ヒマヒマノキ ~歩いて、見て、楽しんで~

庭園・街の花、まつり・名所。いろいろな出会いを,その時々の想いを交えて、皆様にお届けします。

アサザが見頃になっていました ~小平市・あじさい公園(続き)~ 

2021-05-28 | 公園・庭園・名所

あじさい公園は、昭和48年(1973年)に造られています。

開園して今年で50年近くになるわけですが、この間、大きくなった

樹木によって陽が遮られ、アジサイが全滅しそうになったため、平成

8年(1996年)から翌年春にかけて樹木を切り(「萌芽更新」)、

陽が入るようにして、アジサイの保全に努めてきているのだそうです。

前回ご紹介したようにガクアジサイがメインの公園で、そのアジサイは

約1500株と紹介されています。(小平市ホームページより)

 

その公園の入り口のあたりに、小さな池がありました。

池には、スイレンが花を開いていました。

スイレンの脇に黄色い花が顔を出していました。

これはアサザです。

アサザは一日花で、午前中に咲き、夕方には閉じてしまいます。

次々と咲いていくようです。

アサザは、国のレッドリストでは準絶滅危惧種とされている花です。

東京では葛飾区の水元公園に自生しているそうですが、近年各地で、

保護活動が行われている貴重な花ですね。

もしかして保護活動の一環として、この公園に植えられたものかも

しれません。

池の周囲には、やや寂し気に、アヤメやブルーデージーが静かに咲いて

いました。

公園の中ほどには、小さな円形の花壇があり、草花が植えられて

いました。公園全体のアクセントになっているようです。

 

まずは、シモツケ、ニゲラ、フランスギクです。

ニゲラの花を見たのは初めてです。珍しい咲き方の花ですね。

これは、ベロニカ、マツムシソウ、ムギナデシコです。

京カノコ、千鳥草です。

アジサイの手入れだけでなく、花壇の草花の手入れも、ボランティア

の方々によって行われているようです。

ネットを検索した限りでは、都内のアジサイの名所とまでは紹介

されていない感じですが、大切にしたい公園と思いました。

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あじさいが見頃を迎えつつあります ~小平市:あじさい公園~

2021-05-26 | 散歩

ずいぶんとアジサイが咲いています。

そこで、2日ほど前、ちょっと早いかもしれないと思いながら、

小平市の「あじさい公園」にでかけてみました。

ここは、初めてです。

公園は、西武線の小平駅から近いところにあります。

ウオーキングとサイクリングを兼ねた散策路を数分いくと、

目指す公園に到着しました。

さほど、規模は大きくありませんが、ガクアジサイとヤマアジサイが

中心の公園になっています。

西洋アジサイはあまりなく、ちょっと珍しく感じました。

やはり、花は少し早かったようで、咲き誇るというところまでには

なっていませんでした。

それでも、いろいろな形のあじさいを見ることができました。

ガクアジサイとヤマアジサイの割合は、はっきりしたことは分かり

ませんが、八割近くがガクアジサイのようで、残りがヤマアジサイの

ようでした。

これなどは、葉っぱが細長く、先がとがった感じででしたので、

あるいはヤマアジサイなのかもしれません。

定番の西洋アジサイやカシワバアジサイも咲きだしていました。

なかなかに素敵なアジサイをみることができる公園と思いました。

この公園には小さな花壇がありました。

ここには、山野草が植えられていたほか、一角の池にもスイレンや

アサザが咲いていました。次回、改めてご紹介したいと思います。

ところで、今日は皆既月食です。

昨日の空に、満月(スーパームーン)が輝いていましたので、

これがどうなるか。

今日(26日)は、国立天文台のライブ中継がある(18時)ようです

ので、こちらのほうも楽しみです。

 

 

 

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大國魂神社の巨木です ~大銀杏など~

2021-05-23 | 日記

先日生まれた孫が、ゆっくりですが成長しています。

大國魂神社に感謝のお参りをしてきました。 昨日(22日)のことです。

(写真は前回のものです。)

昨日は小雨でしたが、その中でも参拝する方が多く見られました。

改めて、この神社が多くの人々の信仰を集めていることを

深く感じました。

本殿にお参りした後で、「産後の肥立ち」を支えて下さるという

大銀杏にも手を合わせてきました。

子どもを育てるお母さんの健康の回復は、何より大事です。

    

以前ご紹介しましたが、この大國魂神社には巨木がたくさんあります。

その一部を撮ってきました。

今回撮った巨木は、本殿の裏手や脇にあるものです。

     

      

   

この樹は上の樹に比べると幹周りは小さいですが、2本並んでいて、

荘厳に感じます。

   

 

今回の写真でもその大きさは、ちょっとわかりにくいかもしれませんが、

前回アップした次の写真と同じような感じですので、参考になればと

思います。

   

樹の種類は、ケヤキ・ムクノキ・シラカシ・イヌガヤなどということ

ですが、樹ごとにはわかりませんでした。

ところで、この神社の境内には、不思議なことに松の木は一本もない

のだそうです。不思議なことの多い神社です。

また折々にお参りしたいと思っています。

 

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いつもと変わらないということです ~花散歩:アジサイ・サラサウツギ・キンシバイ・スイセンノウ・ハマカンザシなど~

2021-05-20 | 散歩
今週はどんよりとした天気が続いています。
少し外に出てみようかと思った途端、パラパラと小雨。
傘を取りに戻れば、バスに乗り遅れる。
何となくついていません。

先々月、川越の熊野神社にお参りした時、境内で運試しの
輪投げをしたのを思い出しました。





どれかには入るはず。自信満々投げたのですが、
輪が一つも入りません。
正面の貼り紙をみるとこう書いてありました。
「がっかりすることはありません。運気が悪いのではなく、
いつもとかわらないということです。」



そのとおりですね。考えてみれば、物事が調子よく進む
なんてことはそうそうありません。
そう思えば気が楽になってきますね(笑)。

そんなことを思っていましたら、今日(20日)午前は薄曇り。
午後も何とかお天気がもちそうです。

そこで3日ぶりに、カメラ片手に、花散歩です。
家々の庭には、アジサイの花が開きだしていました。
今年はやはり早いようです。













カシワバアジサイはこんもりしてきて、ミニバラとの
コンビネーションがいい感じです。



格子の塀の隙間から顔を出しているのは、サラサウツギ
と思います。



赤と白のヒメヒオウギがかわいらしく咲いています。



キンシバイが咲き出していました。



スイセンノウの赤が目立ちます。



これはハマカンザシ(アルメリア)かもしれません。



周りの花は、ユリズイセン(アストロメリア)です。
真ん中の黄色の花はわかりません。何でしょうか。



紫色の小さな花は、ムラサキツユクサと思います。



これは千鳥草と書いてありました。



定番のガザニアが力強く咲いていました。



やはり花はいいですね。
次の散歩は、アジサイの公園に行こうと思っています。
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花散歩です(続) ~シャクナゲ カシワバアジサイ クロバナロウバイ バイカウツギなど~

2021-05-16 | 散歩
年間を通じ、いろいろな祝日や記念日があります。
ネットで「今日は何の日」を検索すると、公的な記念日とは別に、
毎日が何かの記念日になっているようです。

そこで、今日(5月16日)は何の日かを調べてみましたら、
その一つに「日本旅のペンクラブ」が制定した「旅の日」が
ありました。
なぜ今日が旅の日かというと、俳人の松尾芭蕉が奥の細道に
旅立ったのが5月16日(旧暦の元禄2年3月27日)だからと
されていました。

そうか、それじゃあ、旅行に出ようかと言いたいところですが、
今は緊急事態宣言中です。
旅行を楽しむのは、もうしばらく我慢するしかないようです。

前回、地域を散歩しながら撮った草花の写真を紹介しました。
今回は花木を紹介したいと思います。

薄紅色の「シャクナゲ」の花が、今年も見事に開いていました。
花びらが光を透かして、華やかに咲いています。







これは「エゴノキ」ですね。
名前の由来は、その実の味が「えぐい」ことからきているそうですが、
確かめる気にはとてもなれません。



「アブチロン」です。
よく目にするチロリアンランプ(ウキツリボク)もアブチロン
の一種ですね。



「ヤマボウシ」も、たくさんの枝に一杯の花をつけていました。



白と青の花が混じった形で咲いているのは「ニオイバンマツリ」。
最初紫色だった花が白く変化していくのでこんなふうになる
らしいですね。



「ギョリュウバイ」は、昨年の暮れからずっと咲き続けています。



これは既に散ってしまっていますが、たぶんユズの花ではないかと
思うのですがー。確かめられるのは寒くなってからです(笑)。



これは、いつも山野草を中心に庭を手入れされているお宅で教えて
いただいたのですが、「カシワバアジサイ」というのだそうです。
ちょうど咲き出したところでした。
まるで柏の葉のような葉っぱです。



こちらも同じお宅の庭の花で、「クロバナロウバイ」という
のだそうです。
春先に咲くソシンロウバイなどと同じロウバイ科の花木のようです。
初めて見ました。
黒っぽい花は珍しいですね。



ウツギの仲間の中でも、花びらが梅の花を思わせる
「バイカウツギ」です。
こちらも同じお宅の方に教えていただいたものです。



樹全体が白い花で覆われています。今あちらこちらでよく見かけます。
この花は「ネズミモチ」というのでしょうか。



小雨に濡れていたのは、「サツキツツジ」。
もう少し咲いていてくれそうです。



梅雨入りもそう遠くないかもしれません。
アジサイや花菖蒲を見に行くことが出来るようになっている
ことを願っています。

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花散歩です ~アメジストセージ オオヒエンソウ ジキタリス アレナリア アジサイなど~

2021-05-13 | 散歩
今週(10日から16日)は、愛鳥週間です。
たまには野鳥の写真を撮るのも・・と言いたいところですが、
あいにく鳥の写真は苦手です。

野鳥の写真はいろいろの方のブログで楽しませていただく
こととして、私のほうは簡単な折り紙の鳥です。



ここ1・2週間、地域を散歩しながら、花の写真を撮りためて
いました。改めて思うんですが、今の時期は、本当にいろいろな
花で、家々の庭や花壇はいっぱいですね。

ちょっと前に撮った花は、すでに終わってしまったものも
いくつかありますが、せっかくですのでアップしてみました。

アメジストセージは、これから紫色の穂のような花を、
たくさんつけていくはずです。



この紫のアヤメはうまく撮れたように思いました。
その下のアヤメは白かったせいか、いまいちの写真に
なりました。





これはオオヒエンソウ(大飛燕草)ではないでしょうか。
初めて写真に撮りました。

   

たぶんジキタリスではないかと思うのですがー。
花壇の隅の方で、控えめに咲いていました。
もっと花をつけていくはずです。



定番のマツバギクとマーガレットだと思います。
マツバギクの隙間からカタバミが顔をのぞかせて
いました。たくましいです。





アレナリアと名札にありました。これも目にしたのは
初めてです。



次の二つは、スズランとヒメヒオウギ。
たくさんの方が紹介しておられますね。
とても可愛いので、好きな方が多い花ですね。





道の端や空き地には、ヒルザキツキミソウやユウゲショウが
自分たちも忘れないでと、咲いていました。
三つ目の野草は、ハタケニラというのではないかと思うのですがー。







この暖かさで、小さなアジサイが花を開きだしていました。
早いですね。いずれ地域は、たくさんのアジサイで彩られる
ことになるでしょう。



コロナの「最多」は願い下げですが、花が「咲いた」は
気持ちが晴れ晴れしてきます。自然に感謝です。

花木も随分と目にしました。次回にご紹介したいと思います。
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久しぶりのムサシノキスゲです ~府中市・浅間山公園~

2021-05-09 | 公園・庭園・名所
3日ほど前、ムサシノキスゲを見に行ってきました。
府中市の浅間山(せんげんやま)公園です。



ムサシノキスゲは、これから7・8月に高原に咲く
ニッコウキスゲが低地に適応した変種と言われています。
かつては多摩丘陵に多く見られたそうですが、今では
自生するのは、日本でもここ浅間山公園のみ。
絶滅危惧種です。



浅間山というのは標高80mほどだそうですので、山というより
丘という感じです。
上り口から、山上にある東屋を目指して、ゆるやかな道を上って
いきます。
ムサシノキスゲが咲いているのは、主に山道(上り)右手の
北西斜面と、東屋付近のようでした。













ムサシノキスゲは、ユリ科・ワスレグサ属。
ノカンゾウやヤブカンゾウもその仲間ということになるようです。



浅間山公園では、ムサシノキスゲの保全の活動が行われている
と案内板にでていました。
ムサシノキスゲの生育地を守るための雑木林の整備。
自然環境を守ることの意味を改めて考えさせられます。







開花すると、翌日の夕方にはしぼんでしまうようですので、
見られるのは、4月下旬から5月初めのごく限られた期間の
ようです。



   





私が浅間山に行ったときは、ウオーキングを楽しむシルバーの方の
姿が結構見られました。もちろん、私もその一人です(笑)。
休憩していると、山野草の話や野鳥の話、趣味の会の話など、
それとなく聞えてきます。

「足は第二の心臓」といわれますから、戸外の歩きを
楽しむことは、何といっても元気の秘訣ですね。
帰路、ひっそりと咲くキンランやノイバラも見ることができ、
久しぶりに晴れやかな気分になりました。





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バラもいいけど、お酒もいいね ~義兄の思い出~

2021-05-05 | 日記
今日、子どもの日は、4年前に亡くなった義兄の命日です。
義兄は会津生まれの会津育ち。
会津と言えば磐梯山が有名です。



酒が好きで、甘いものも好き。そのうえ競馬が特に好き。
同い年ということもあって、気が合い、よく一緒に旅行もしました。



体の変調を訴えたのは亡くなる半年前くらいからでした。
既に病気が進行していたため、最期は3月頃から2か月ほど
緩和ケアに入院し、そして天国に旅立ちました。

会津の市内の桜は、例年4月下旬から5月初め頃が見頃になります。
義兄も病室で、桜を楽しみにしていました。
しかし、桜が見頃を迎えた4月下旬には、義兄はベッドから
起き上がることができなくなっていました。
そこで、横になったままの義兄を、介護専用のタクシーに乗せて
鶴ヶ城の桜を見に行きました。
義兄と言葉を交わしたのは、その時が最後になりました。



鶴ヶ城を背景にした下の桜の写真は、緩和ケア病棟の最上階にあった
病室から撮った写真です。
しかし、その時既に義兄は立ち上がることができませんでしたから、
見ることは叶わなかった光景です。



「毎年桜の見頃の時期には、会津に行くよ。」
そう心の中でつぶやきましたが、この2年はコロナで
実現できていません。本当に残念な思いです。

ところで、今、地域の家のお庭や花壇の主役は、バラです。



散歩しているといろいろなバラを目にします。







     

義兄が生きていれば、バラもいいなと言いつつ、府中の競馬場に行き、
間違いなく、勝って祝杯・負けて慰労のお酒になったはずです。
ただし、今ならもちろん「家飲み」。
マスクなしでよくなったら、二人でくり出そうと笑い合ったこと
と思います。
指しつ指されつのお酒。日本の文化は守らないといけません(笑)。

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金太郎の木彫り、折り紙のかぶと ~父の思い出~

2021-05-02 | 日記
昨日の地震は、東京は震度2。
私は、揺れに気づきませんでしたが、テレビを見ていて
宮城が震度5強。知り合いに電話しましたら、
「大丈夫でした。このところ、やや大きい地震が時折ある
ので、慣れっこになっているかもしれません。」
特別のこともなく、よかったです。

もうすぐ、5月5日。こどもの日です。



亡くなった父は仕事を辞めた後、趣味で木彫りをやっていました。
父に申し訳なかったのですが、10個ほどあった作品のほとんどは
処分しました。
でもこれだけは処分せずにもっていました。金太郎さんです。
素人もいいところの作品です。
子どもの日ということで玄関の棚に飾ってみました。



父は彫刻のセンスはありましたが、人に教わるのが嫌いで、
自分の好きにやっていました。
知人に有名な彫刻家の方がいたのですが、教わろうともしません。
上達などまるで無関心です。
いくら田舎の一軒家とはいえ、父は熱中して昼も夜も(真夜中も)
カンカン彫り続けます。母が近所迷惑になると言って、
始終夫婦喧嘩をしていました。
金太郎さんを眺めながら、頑固な父が思い出されます。

5月人形も残していませんので、久しぶりに折り紙で
かぶとを作ってみました。





ネットにはいろいろな折り方が出ています。
結構かっこいいものもあるんですね。









自分の子ども時代は、新聞紙で、かぶとだけでなく、細長く丸めた
刀をつくり、チャンバラをしたものです。
今の子どもたちの刀は、光る、なんとかソードかもしれません。
本当に月日の経つのは早いです。
両親のことを思い出しながら、しみじみそう感じました。
コメント (4)
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