ヒマヒマノキ ~歩いて、見て、楽しんで~

庭園・街の花、まつり・名所。いろいろな出会いを,その時々の想いを交えて、皆様にお届けします。

飛騨高山散歩 ~高山陣屋そして飛騨の里~

2014-08-31 | 旅行

高山陣屋は、徳川幕府の直轄地である飛騨の国の役所として、1962年以降
幕末まで使われていたものだそうです。

        

高山を案内するな様々なガイドブックに大きく紹介されています。
陣屋はかつて全国に60数か所あったようですが、現存するのは
高山だけということで、貴重な史跡になっています。

        

        

合掌造りと言えば白川郷ですが、以前行ったことがありました。

        

でも、高山市内から少々遠いこともあって、今回は飛騨の里で
見学することにしました。

        

施設はじっくり見ると結構時間がかかります。駆け足でしたが、それでも
いくつかの建物を見学することができました。

        

建物以外にも興味深い風景に出合いました。段々になった田の稲は
少しずつですが色づいていました。

        

カターン・カターンとししおどしが音を響かせていました。

        

円空の作といういう木彫りの仏像が小さなお堂に安置されていました。
円空は美濃の国(岐阜県)の生まれ。全国を行脚し、数多くの仏像を
彫っていますが、岐阜には相当数残っているようです。
これもその一つなのでしょう。

        

刺し子の実演が行われていました。この技術を持っている人がどのくらい
いるか尋ねてみましたが、どちらかというと高齢の方が多く、若い人は
少ないとのこと。

大きな作品になると仕上げるのに半年以上はかかるということでした。
伝統の技術を伝えることの大変さを感じさせられました。

        

旅は様々な出会い。これからも訪ね歩きたいと思います。




        
    
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

飛騨高山散歩 ~市内をぶらり~

2014-08-31 | 旅行
岐阜県の高山市。改めて訪問したいと思っていましたが、やっとその機会を
得ました。

高山というと桜山八幡宮の秋の祭りの屋台が有名。
しかし、夏休み期間中とあって、平日にもかかわらず市内は観光客でにぎわって
いました。

                

最近観光客が増えたのは、白川郷が世界遺産に登録されたことも背景にあるの
かもしれません。
結構外国人も多く、中国語、スペイン語。英語も飛び交っていましたし、
酒蔵では日本酒を試飲する外国人の観光客の姿もありました。

英語OKの店をつくったらはやるかも、と我がツアーのメンバーが言って
ましたが、案外いけるかも。

市内の見どころと言えば、さんまち通りや

        

定番の高山陣屋や

                
          
        

        
             

飛騨の里の古民家などなどですが、

        

市内をぶらりしていましたら、高山陣屋近くに、幕末から明治維新にかけて、
江戸城無血開城で名を残した山岡鉄舟の銅像がありました。飛騨高山にゆかり
の人物だったんですね。

                

また、中央通りだったかもしれませんが、こんなおもしろいものも。
馬頭尊のあたりだったような気がします。

        

その近くにあったのがこれ。

        

街中をよーく見て歩くといろんな出会いがあるんですね。
まだまだいろんんなものがあるはずだと思います。

         





              


              
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

埼玉の夏祭り ~ 阿波踊り in 南越谷(躍動)

2014-08-26 | まつり・イベント
阿波踊りは、徳島が発祥の地だそうですが、いつ頃から始まったのか、
それは遡ることなんと400年前なんだそうです。

そのころから踊り方の基本はかわっていないのかどうか。
よくはわかりませんが、徳島市の阿波踊り会館が基本ステップを
教えてくれています。

踊り手の皆さんどれくらい練習するんでしょう。その成果が躍動感あふれる
踊りになることは間違いありません。

           

とにかく、あの独特のリズム、響きを聞いていると、心も体も浮き立ち、
手先・足先に力が入るような感じがしてきます。

           

           

その躍動の一瞬の間にみせる艶っぽさ。粋の世界!

                 

などと、ぼうっとしているうちに、踊りはやがて絶好調。

           

そして鳴り物がピタッととまった瞬間、踊りもピタッと決めポーズ。
まるでフラメンコのオ・レーの決めのよう。観客は拍手・拍手

           

みんな幸せ気分なのに、世の中ねたんだりもめたり、諍いが絶えないのが不思議。
ともあれ、また来年のお楽しみ。          
           

          
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

埼玉の夏祭り ~ 阿波踊り in 南越谷(笑顔)

2014-08-26 | まつり・イベント
南越谷で阿波踊りをみていると、誰もがにこやかなんです。
踊り手の笑顔が素敵ーそれがとても印象的。

若い人はもちろんエネルギッシュに

          

ベテランも、「そう簡単には負けねえよ、俺を超えるにゃ10年早いね!」

          

「大丈夫?」「何言ってんのよ! あんたこそ、足があがってないわよ」
 みなさん、軽快に踊ってますし、なかなかに揃っていいじゃないですか。

          

きれいどころも、ヤット、ヤット、と。いいですねえ!

          

もうとにかく、楽しそうなんです。いいね、いいね!

          

思わず、この方の笑顔には引き込まれてしまいました。
『ミス笑顔』決定

                 

まさに「踊らにゃ ソン・ソン」でございます。




          

          
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

埼玉の夏祭り ~ 阿波踊り in 南越谷

2014-08-25 | まつり・イベント
阿波踊りといえば、もちろん徳島の阿波踊りが有名ですが、
今や日本全国で「ア、ヤットサー! ア、ヤットナー! ソレソレソレ!」
が響いております。

東京では高円寺の阿波踊りがものすごい人出ですが、同じ日に
行われている南越谷の阿波踊りにいってまいりました。

         


掛け声が、鳴り物の鉦・太鼓・笛・三味線などの音色の
チャンカチャンカ、ド・ドーン、ド・ドーンに合わせて聞こえると、
いつしか体が動き出してしまいます。

         


もちろん流し踊りがメインですが、

         
         
         

特設されたステージでは、組踊りや舞台踊りも行われていました。





何と、一般の人:つまり「にわか連」のコンテストも行われて、結構の
参加者がいて「ア、ヤット・ヤット・ヤットサー」なんです。

         

         

しかも、たくさんの屋台が出てまして、飲んで食べての楽しみもばっちり。

         
      
         

南越谷の阿波踊りは、まさに地域にとけこんだ、地域の夏祭りなんですね。
すべての連が大向こうをうならせる踊りばかりではないんですが、とにかく
楽しんでるんです。

踊り手の笑顔が印象的でした。

                 

その踊りの楽しさは、次回お伝えしましょう。

                



         




         

         
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京散歩 ~ひまわりフェスティバル イン 清瀬~

2014-08-23 | まつり・イベント
夏の代表的な花、その一つがひまわりです。
そのひまわりを栽培し、広大な土地に一斉に開花させるひまわり畑の
取り組みがいま、全国各地で盛んに行われています。

東京都の郊外、清瀬市のひまわりフェスティバルに行ってみました。
おう、こんな横断幕がー。さすが10万本のフェスティバルです。

       

畑に向かう農道を歩いていくと、 れれ!蕾ばっかり。
ちょっとお尋ねしますが、ツバメさん、花はどこですか

       

もう、忙しいのに何よ。今年は咲くのが遅いみたいよ

そんなわけで汗びっしょりになりながら
畑の奥の方へずんずん進んでいくと、ありました、ありました。

       

見事ではありませんか。

       

虫さんたちも、花の上を散策中。

       

仮設のステージの上からぐるりと畑を見回すと、太陽の日差しは西から
これでもかとふりそそいでいるというのに、ひまわりさんたちはみんな
そっぽを向いているではありませんか。

暑くてやってらんね

       

ひまわりにも個性というものがあるんでしょう。こっちでは、真上を向いて
まるで「陽時計」を演出しているようです。

       

ひまわりの花って、とにもかくにも圧倒的な存在としか言いようがありません。

       

そのせいか、農道の隅のポーチュラカが、いっそうかわいらしく見えました。

       

       

       

   

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本の城 4 ~二本松城・二本松少年隊~

2014-08-21 | 旅行
二本松市には、室町時代、畠山氏によって1414年に築城されたという二本松城(霞が城)
があります。

          

明治維新時の戊辰戦争では、二本松藩は奥羽越列藩同盟に加わり、東軍(旧幕府軍)の一員として
薩摩や長州などの西軍(新政府軍)と戦いました。

この戦いが、会津藩の白虎隊と同じような悲劇を生むことになります。
白虎隊は、はるかに見える城が燃えて落城したと思った少年兵(数え年で16歳・17歳)が飯盛山で
自刃したのでしたが、二本松少年隊は、数え年13歳から17歳の少年兵が、実際に新政府軍との
激しい戦いを繰り広げ、戦死しています。白虎隊の悲劇の1月前のことでした。

戦死者は、14名の少年たちと、年長者の隊長・副隊長2名と伝えられています。
この史実は、あまり世に知られていないようです。

         
         

お城は、落城とともに火に包まれ灰燼に帰しましたが、その後修復が行われた結果、
往時の姿をしのばせるものとなっています。

         
         
                  

お城の中の池には、そんな歴史はなかったかのように暑い日差しの中で、ハスが静かに花を
咲かせていました。

         

天主台からは、二本松の市内が一望できます。それほど人口が大きな市では
ないのですが、毎年10月の菊人形祭り、よく知られているのではないでしょうか。

         

ちょうどこの秋の菊人形の準備のために、汗を流していたスタッフの方がこんな
話をしてくれました。

 「二本松の菊人形というと以前は大変な人出で、来場者の方は駐車するのも一苦労
  だったと思います。菊人形はどちらかというと高齢者の方向けの感じがするのか、
  最近はだいぶ来場者が減っています。」

 「でも、今年の菊人形は第60回の記念の年。二本松城の開城600年です。
  是非この秋に、また二本松に来てくださいね。」 

天主台の一角で、キアゲハが羽を休めていました。

         

幼虫時代を厳しい自然の中で生き抜き、そして可憐な羽を広げる営みは、おそらく
600年以前から繰り返し行われてきているのでしょう。      

二本松も3年前の震災以来苦しんでいるはず。
がんばれ二本松、がんばれ福島。



         
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

福島散歩 ~二本松市 鏡が池~

2014-08-20 | 旅行
ふくしま・二本松の安達太良山の麓にある岳温泉に、鏡が池とよばれる池
があります。
先日この池を散策してみました。

       

まだ相当の暑さでしたが、早くも赤トンボが池を巡っていました。

       

このトンボときたら、帽子にちゃっかりとまって、離れようとしません。
人なつっこいというのか、のんびりしているのか、ともかくしっかり
写真に収まってくれました。

        

こちらのトンボはギボウシの花の上にとまってゆっくりとお休み中。

       

池のカモに餌を投げ入れましたら、ご覧の通りの争奪戦。

       

ところが生存競争は厳しいらしく、大きな鯉も餌をねらっているんです。
両者は素知らぬ顔でいるんですがーー

       

餌をめぐって、あちらこちらで激しいバトルー―

       

安達太良山は、あと2か月もすれば、赤や黄色で色づいていくでしょう。
季節はあくせくすることなく、うつろいを繰り返していきます。

悠然と構えたいところですが、そうはいかないのが大方の私たちなんですね。
     
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京の夏祭り ~阿佐ヶ谷七夕祭り~

2014-08-10 | まつり・イベント
先日仙台に行ったときは、七夕飾りは準備中で本番を見ることが
できませんでした。今年はもう七夕祭りは終わりかと思っていましたら、
何と阿佐ヶ谷で行われていたんです。

        

JR阿佐ヶ谷駅前でのパフォーマンスを横目で見ながら、アーケードの通りに
入っていきました。結構な人でした。

        

阿佐ヶ谷の七夕は、昭和29年から行われていて、今年で61回目だそうですから、
結構歴史があるんですね。
         
            
      
阿佐ヶ谷の飾り付けは、どうやら吹き流しよりも、手作りの張り子の飾りがウリの
ようです。

ふなっしー
        

アナと雪の女王       
       
        

たぶんディズニーの何か(笑)

        

アナと雪の女王に登場するオラフ
       
        

なつかしのアンパンマン
 
        

W杯の日本代表選手かも(わかりませーん?) 

        

何となくほほえましく、子どもづれの家族が楽しそうにわいわいし、そしてかき氷やら
アイスやら。ビールにジュースに、から揚・ソーセージ・ヤキトリ。きゅーり、etc

私も七夕を見に行ったのか、食べ歩きをしにいったのか、いつのまにかビールをごっくんしながら
楽しんでまいりました。

         
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

埼玉の夏祭り ~小江戸川越花火大会~

2014-08-10 | まつり・イベント
あちらこちらで花火大会が行われています。「花火ねぇー、別に、それほど」とか
言いながら、やはり夏です。行ってきました小江戸川越花火大会へ。

      
      


6千発だそうで、19時スタート・20時半終了予定です。最寄駅を降りたら皆ぞろぞろ
ですから、適当に後をついていけば、会場にはたどり着けるはず。いつもこんな具合なんです。

            

子どもの頃を思い出します。

      

花火の打ち上げがはじまり、ドーンという響きに体にぶつかってくると、「もう早く見に行こう、
終わっちゃう」と気が気でなくなり、人だかりの中へかけていったものでした。

      
     

子どもの頃はそうだったかもしれません。今は違う、うーん、ドーン、ズーン。思わず「ほら早く早く」
            
      
               
    
花火ってなぜに心をはやらせるんでしょうか。
         
        
          
         
だいぶ以前に、「Whiteberry」が歌う「 夏祭り」が大ヒットしました。
 君がいた夏は 遠い夢の中  空に消えてった打ち上げ花火
急に頭の中をメロディがかけめぐりました。

       
         
目の前に並んでいる浴衣姿のカップル。花火には本当に浴衣姿が似合います。

いいねえ、青春だねえ。うらやましい。こっちときたら、立ち上がろうとして、
「よっこらしょっと」「あちっ、腰いたた」

         
           
       

でも、「おー、今日は8千歩あるいたぞ」 花火を見に行く元気まだまだありまっせ。

      

              
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東北の祭り ~福島わらじまつり

2014-08-06 | 旅行
福島の駅を降りましたら、何やら人だかりがー。駅前のポスターを見ると、
「東北6大まつり 福島わらじまつり 8月1日~2日」とありました。

「東北6大まつり」 ええいつのまにそうなったんでしょうか。

この時期の青森ねぶた、秋田竿燈、山形花笠、仙台七夕、盛岡さんさ、に加えて
のことかと思いますが、ちと規模が小さいし、そもそも相馬野馬追に較べても
知名度がいまいちではー。

いいんです! 何はともあれ「福島」がとりあげられれば、それはそれで
いいではございませんか。

つねづね「がんばれ福島」を叫んでいる私でございます。ここは観客動員に
貢献せねばと、いさんで見に行きました。

                

このおおわらじは、毎年2月に、暁参りと称して、福島市の中心部にある信夫山のてっぺん
にある羽黒神社(標高は275M)にかつぎあげるんです。

ただし、そのときが片足1足分で、夏にもう片足1足分なんだとか。これをおはきに
なるのは仁王様だそうですが、ちょっとご不自由ではないでしょうか。

        

子どもの頃の記憶では、大わらじの神輿が市内を練り歩き、そのあとを善男善女が浴衣姿で、
あの大歌手舟木一夫さんが唄う「わらじ音頭」にのせて、「わらじ音頭でよいよいよい♪♪」と
ゆったりと進んだものでした。

わらじのパレードは、HPによればこんな具合のようですし、

               

わらじおどりは「レゲエ調」の音頭で今も踊るそうです。どんな感じかしらん。

最近は、趣向がかわり、わらじ競争(各チームが山車を押して、そのタイムを競って
いました。別にわらじは履いていませんでしたがー。気にしない・気にしない。)や
       
        

        

広場でのパフォーマンスも。

        

最後の締めくくりは、ヒップポップ調?の「ダンシングそうだナイト」で、若者が盛り上げる
というものです。このシーン取り損ないましたので、またもやHPから写真拝借。重ね重ねすみませぬ。

         

全国ブランドの祭りを目指し、これからもアイディアを練ってはじけてくださいませ。

 がんばれフクシマ        

      

      
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東北の祭り ~仙台七夕は只今準備中

2014-08-05 | 旅行
いよいよ明日6日から仙台の七夕祭りが始まります。

たまたま七夕祭りの準備中に仙台をおとずれました。早くも駅構内は
飾り付けがされていました。

         

駅の周辺も、あちらこちらに吹き流しの飾りが風に吹かれてひらひら。
仙台の七夕飾りの特徴は、素材が和紙でできているとか。和紙だとすると
雨が降ったりしたら大変でしょう。

        

メインストリートは、まだこれから飾り付けが行われるようで、竹やら綱やらがぶらぶら。

        
        
         

その一方で、着々と飾り付けの準備が。
       
        

         
      
        

明日になれば、こんな飾りが通りを埋め尽くすはずです。

        

          

           

飾りつけが淡々と行われている様は、不思議に静かでした。毎年のことで手慣れたものかもしれません。
ともあれ、仙台の七夕、本番が楽しみですね

きっと、ブログやらフェイスブックやら、わんさか写真・動画がネット上を賑わすことでしょう。

              





        

      
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする