ヒマヒマノキ ~歩いて、見て、楽しんで~

庭園・街の花、まつり・名所。いろいろな出会いを,その時々の想いを交えて、皆様にお届けします。

気品のある花です ~東村山のキンラン・ギンラン~

2024-04-30 | 散歩

絶滅危惧種に指定されているキンラン・ギンランを
見に行きました。東村山市の病院構内の雑木林です。

この区域のキンラン・ギンランについては、
「キンランの咲く雑木林を守る会」の方々によって、
保全活動が行われています。
というのも、キンラン・ギンランは、コナラや
クヌギなどの樹木そしてキノコとの共
生関係を
つくって生きています。
そのため、コナラやクヌギなどの保護、
笹などの下刈りなど、共生関係を維持
できる
雑木林づくりが必要というわけです。









生育に適した環境にある雑木林が全国的に減少しつつ
ある中で、キンラン・ギンランの保護育成を
図るためには、雑木林の保全活動が必要になって
います。そこで「守る会」の方々がボランティア
として、いろいろ活動しておられます。









今年の「守る会」主催の「観察会」には、
行きそびれてしまいましたが、遠くからも
参加者があったそうです。


  

     

   

 
たまたま出会った病院の関係の方が、
「ここは日本で一番といっていいくらいの
キンランの群生地かもしれないと思う」と
誇らしげに言っておられました。
年によって咲き具合は異なりますが、
確かにかなりの生育数です。
園芸種の草花のように密集して咲いている
わけではありませんが、住宅地の真っただ中
という環境で、これだけの数が見られる
ことには、驚いてしまいます。







キンランは、いくつかの丸い花を、
茎の上に半開きのような姿で、
やや斜め上に咲かせます。花の色は黄金色です。
花の色は、単調と言えば単調な色合いです。
しかし、黄金色の花の気品のある立ち姿は、
園芸種にも勝るとも劣らない美しさを感じます。

カメラを花に向けていましたら、
通りかかった方からどんな写真が撮れましたか、
と声をかけられました。
こんな具合でなかなかうまく撮れませんと
お見せしましたら、いいじゃないですかと
ニッコリ。
あまりいい写真ではないと思っていましたので、
ちょっと恥ずかしいものがありました。
これだという写真を撮るには、毎年通わない
とダメですね。








   
さてギンランのほうです。
キンランのやや後に咲くということで
花が少ないのか、それとも今年はあまり
咲いていないのか、よくわかりませんが、
それでも可憐なギンランの花を見つけました。
上の写真は、全体に小ぶりで、
葉の上に花が出ています。
たぶんギンランだと思います。











こちらの白い方は、細めの葉が花を覆いつくす
ように咲いていますので、ササバギンランでは
ないかと思います。
白い花をクリアに撮るのは、本当に難しいですね。
どうも “白飛び”した感じで、また来年チャレンジ
といったところです。

来年も、キンラン・ギンランの見事な花が
見られますように。

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鮮烈な装い ~文京区:根津神社つつじ苑~

2024-04-26 | 公園・庭園・名所

外に出てみると、ツツジが鮮やかに咲いています。
家々や通り沿いの花壇、集合住宅の垣根、あちら
こちらが赤やピンクなどで彩られています。
季節は初夏に入ったんですね。




ツツジというと、毎年見に行っているのが
根津神社のツツジです。
毎年、上の写真のような満開のツツジが楽しめ
ます。根津神社に限りませんが、ツツジは
どの名所でも、鮮やかというか、艶やかというか、
その色合いには、ただただ圧倒され
ます。

ネットを見ると、この根津神社のツツジは、
「文京つつじまつり」として行われています。
期間は、3月30日から4月30日までとなって
います。ちなみに、文京区の花はツツジになって
いますので、区としても力が入っているイベント
なんですね。



出かけたのは先週土曜日。会期の後半過ぎです。
それほど混むこともないだろうと考えて、最寄り駅
を降り、ぶらぶら街歩きを楽しみながら、目指す
根津神社へ。


     
屋台店がずらっと並ぶ西口から、境内に入り、
本殿・
拝殿を左手に見ながら、楼門のあたりまで来ると、
写真のように、人・人・人です。

しかも「つつじ苑」の受付入口まで、
ぐるっと長い列ができていました。
外国人観光客も多いですね。

せっかく来たにもかかわらず、桜のほうは、
開花が遅れて堪能できなかった来日客も
多かったようですが、ツツジのほうは着実に
咲いているようですし、おそらくピッタリの
観光になっているのでしょう。

さて、いよいよ受付を通って、つつじ苑に
入苑です。

























入苑者が多い割には、渋滞でちっとも先に進まない
ということはありませんでした。
両サイドのツツジを撮ったり、行く手を見上げながら
撮ったり、夢中で撮りました。
ゆっくりゆっくり人波が進んでいきます。















写真を撮るのに絶好のポイントになると、
ちょっと足取りが止まったりしましたが、
皆さんほとんどスマホです。
手慣れたものです。素敵なツツジを背景に、
すかさずパシャッと記念写真。
自撮りも手慣れたものです。2・3人のグループで、
はい、Vサイン (^_^)v。
ゆっくりしたペースが、かえってツツジを楽しむ
のにちょうどいいようにさえ感じられました。

緑の木立の中の色とりどりのツツジ。
この光景はイルミネーションのような形で
表すことは、ほとんど難しいでしょうね。

初夏の装いを、しっかり楽しむことができた
一日でした。

世界が平和でありますように!

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年をとってくると良さがわかるのよ ~地域散歩~

2024-04-23 | 散歩

かつての職場の同僚のSさんに、久しぶりに
電話しました。Sさんの声はいつもどおり元気そのもの。
ただ、最近お姉さんを亡くしたとのこと。穏やかな最期
だったそうですが、やはり寂しいものがあるようです。
    
年を重ねていけば、身内や友人・知人の
“旅立ち”の寂しさに出会うことが多くなります。
誰でも、こればかりは避けられません。
でもSさんは「お互い、まだまだ頑張って
いきましょうよ」と明るく笑っていました。

そうなんです。落ち込んでばかりではいられ
ません。人生、楽しく元気にいきましょう。

さて、ぶらぶら歩きをしていると、季節が
春から初夏へ移りつつあるのを感じます。
本当に早いです。

   
ヤマザクラの花が歩道一杯に散っていました。
花びらの歩道です、踏んで歩くのがちょっと
ためらわれます。




    
ナニワイバラです。初夏に咲くバラです。
つる性ですが、しっかりとした棘があります。
きれいな花には棘がある、です。



フレンチラベンダーだと思います。
上手くピントが合いませんでした。
これからあちこちで、よく見かけるように
なりますね。


   
こちらはムギセンノウ。今の時期よく見かける花です

夏を彩る花の一つです。


    
花壇の花をあれこれ見てましたら、
手入れをしている方に出会いました。
「きれいですね。いつも、ここの花壇で
写真を撮らせていただいてます」と声を
かけると、「今年は花が早いですよ」と
おっしゃりながら、手入れの手を休め、
いろいろ話しながら、案内してください
ました。



「このモッコウバラは、
バラなのに茎にトゲが
 ないんですよ。育てやすいし、それでよく
 植えられてるみたい。」





「ボタン(牡丹)は花壇の裏手にあるの。
 ちょうど見頃の花が咲いていますから、
 写真に撮っていきますか。
 シャクヤク(芍薬)はまだツボミですよ。」


   



   


「シランがだいぶ咲き出しました。
 紫のシランはもうずいぶん咲いてます。
 白色のものはこれからといったところね」
「白いシランのうしろにあるのは、
 ヒメキンギョソウ。
 和名だけど良い名前でしょ。
 昔の人はいい名前をつけたものね。
 リナリアのことね」

「ヒメキンギョソウは、風で種が飛んでいくんですよ。
 この花壇にたくさん咲いてますが、こぼれた種から
 育って、いつのまにか勝手に増えていってるんですよ」



「これ珍しいんですよ。五寸アヤメっていうんですよ。
 背丈が大きくならないの」





「これはトックリランといってね、もう少しすると
 花をつけます。根の部分が徳利の形みたいだから、
 こんな名前になったのかもね。」


  
「そうそう、バラが一輪咲いたのよ。
 バラは水やりとか、手入れをしないと
 うまく咲かないの。難しいのね」

「手入れする人が高齢化で少なくなってきて」
とおっしゃりながら、本当に楽しそうです。
そして、こうも話しておられました。
「若いときはただきれいとか思ったけど、
 年を取ってくると花の良さがわかってくるの。」

花は、大事に育てている人の心の表れなんですね。

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世界中で楽しまれているチューリップ ~昭和記念公園~

2024-04-19 | 公園・庭園・名所

昭和記念公園のチューリップは今がちょうど
見頃です。都内でも屈指の名所です。
おそらくたくさんの人出でしょう。毎年カメラで
撮ってきましたが、
今年もでかけてみました。

公園の中心部にある“原っぱ広場”です。ここは
とにかく広い原っぱなんです。
いつものように家族連れを中心に歓声が響いて
いました。
この写真で見るだけでも、かなりの人ですから、
チューリップ畑のほうにはもっと多くの人がいる
はずです。

ところで、チューリップは品種改良されて、
今やいろんな色や花びらのものがあるようです。
この昭和記念公園では、202種25万球が植え
られているのだそうです。


















原っぱ広場の隣が、小川と小さな池のある
“渓流広場”になっています。
チューリップは、その小川や池のまわりに
レイアウトされています。
予想した通り多くの人出です。
外国から観光にきたと思われる人もずいぶん
多く見られます。















コンデジや、中には大きなカメラで
撮っている人もいましたが、今はほとんど
と言って
いいほど、スマホです。
チューリップを撮るだけでなく、花を
背景に自撮りする人が目立ちます

みんな楽しそうです。






  
私たち日本人は、チューリップ大好きだと思います。
学校の音楽の時間にならった「唱歌・チューリップ」

  「さいた さいた チューリップのはなが 
   ならんだ ならんだ あか しろ きいろ
   どのはなみても きれいだな」

誰でも知ってますよね。

 

   

     
小学校の頃、チューリップを鉢植えで
育てたりしませんでしたか。


  

  
チューリップの生産ですが、世界のいろいろ
な国で生産が
行われています。
正確なデータは見つけられません
でしたが、
その中でも断トツ1位の生産量を誇るのが
オランダです。

ヨーロッパではイギリスやフランスなど、
アジアではトルコや中国、そして日本も生産が
盛んな国に数えられるようです。



ところでネットをみていましたら、
チューリップの原産国はオランダかと思いきや
そうではなく、中央アジアの今のトルコの
地域のようなんですね。
歴史的には、トルコからヨーロッパに伝わり
世界に広まっていったようです。
ちなみに、トルコの国花はチューリップだ
そうです。

チューリップは、それぞれの国の文化に
溶け込んでいます。
オランダやトルコなどで行われる
フェスティバルは有名ですね。

チューリップをはじめいろいろの花が
世界中で愛で、楽しまれるということは、
世界が平和であってこそのことです。
どうか、
世界が平和でありますように!

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昔の仲間からの電話がうれしくて ~春爛漫を散歩~

2024-04-14 | 散歩

突然携帯に、昔の仲間の声が飛び込んできました。
「〇〇です。元気ですか。」
彼と話すのは確か10年ぶりです。声は昔と
全然変っていません。
友人と一緒に、車であちこち名所旧跡巡りを
しているようです。
     
彼と職場が一緒だったのは1年だけでしたが、
一緒に飲みにいったり、休日に都内の名所に
でかけたりしました。
懐かしい思い出がよみがえります。
     
「これから、
退職後田舎に帰った〇〇さん
訪問するんです。覚えているでしょう、
あの人ですよ」                               

忘れたりしません、みんなかつての仲間です。
それよりも、私を忘れずに電話をかけてきて
くれるなんて、もう最高のサプライズです。
たった数分のやりとりでしたが、久しぶりの
「喜び」を味わうことができたひと時に
なりました。

おかげで、なんだかうきうきした気分になり
ながら、足取りも軽やかに地域散歩です。

  
春を謳歌するように咲き誇っていたソメイヨシノも、
今や葉桜です。
ちょっと寂しいなどといった感傷めいた気分など
どこへやら、桜が春を高らかに宣言してくれた
おかげで、今や百花繚乱といった風情です。
まさに春爛漫です。



ベニバナトキワマンサクは、まるで樹全体が
房をまとったかのようにピンクの花でいっぱいです。





ハナカイドウやツバキはそろそろ終わりでしょう。
上の大きなツバキの花は終わりかけなのか、
これから開くのかわかりませんでしたが、
エレガントな帽子のようで面白かったので、
写真に撮ってみました。



ツツジが盛りを迎えていますが、ドウダンツツジは、
派手なツツジやサツキの花とは打って変わって、
白い釣鐘のような小さな花がかわいらしい花です。
ほっとしますね。





上の一枚目はツツジですが、2枚目はシャクナゲです。
シャクナゲの花ももう咲き始めているんですね。
まるで、花が競って咲いているかのようです。



桜に代わって通りを彩るのはハナミズキです。
あっという間に咲きだしました。





あちらこちらで、こんもりと花をつけてるのは、
モッコウバラです。
花を見て、ここにもあったのかと気づきます。


    
ヒサカキは花が面白い形をしているのですが、
葉の付け根や小枝にびっしりと小さい花をつける
せいか、逆にあまり目立たないようです。





野草にもいろいろな花が見られます。これは
フッキソウです。
冬でも緑の葉を絶やさないところから、
家族の繁栄になぞらえて冨貴草と呼ばれる
という説があるそうです。



こちらはセイヨウイワナンテンです。
葉の付け根から小さな花が垂れ下がっています。



ちょっと派手目ですが、ベニバナツメクサという
のだそうです。60センチくらいの高さがあり、
穂状に紅色の花をつけています。シロツメグサの
仲間です。



花壇に目をやると、色とりどりの花が目につきます。
これはフリージアのようです。
通りかかった方に教えていただきました。



これはダッチアイリスというアヤメ科の交配種の
ようです。名前が間違っていたらすみません。
とにかく、立ち姿がきれいです。



この面白い形の花は、シラーベルビアナ(オオツルボ)
のようです。



定番のオステオスぺルマムです。キク科です。
いろいろな色の花がありますね。



これはググるとバクヤギクとでるのですが、
たまたま花壇をあれこれ見て回っていた方に聞くと、
リビングストンデージーではないかとおしゃって
いました。どちらなのかよくわかりません。

ともあれ、次々と花を咲かせる光景は、
まさに春爛漫ですね。

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カタクリが静かに咲いていました 

2024-04-09 | 散歩

1週間ほど前ですが、カタクリを見に行ってきました。
都内には、カタクリの群生地はそう多くはないようですが、
その中の一つに、清瀬市の「
中里緑地保全地域」があります。
市のHPを見ると、コロナの影響もあるのか「自由鑑賞」と
なっていました。ガイド役の人は誰もいないのかもしれません。

ところが、群生地に行ってみると、保全活動をしている
ボランティアの会の方が待機していました。
聞いてみると、会のメンバーが期間中交代でつめている
とのこと。頭が下がります。
   
お話しをお聞きした方は女性の方で、私よりも
年上のようです。とにかく元気です。
話は、カタクリのことだけではないんです。
絶滅が危惧される植物のことにも話が及び、
近くの大学の薬用植物園で撮ったという貴重な
写真まで見せてくれました。
さらに小学校から頼まれ、子どもたちに、小川で
魚を取る時は、足をこうしてと話して喜ばれたと、
もう熱いです。煽られっぱなしでした。
さて、肝心のカタクリです。カタクリは、
特に保全地域の斜面に多く咲いていました。






カタクリは、曇りや雨の天候では、花を開かず
閉じたままになることが多いそうです。
今回はうまい具合に花を開かせていました。


      

      













群生とはいっても、びっしり咲いているのではなく、
ちょっと間をあけて咲いています。
しかも、うつむき加減ですので、カタクリの上品で
気高い感じをなかなかうまく撮ることができません。
頑張ってみましたが、やはり難しいです。





数輪、道際に咲いているカタクリがありました。
ちょっと失礼して、下から覗かせてもらいました。
模様が素敵なんです。

もちろん、周囲はカタクリだけではないです。
春の山野草の花が顔を出していました。
お天気が寒かったり暖かくなったり、一定しませんが、
いろいろな花がしっかり季節を彩っていました。


   


レンギョウです。





ウスベニアオイです。





クサイチゴです。



シャガです。



ツルニチニチソウです。





ムラサキケマンです。





ヒメオドリコソウです。
どの花もしっかりと咲いていました。
いつもこうした花が私たちを和ませて
くれています。
世界が平和でありますように!

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春といえば桜 桜といえば淡い白 ~練馬高野台の桜~

2024-04-05 | 散歩

ソメイヨシノの開花が進んでいるにもかかわらず、
曇りや雨の日が続いています。
青空のもとで咲きほこる桜を期待していたのですが、
このままでは、お天気に恵まれないまま桜が散って
しまうのではないか。そんなことを心配していました。

昨日(4日)も曇りでしたが、空は明るさを取り戻し、
晴れ間も少しだけのぞきました。
チャンスとばかりに、練馬高野台駅近くの石神井川沿い
に植えられた桜を見に行ってきました。
ここは穴場スポットと言っていいところだと思います。



散策するにはちょうどよいお天気ですし、
結構桜を楽しむ人の姿がありました。
川沿いのベンチでは食べたり飲んだりしながら
談笑する人たちも。













川の両側から、覆いかぶさるように咲いている
桜の光景です。5分咲きから7分咲きといった感じです。
花びらが舞い落ちることもなく、ちょうどいい風情です。
青空の代わりに、川が桜を引き立ててくれているようです。











一本の大きな桜の樹には、やや大きな鳥が枝から枝、
花から花へと飛び回っています。
もしかしたらヒヨドリかもしれません。
おそらく樹の周りに落ちている花は、鳥が啄んだ花
だろうと思います。



川幅が広くなっている、石神井公園方向へと
歩みをすすめました。

















すると視界が大きく広がり、土手の道沿いの桜並木が
目に飛び込んできました。
川面を覆う桜もいいですが、川の両側の土手を整然と
彩る桜もまた、素晴らしい風情です。
むしろこの光景が練馬高野台の桜の「推し」かもしれません。



川には、シロサギの姿が。
餌をさがしているというより、
のんびり羽を休めているという感じです。







間近に見るソメイヨシノの花。
淡い白色(しろいろ)。気品に満ちた花。
数枚の花弁(はなびら)にも、趣を感じる花。

人の心を揺り動かすそのあり様が、
春と言えば桜とされる所以なのかも
しれません。

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さっそく桜を楽しんできました ~小石川後楽園~

2024-04-01 | 公園・庭園・名所

昨日の31日(日)は快晴でした。しかも28℃の夏日に
なりました。開花宣言(東京)があって二日目です。
まだそれほど花は開いていないかもしれない、
と思いつつも、ひょっとして穴場があるかもしれません。
ネット検索をすると、なんと小石川後楽園が7分咲きと
出ているではありませんか。
お昼もだいぶ過ぎていますし、今から行くなら人出も
たいしたことはないだろうと、のんびり構えて出かけました。


ところが、最寄り駅で電車を降り、園の正門に向かうと、
なんと受付の前は、入園券を求める人の列ができています。
どうやら、皆さん考えることは一緒だったようです。










     

                       


小石川後楽園は回遊式の庭園で、徳川御三家・水戸藩の上屋敷。
春は園内の樹々の緑と桜のコントラストが美しいところです。






     

     
入口を入ると、すぐ前の枝垂れ桜に人だかりがしていました。
園では、この桜の開花がだいぶ進んでいるようでした。
確かに見事な桜です。









枝垂桜を取り囲むようにしてたくさんの人が
桜の写真を撮っています。
桜を撮るだけでなく、花を背景に記念写真を
撮る人など大勢の人です。
外国からの観光客も多いようです。
せっかく来日したにもかかわらず、ツボミばかり
だったと思いますから、さぞ嬉しい開花でしょう。




      
枝垂桜の脇の小ぶりな桜にも、カメラを向ける人が
絶えません。人が途切れることなくやってきます。
なかなかシャッターを切ることができません。
待ちに待った本番の桜の開花ですから仕方がないです。



小石川後楽園は桜の樹の数はそう多くはなかった
ように思います。
奥の方にも桜の樹があったはずですが、池の周りで
写真を撮るうちに疲れてきました。

都内には、名所はたくさんあります。
そこで今回は短時間で引き上げることにしました。








正門前には早くもツツジがだいぶ咲いていました。
その脇には、小さな木に白い花が咲いていました。
これは名前が何かわかりません。
いずれにせよ、次々と花が咲いていくことでしょう。
このまま行くと、あっという間に初夏の気候になる
かもしれません。自然にあおられそうです(笑)。

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