エッセー ～職場のいい風景は、一人ひとりの思いの上に～

かつてお世話になった職場を訪問しました。
退職して以来、年に１回～２回は訪問しているでしょうか。
さぞかし迷惑なＯＢになってることでしょう。
皆さんお許しくださいませ。

職場の敷地の一角が交差点に面しているんですが、ここに色とりどりの花が植えられた
花壇がつくられています。車で通りかかる人の目を楽しませてくれているはずです。

これというのも、仕事の傍ら、施設内の花を絶やさないように手入れしているスタッフの
おかげなんです。

夏場は水遣りが大変だと思います。

　　　　　　　　
　　　
ひまわり

　　　　　　　　　　　

　　　　　　　
ダリア
　　　　　　　　


オニユリ

　　　　　　　　　　　　

久しぶりに施設の中の花を見ながら、外の人にはわからないこうした努力が、どれだけの
人をなごませてくれているだろうかと思うのです。

もちろん、お花だけではないんです。

丁寧にいれて下さった、きれいな色のグリーンティーの冷茶をいただきました。
「お待ちしていました」の言葉もいただきました。
「少しづつですががんばっています」との明るい顔も見せていただきました。

職場って、金平先生がいつも言われていたように、そんないい風景で成り立って
いるんですね。

施設内の小道の花々が、それぞれ誇らしく咲いているようで、輝いて見えました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　
　　　　

鎌倉散歩 ～長谷寺で～

江ノ電を長谷駅で降り、ちょっと歩いたところに長谷寺がありました。ちょっと
前までは「あじさい」でたくさんの参詣者が列をなしていたとか。

　　　　　　　　　　　　　　　

山門を入るとそれほど大きくはないのですが、さすが花の寺としても有名なだけあって
いろいろな花が咲く庭がありました。

　　　　　　　　

鎌倉八幡宮のハスには目を見張りましたが、ここのハスの花もなかなかのもの。
一度見る価値は十分にありますね。

　　　　　　　　　　　　　　　

そのほか桔梗も花を開かせてました・

　　　　　　　　　　　　　　　

石段を上った先に長谷観音を祀った観音堂がありますが、残念ながらここは撮影禁止。
というわけで長谷寺のＨＰからご覧ください。

観音様を見つめていると、静かなまなざしの中に、自分の有り様をすべて見抜かれているー
そんな気がしてならないのです。

観音堂を出たところで、急に携帯メールがー。いつも気遣ってくれるＳさんからでしたが、
体をゆっくり休めて下さいねとの言葉。観音様のお心遣いだったのかもしれません。

観音堂の南側の見晴らし台は、気持ちのよい風景が広がっていました。

　　　　　　　　

境内には、かわいいお地蔵さんや
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　

ふれるとご利益のある観音様などが鎮座しておられました。
思わず頭をさわらせていただき、どうかボケませんように！

　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　
そうそう極楽寺にも行ったんです。

　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　

江ノ電の極楽寺駅は、テレビドラマ「最後から二番目の恋」の舞台になったところでしたね。　　　　　　　　　　　

いろいろな発見を楽しむことができた鎌倉散策でした。了


　　　　　　　　　

鎌倉散歩 ～小町通り、そして江ノ電～

八幡宮の境内を散策した後、小町通りを抜けて、江ノ電に乗ってみることにしました。　　　　　　　　　　　　　
小町通りは、休みの日はまるでお祭りのような人出で押すな押すなの大賑わい。
この日もまだ朝9時半過ぎというのに、早くも写真のように人がぞろぞろ。

　　　　　　　　　　　

この通りも夜となると閑散として人通りがパッタリ。昼と夜ではこんなにも雰囲気が
違うんです。驚いてしまいます。

　　　　　　　　　　　　　　

あれ！　通りに福島、川俣のしゃもを出す店が！　ありがとうございます。
皆さんよろしくお願いします。

　　　　　　　　　　　　　　　

江ノ電というのは不思議な感じの電車。それこそ普段着に買い物袋をさげてのり込むのもＯＫ。
カジュアルなファッションでのり込むのもＯＫ。
住居の軒先をかきわけるように走っていたかと思うと、急に江の島の海の眺望が飛び込んでくる。
そんな「走り」が感じさせる電車の雰囲気なのかもしれません。

　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　
今回、三つの駅で乗り降りしたんですが、一日乗車券を買えば安かったのにと、
あとから、思いました。

確かに観光客は多いんですが、気の向くままぶらぶらできるのが鎌倉の魅力
かもしれません。

鎌倉散歩 ～八幡宮のハスが～

久しぶりに鎌倉を歩いてみました。やはり鶴岡八幡宮からのスタートです。
今回のお目当ては、ハスです。

　　　　　　　

ハスの花は朝早く開きますので、ちょっと早起きして境内へ。早くも参拝の方がちらほら。

　　　　　　　　　　　　

前日の夜は、神社の明かりがかすかに浮かび上がっていましたが、人影はまったく
といっていいほどありませんでした。あたりまえですがー。
もっとも、暗闇の中を参拝するには、ちと勇気が要ります。

　　　　　　　　　　　　

八幡宮の境内入り口には二つの池があり、左手が平家池・右手が源氏池とか。
この池をハスの花が埋め尽くしていました。

　　　　　　　　　　　
　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　

極楽浄土はこんなふうなんでしょうか。

　　　　　　　

　　　　　　　

あまりの見事さに、ごりやくにあやかろうとしたのでしょうか、ハスの葉には
お賽銭がー。果たして神様はお聞き届けになるのかどうか。

　　　　　　　　　　　

八幡宮の本殿から鎌倉の町並みを遠くに眺めるのは、いつ来ても気持ちが
いいものです。

　　　　　　　　　　　　　

八幡宮と言えば、石段の途中にある大イチョウですが、大風で倒木後根から生えだした
若木が大切に育てられていました。
折れた大イチョウは隣に移植されたようですが、その根元からもさらに若木が芽吹いて
いました。

　　　　　　　　　　　　　　　

新しい命は、これから私たちのどんな未来を生きていくのでしょうか。




　

東京散歩 ～虎の門ヒルズに行ってまいりました～

最近、ボケてると言われます。うーん、そういえばボケてるかも。

そこは何とか脳に刺激を与えてボケ防止に努めねば、と一念発起し、
虎の門ヒルズに。

ボケ防止と虎の門ヒルズ。こじつけのような気もしますが、お許しくださいませ

写真は、愛宕1丁目交差点側から建物を見上げたもの。首痛っ！！

　　　　　　

　　　　　　
この写真は、建物の裏側の広場に面した出入り口。この広場はウリらしいんですがー。

　　　　　　

上を見上げると、おお！！

　　　　　　

いささか月並みな表現ではございますが、外観は近代的。

　　　　　　
　　　　　　

建物内も、「ガラス壁面」はなかなかですし、施設ガイドの画面もおもろいでーす。

　　　　　　
　　　　　　　　　　

　
ところで、虎の門ヒルズのマスコットキャラクターは、「トラのもん」だそうです。つまりは
「ドラえもん」に「虎の門」をかぶせたわけですか。
　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　

などなど、へー、ほー、と見て回ったのですが、また腰が痛くなってきました。

時代に取り残されないように、新しい情報に接しようなどど思ったのがそもそも間違いなんです。

時代に遅れて何が悪い　開き直ることにしました


　　　　　

沖縄散歩 ～渡嘉敷島で～

先日、沖縄の慶良間諸島の中の渡嘉敷島に行ってきました。

マリンブルーの島なんです。村のＨＰの写真が次ですが、実際この
とおりでした。

　　　　　　

那覇空港で胡蝶蘭の「生花」に出迎えられて、そしてモノレールに
乗ってホテルに入り、翌日渡嘉敷島に向かうという行程でした。

　　　　　　
　　　　　　

那覇の港は泊港。島ごとに乗船場がきまっているらしく、まずは高速船に。

　　　　　　
　　　　　　

渡嘉敷島に向かうこの船の速いことといったらありません。波の上に乗り上げ
ては、まるでジェットコースターかコーヒーカップか、右に左に、びゅんびゅん
でございます。

あまりの落差の揺れに、気分が悪くなってしまいました。ぐ、げ、ご　
隣の座席のＹさん、深くお詫び申し上げます。

しかし、到着した島の海の青さ。すごーいの一言でした。
　　　　　　

慶良間諸島は最近国立公園に指定されたとのこと。
　　　　　
渡嘉敷島の観光案内の動画はなかなかにグッドでございます。

しかし、島の小高い丘の上に、沖縄戦で集団自決した村民及び日本軍将兵を祀る
慰霊碑「白玉之塔」が建立されているこことを忘れてはなりません。

私たちの今日の繁栄はこうした尊い犠牲のうえに成り立っているのです。改めて平和の
重みをマリンブルーの海に見た思いがしました。