。













こちらは初心者の域をでませんから、まあまあこの程度でよしというところです。
12月初めまでは、楽しめるようです。
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丸の内のイルミネーション ~東京駅丸の内仲通り~

2018-11-24 | まつり・イベント
丸の内のイルミネーションを撮ろうと思いました。

まず、最寄駅へ向かうバスに乗り込むと、運転手さんが優しく「お立ちの方はどうぞ後ろの空いた席にお座りください」。
せっかくのアナウンスですが、杖で車内のステップを上るのは苦手なので、前方の握り棒につかまると「しっかりおつかまり下さい。」
そしてバスは発車。

嬉しい気持ちです。本当に優しさを感じる運転手さんでした。ありがとうございます。

メトロの東京駅を降りると、もうとっぷりと日も暮れ、丸の内ビルの明かりがきらめいています。仲通りの並木のシャンパンゴールドの電飾が目に飛び込んできました。
ビルの中のツリーも赤・青と色が変化しています。







ビルに入ると、様々に色が変化する大きなツリーを人が取り囲んでいます。スマホが一斉に向けられています。
光と音楽のショーが繰り広げられます。とにかくきれいです。













ファンタジックなショーが終わり、次は仲通りの街路樹のイルミネーションです。
おしゃれで高級な感じの店が並ぶ仲通りの樹々には、ゴールドの電飾が施されています。通りは上品な雰囲気が漂っています。
都心の夜を彩るイルミネーション。これもまた素晴らしいです。



















      

電飾の並木をちょっと散策したあとは、東京駅の丸の内南口のKITTE館へ。ここは1階に東京中央郵便局がある商業施設です。
この建物の1階フロアにも大きなツリーが飾られ、丸の内ビルのツリーとはまた異なった色の変化を楽しませてくれます。



      

      

      
今の時期、都内には様々なイルミネーションが点灯し、夜景をきらめくものにしています。
改めて東京という大都会の夜の美しさを堪能したひと時でした。


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黄葉と紅葉の美 ~立川市:国営昭和記念公園~

2018-11-16 | 公園・庭園・名所
都内の紅葉を求めて、昭和記念公園に出かけてみました。ちょうど見ごろでした。
紅葉を見ることができる都内の公園の中でも、ここは早くも見ごろを迎えているようです。

公園の立川口から噴水の方を見やると、水路沿いのイチョウ並木が、青空を背景に鮮やかな黄色で彩られています。



平日にもかかわらず、結構の人が、思い思いにイチョウの黄葉の下を歩き、立ち止まり、話に興じているようです。

平日という時間帯もあってか、園内は熟年世代が多いようです。もちろん若者や、小さい子どもを連れたご夫婦の姿も。
楽しみ方は様々なようです。
















昭和記念公園の黄葉を見ることができるのは、もう一か所あります。それは昭島口に近い運動広場横のイチョウ並木です。

ここは散るのが早いと聞いたので、実は2・3日前に撮りに行っていたのが次の写真なんです。
閉園時間も近くなり、さすがに人は少なくなっていました。

それでも、いいアングルを求めてカメラを向けている人が何人もいました。

夕暮れが迫ってくる中で、落ち着いた感じに撮ることができたように思うのですが、どうでしょうか。


















さて、紅葉は日本庭園のほうです。池の周りを中心に、モミジが赤く色づいていました。
今年はちょっと鮮やかさが今一の感じがしないでもありませんでしたが、青い空・池の面に映える紅葉はさすがです。


























モミジの繊細な美しさ。これぞ日本の美。

ここで俳句を一句読みたいところですが、残念ながら私にはその才がないのです。
TBSの「プレバト」を毎週見てはいるんですがー。学びの道は遠しです。



















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今年もイルミネーションです、が・・ ~文京区:東京ドーム~

2018-11-11 | まつり・イベント
陽が落ちるのが早くなりました。はやくもクリスマスツリーのデコレーションが飾られているお店もあるようです。年末を感じさせます。

年末になってくると各地でイルミネーションが点灯します。写真に収めるには絶好のイベントです。
とりあえず近場のところを探すと、東京メトロ後楽園駅の真ん前、東京ドームのイルミネーションが既に行われています。
それではと、夕方薄暗くなってからでかけました。

地下鉄を降り、ドームに向かう階段をのぼって、あたりを見回すと、ほとんど人混みがありません。〝点灯日を間違えたか"、一瞬ドキリとしました。

ひょっとして物忘れが進行しているのかもしれない。人生も終盤のステージになれば、誰でもそうなるとは思いつつも、穏やかではいられません。

ところが、そうではないことがすぐわかりました。いつの間にか雨になっていたんです。家を出るときは、遠くに気になる雲があったことはあったのですが、天気予報は曇りでした。まさかです。ちょっとついていません。

カメラが濡れないように気をつけながら、かつ転ばないように足元に注意しながらのイルミネーション見物。



まず「光の回廊」をくぐりました。万華鏡のように光の輪が続いています。電飾の色が様々に変化します。
人が少ないので、光と人のシルエットがゆったり撮れましたが、ちょっと寂しい感じがするのは贅沢というものかもしれません。









「回廊」下の地上スペースはきらびやかです。ツリー・ミニドーム・池・噴水と電飾が輝いています。
以前来たときは、ステージでボーカルのショーがあったような気がしましたが、演奏がないところを見ると、この雨であるいは中止になったのかもしれません。











ドームの前に向かうと、植栽に電飾がほどこされ、また1階には光のオブジェが作られています。もちろんすばらしいです。











ゆっくり見たいところでしたが、雨はなかなか降りやみません。
そんな訳で、早々に切り上げて帰宅することになってしまいました。
イルミネーションはあちこちにありますから、また出直しします。
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ねぶたを見ることはできましたが ~中野区:「2018 東北復興大祭典 なかの」~

2018-11-01 | まつり・イベント
このところ随分と冷え込みを感じるようになりました。都内の平地の紅葉も楽しみですが、まだちょっと早いようです。
さて、どこか出かけるのにいいところがないかと思案していました。そんなときに、中野区で東北復興のイベントをやっているらしいと耳にしました。

先週の土曜日(27日)の午後のことです。サイトを見るとねぶたの運行があると出ているではありませんか。
会場はJR中野駅の区役所の近く。夕方から夜にかけての運行時間に間に合うかどうか。とにかく行ってみることにしました。
JR中野駅につきました。サンプラザホールの前にイベントステージがあり、ちょうど津軽三味線の演奏が行われています。出店もでています。ねぶたはここではなさそうです。



ねぶたの運行開始時刻の17時半はとうに過ぎています。さて場所はどこか。
パンフレットをもらい、調べると、少し先の区役所前の通りで運行されているようです。
遠くから太鼓と鉦の音が聞こえてきます。
早くいかないと運行が終わる。そうはいっても早く歩けません。

あせあせしながら、何とか通りまで行くと、向こうのほうに最後の山車の背面が見えています。山車の正面に回り込まないといい写真がとれません。
人混みの間を抜けてやっとの思いで、山車の正面に出ました。やれやれ間に合ったか。

途中、独特の衣装をまとった踊り手・跳人の人たちが見えます。写真は見物する人の肩越しです。

ところが、ふと気づいたんです。あわてていたので、露出もモード調整もしていなかったのです。暗かったこともあり、ピンボケばかり。
運行はほぼ終わりです。あーあ、やってしまいました。

というわけで、比較的写っているものは次の写真だけとなりました。

















中野区のこのイベントは、今年で7回目だそうです。中野区が全面的に支援しているようです。
青森のねぶたのほか、盛岡のさんさ踊り、仙台のすずめ踊り。秋田の竿燈、山形の花笠踊り、黒石の黒石よされ、福島のわらじも行われていました。

東北復興のため、中野区の方々が支援してくださるのは本当にありがたいことです。来年は準備して余裕をもって出かけようと思います(笑)。、










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