あなたにとって、今年一年を表す漢字の
一文字は何ですか、と聞かれました。
私が参加している小さなウォーキング
グループの仲間うちのことです。
私は「響」をあげました。
「どよめく」は漢字では「響動く」と
表されることがありますが、
その『響』です。
今年感動を覚えたのは、何と言っても
ワールドカップ。日本チームの戦いです。
とりわけ強豪国のドイツ、スペインを
破ったその一瞬には、夜中にも関わらず、
家々からどーッと歓声が響いてきました。
誰もが気持ちが昂るものを感じたのだと
思います。
ところでこの三年、新型コロナ対応は、
日々の暮らしに鬱々としたものを投げ
かけてきました。
そうした中でのワールドカップでの
日本チームの大健闘。
苦戦どころか堂々たる勝利。
つまり、これまでの「新しい日常」が、
森保代表監督が言う「新しい景色」へと
まさに変化したのです。
最高に「ブラボー!ブラボー!」でした。
次もまた、「新しい響き(どよめき)」
を味わいたいものです。
年末を迎え、冷え込む日々が続きます。
時季が時季ですから、道沿いの草木の実も
寂しげです。
フェンスにからみついていたヒヨドリ
ジョウゴの実もしなびたり、色が変わって
います。
サンシュユの実ではないかと思いますが、
これもしなびています。
この黒い実はイヌツゲでいいのでしょうか。
ヘクソカズラの黄色い実がからみついて
いて、迷惑そうです。
しかし、中には元気のいい草木の実も
ありました。上の2枚ともトウネズミモチで
いいのかどうか、わかりません。
とにかく、樹にどっさり実がついています。
今が盛りのマンリョウとシロミノマンリョウ
です。まだまだ元気です。
今開花を始めた花は、近くでは、上からウメ
(紅梅)、ロウバイ、ボケ、スイセンです。
これからしばらく私たちを楽しませてくれる
でしょう。
蕾のものも少しだけありました。
ジンチョウゲとアセビです。
ただし、開花はもう少し先でしょう。
時季がくれば、いつの間にか花は静かに
開きます。その花を見つけたときの喜びが、
どよめきとなって心に広がっていきます。
私たちの心の中のどよめき。
それが花の力なのかもしれません。
世界が平和でありますように!