新座市にある平林寺を訪ねました。
陽光に映えるモミジを見たかったからです。
平林寺の縁起によれば、創建は1375年(永和元年)
で、1663年(寛文3年)に現在の新座市野火止の地
に移っています。
平林寺は臨済宗妙心寺派の修行の専門道場となって
おり、境内は静寂な雰囲気に包まれています。
寺の境内の各所で、見事なモミジの紅葉や黄葉を
見ることができます。
このため、例年多くの拝観者が訪れる寺院です。
訪れたのは25日(木)。
朝から青空が広がっていました。
寺の境内に足を踏み入れると、山門の見事な紅葉
が目に飛び込んできました。
山門から西側の半僧坊にかけて、数多くのモミジ
があり、一番の見どころになっています。
陽光に照らし出されたモミジは見事でした。
黄色のモミジもまた素晴らしいものがありますね。
さらに、赤と黄色の対比もまた見事です。
枝先のモミジは美しさを凝縮するかのようです。
庭にふんわりと落ちたモミジの葉。
これもまた私たちの心を引きつけます。
心を躍らせるというよりも、心を和ませ
そして癒してくれます。
それがモミジの美しさなのかもしれません。