ヒマヒマノキ ~歩いて、見て、楽しんで~

庭園・街の花、まつり・名所。いろいろな出会いを,その時々の想いを交えて、皆様にお届けします。

紅葉を訪ねて ~新座市・平林寺の紅葉~

2021-11-29 | 公園・庭園・名所

新座市にある平林寺を訪ねました。

陽光に映えるモミジを見たかったからです。

平林寺の縁起によれば、創建は1375年(永和元年)

で、1663年(寛文3年)に現在の新座市野火止の地

に移っています。

平林寺は臨済宗妙心寺派の修行の専門道場となって

おり、境内は静寂な雰囲気に包まれています。

寺の境内の各所で、見事なモミジの紅葉や黄葉を

見ることできます。

このため、例年多くの拝観者が訪れる寺院です。

 

訪れたのは25日(木)。

朝から青空が広がっていました。

寺の境内に足を踏み入れると、山門の見事な紅葉

が目に飛び込んできました。

 

山門から西側の半僧坊にかけて、数多くのモミジ

があり、一番の見どころになっています。

陽光に照らし出されたモミジは見事でした。

 

黄色のモミジもまた素晴らしいものがありますね。

 

さらに、赤と黄色の対比もまた見事です。

 

枝先のモミジは美しさを凝縮するかのようです。

 

庭にふんわりと落ちたモミジの葉。

これもまた私たちの心を引きつけます。

心を躍らせるというよりも、心を和ませ

そして癒してくれます。

それがモミジの美しさなのかもしれません。

 

 

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紅葉を訪ねて ~都立殿ヶ谷戸庭園の紅葉~

2021-11-26 | 公園・庭園・名所

殿ヶ谷戸庭園を訪ねました。祝日の23日です。

殿ヶ谷戸庭園は、かつては三菱財閥の岩崎家の別邸庭園

でしたが、東京都がこれを買い取り整備の上、1979年

(昭和54年)4月に開園された都立公園です。

 

    

庭園は、武蔵野の自然の地形を利用した「回遊式林泉庭園」で、

イロハモミジ・モッコク・赤松などの樹々や、山野草からなる

日本庭園です。秋の紅葉の美しさで知られています。

 

必ずしも必要ではなかったのですが、「予約をお薦めします」

HPに出ていましたので、事前予約をして行きました。

次々と入園者が来ましたが、混雑というほどではありませんでした。

 

モミジは池の周囲がとりわけ美しく、それを眺めようと、

茶室(紅葉亭)は人であふれます。

 

この日は晴れてはいましたが、訪ねた時間は、雲がかかり、

陽光がモミジを照らし出すまでにはなりませんでした。

ちょっと残念でした。

それでも静かな秋の風情を楽しむことが出来ました

 

芝の緑と松の緑との対比が美しい「大芝生」の周囲のモミジも

見事なものがあります。

池の周りの紅葉に比べると、まだ見頃ではないような感じも

しましたが、なかなかの風情でした。

下から2枚目の写真ですが、萩の黄色のトンネルと、モミジの赤。

まさに日本庭園ならではの光景です。

 

モミジの中で、実をつけていたのはセンリョウです。

黄色の実をつけるのは、キミノセンリョウと呼ばれる

そうですが、これがそうかもしれません。

 

枯れた感じで実をつけていたのは、サンザシでした。

こうした野草が庭園の秋をつくりあげるのも、日本庭園

ならではですね。

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紅葉を訪ねて ~所沢:多聞院の紅葉~

2021-11-24 | 散歩

所沢市の多聞院毘沙門堂を訪ねました。

(写真は以前撮ったものです。)

この多聞院毘沙門堂は、1696年(元禄9年)に、

川越藩主柳沢吉保によって、地域の村の祈願所として

創建された寺社です。

その毘沙門堂の守り本尊となっている毘沙門天(多聞天)

は、武田信玄が戦に臨む際に兜に納められていたものと

伝えられ、12年に一度、寅年の5月に開帳されています。

ちょうど来年の2022年が、その年になっています。

 

    

    (この写真も、以前撮ったものです。)

毘沙門天の御使いは虎(寅)とされており、お堂の

前には、左右に「狛寅」が置かれています。

 

また、身に降りかかる災いを託した寅:「身代わり寅」が

お堂の周囲にびっしりと並んでいます。

身代わり寅は、狛寅の風貌とは打って変わって、

実に可愛らしい、優しい表情です。

 

この多聞院は牡丹の寺として有名ですが、秋はモミジが

美しいことでも知られています。

そこで、多聞院を訪ねてみたというわけです。

1週間ほど前のことになります。

毘沙門堂に向かう参道は、ドウダンツツジが赤く

色づいていました。

 

その毘沙門堂を中心に、境内のモミジ(カエデ)が

見事に紅葉していました。

多くはイロハモミジではないかと思います。

 

陽光に透かされた赤や黄色の葉が、秋という時季の美しさを

際立たせています。

 

この樹は名称がわかりませんが、種類が違うようです。

 

よく糸モミジと言われるものが、これがそうでしょうか。

色とりどりに美しさを醸し出しています。

 

ところで、この多聞院は、珍しい山野草が境内のいろいろな

ところに植えられており、訪れる人を楽しませてくれます。

山野草を大事にしたいという、ご住職のお考えのようです。

今回目にしたのは、ダイモンジソウでした。

 

奉納された面白い鉢植えを見ました。

赤ピーマンです。

「UFOピーマン」という名前がついていて、

”未確認飛行物体型西洋唐辛子”と説明書きが

ありました。

 

こうした鉢植えが奉納されるのも、ご住職のお人柄を

表しているのかもしれません。

そういえば、このお寺の駐車場の立て札には、

「当山に御用の方は遠慮なく御利用下さい」

書かれています。心を感じる文章です。

 

”どうぞお寺のお参りをお楽しみください。

そして生きとし生けるものを大切にしましょう。”

私には、そうした気持ちが強く伝わってきました。

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秋を探して歩きました ~地域散歩:ナンキンハゼ、キダチダリアなど~

2021-11-21 | 散歩

サトウハチローさんが作詞し、ボニージャックスが

歌っていた童謡に、「ちいさい秋みつけた」という

歌があります。作曲は中田喜直さんです。

歌い出しが、

「誰かさんが 誰かさんが 誰かさんが みつけた

 ちいさい秋 ちいさい秋 ちいさい秋 みつけた」

で始まる曲です。

私には、もの悲しいものを感じる曲です。

この歌は、高齢世代なら、大方の人は知っていると

思いますが、若い人はどうでしょうか。

 

この曲には、小さい秋として、「もずの声、

わずかなすきから秋の風、はぜの葉あかくて入日色」

出てきます。

でも、そうした秋の様相は、しっかり感じ取ろう

しなければ、いつの間にか過ぎ去っていきます。

駆け足で行ってしまうしまうのが秋。

 

何となくしんみりした気分になったのも、

かつて私をよくしてくれた上司が亡くなって

いたことを知ったからかもしれません。

 

ここ数日地域を散歩していると、通りなどの樹々は

すっかり色づいていました。

樹々の名前はわかりませんが、黄や橙色の葉が目に

鮮やかです。

 

小さな公園にある数本のナンキンハゼは、

そのうちの一本が赤く色づいていました。

でも、この樹の実は、なぜかまだ緑色です。

おまけに、実が黒くなってから、はじけて白い種が

こぼれるはずなのに、いきなり白い種が見えています。

樹にも個性があるんですね。

 

別の樹では、黒くなった実から白い種がこぼれかけて

いました。

 

通りの花壇を中心に、花を探してみました。

ヒイラギです。

節分にイワシの頭をさして魔除けにするという

あのヒイラギですね。

保育園のフェンス際に花を開いていました。

こんな寒い時期に花が咲くとは、知りませんでした。

ほのかな優しい香りがするそうですが、残念ながら

漂ってきませんでした。鼻が悪いせいです(笑)。

 

今もっとも見ることができるのは、サザンカです。

垣根や庭木など、いたるところで花を開いています。

でも、こんなに咲いているのに、脇役なんですね。

気の毒です。

 

随分ときれいなキクです。あちらこちらのお庭の

花壇でカメラを向けさせていただきました。

 

キダチダリア(皇帝ダリア)が青空を背景に、

エッヘンとばかりに歩く人を見下ろしていました。

背丈は、3mはあったと思います。

花は、少なくとも10㎝はありました。

キク科だそうですが、とても信じがたいです。

 

ノアサガオ、別名琉球朝顔です。

ずっと咲いています。

このたくましさは、ヒルガオ科のアサガオの仲間とは

とても思えませんね。

 

鉢植えになっていました。たぶんネリネじゃないかと

思うんですが、合ってますでしょうか。

 

花壇のヒメツルソバです。

ちょっと忘れてやしませんか、とこちらを見上げ

ています。

小さくとも、しっかりと自分を主張している

たくましい花です。

 

花ばかり追いかけているわけにもいきません。

紅葉を見る機会をなくしてしまいます。

次回以降、紅葉を追いかけてみることにします。

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都立薬用植物園の秋を訪ねました(続)~ミツデカエデ、タラヨウなど~

2021-11-17 | 公園・庭園・名所

都立薬用植物園の続きです。

園内にはいろいろの薬用植物が植えられています。

その中に紅葉しているものがいくつかありました。

 

ハゼノキです。

きれいに赤く色づくことでよく知られています。

ただしウルシ科の木ですので、”触るとかぶれることが

あるので注意”、というようなことが書かれていました。

高さは、10mくらいはあったかもしれません。

写真では葉が少しづつ落ちていて、実も茶褐色になって

いました。

 

ミツデカエデ(三手楓)というのだそうです。

これもかなり大きな木でした。

小枝のさきに3枚一組の葉がついている形状から

ミツデと言われるようで、手のひらのような

カエデの葉とはだいぶ異なっています。

 

これはギョリュウという樹です。

5~6mはあったと思います。ふわふわです。

リュウは柳と書き、樹が柳のように垂れて来る

ところから、名前がついているようです。

針のように細い葉ですが、落葉する広葉樹なんだ

そうです。紅葉するかどうかわかりませんが、

うっすらと黄色くなっていました。

 

近くの名札にムラサキセンダイハギとありました。

150㎝くらいの高さで、密になっていました。

ネット検索すると紫の花の写真はたくさん出てき

ましたが、色づいた葉の写真が見つかりません。

間違ってはいないと思うのですがー。

とにかくきれいに色づいた葉でした。

 

実がなっている樹です。

まずサンシュユです。

 

これは名札にノイバラと出ていました。

 

 

ノグルミというのだそうです。

クルミの仲間で、5m位はあったと思います。

 

サルトリイバラです。1mくらいの低木

だったように思います。

棘があるはずですがー。

 

ガマズミです。2mくらいでしたでしょうか。

 

タラヨウです。かなり大きな木でした。

別名ハガキの木と言うとネットに出ていますが、

謂れがよくわかりません。

 

ゴシュユというのだそうです。

ミカン科なのだそうですが、3mくらいあった

と思います。

 

ケチョウセンアサガオ(ナス科)で、大きな花がこんな実に

なるんですね。

 

ユリ科のタチシオデだそうです。

珍しいようです。

 

クコの赤い実です。

クコもナス科なんですね。

 

シコクビエだそうです。いわゆるヒエですね。

イネ科で、実を粉にして団子などにできるそうです。

かつては山間部に多く植えられていたとか。

 

今回、園内の草木を、チェックしながら歩いておられた

ガイドボランティアの方に、たまたま出会いました。

確か活動は休みのはずでしたが、少し離れてついて

こられるならどうぞ、と言って親切にして下さい

ました。

おかげで、珍しい樹々の場所などを知ることが

できました。ありがとうございました。

 

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都立薬用植物園の秋を訪ねました ~ヤマノジギク アワコガネギク アメリカマンサクなど~

2021-11-14 | 公園・庭園・名所

東京都の薬用植物園を訪ねました。

園内はいつものように、四季折々の草木の花や実を

楽しもうという人たちの姿がみられました。

花はほとんど少ない時期ですが、とりあえず、

咲いている花を見て歩くことにしました。

今の時期ですので、キクが多いようです。

 

正門入口から入ってすぐのところに、たくさんの薄紫色

のキクが咲いているのが見えました。

ヤマノジギクだそうです。ひと際、目を引きます。

これは、大分県の花き研究所が、野生の花を50年以上に

わたり品種改良し、開発したもので、全国に切り花として

出荷されているそうです。いわゆる園芸種になりますね。

 

小さい黄色い花が密になって咲いていました。

アワコガネギクと書かれています。

長い枝さきに1.5㎝くらいの花がついていて、

高さがあります。黄色がよく目立ます。

外来種のようですが、準絶滅危惧種と表記されて

います。”入浴剤として利用”だそうですが、今は

どうなんでしょうか。

 

園内の小道にひっそりと咲いていた黄色の花です。

ヤクシソウというのだそうです。

これもキクの一種です。

花は小さく、1.5㎝くらい。長い小枝の先に花を

つけています。40~50㎝の高さだったでしょうか。

 

シロバナムシヨケギクと書かれています。

除虫菊です。花は3㎝ほどあった感じです。

長い枝先に花がついています。

5月頃に花が咲くとネットには出ていますが、鉢植えに

なっていましたので、特別に咲かせたのかどうかー。

 

シロヨメナです。ヨメナはキク科の花です。

高さは40~50㎝くらい。2㎝くらいの小さな花を

つけています。

 

リュウノウギクです。

30~40㎝くらいの高さだったでしょうか。

2㎝くらいの可憐な花をつけています。

思ったより小さいキクです。

一度見たいと思っていましたが、今年は10月末から

11月初めが見頃だったらしく、ちょっと時期を

失してしまいました。また来年です。

 

横文字で、クリサンセマムと書かれていました。

高さは30センチ程度でしょうか。花は3㎝くらい。

密集して咲いています。

クリサンセマムというのは、キク科の中の一つの

仲間をさすようですが、キクは種類も多く、見分けが

難しいようですね。

 

キク以外にも少し花がありました。

ナスのような紫の花をつけているものがありました。

高さは1m弱ぐらいです。結構大きな花です。

検索すると、オオセンナリと出てきました。

ちょっと花の時期が遅いような気もしますが、

たった1本だけ残っていたものですので、オオセンナリ

なのかもしれません。

 

これは、ショウガ科のジンジャーリリー(ヘディキウム・

コロナリウム)のようです。

写真では小さく見えますが、結構大きな花です。

もう花は終わりかけていました。これが最後の1本の

ようでした。ショウガ科でもこれは食べられないようです。

ユリのように優美な花です。

 

赤い実はトウガラシです。

そのわきに咲いているのは花のようです。

トウガラシはナス科だそうですので、そういえば

ナス科の花のようです。

年中咲いているものなんでしょうか。

 

これは花木ですが、園のボランティアガイドさんが

案内してくれました。

アメリカマンサクというのだそうです。

マンサクは春の花と思いましたが、

これは秋になり、しかも紅葉しているときに

咲いています。珍しいです。

 

他にもいろいろの実を見ました。

次回に続けます。(続く)

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光が丘公園に秋をみつけました ~イチョウ、ラクウショウなど~

2021-11-10 | 公園・庭園・名所

先日の日曜日、練馬区の光が丘公園に行ってきました。

公園のイチョウ並木は、正面入り口の通りと、

公園中央の通りの2か所にあり、都内でも有数の

イチョウの紅葉の名所として知られています。

この公園の周囲は、高層住宅が立ち並ぶ大団地と

いうこともあって、いつも通りには、たくさんの人が

行き交っています。

 

公園入口の通りの両側にあるイチョウですが、陽の

当たる方は黄色く色づいていますが、反対側は

まだ緑色を残しています。

すべてのイチョウが黄色く色づくのは、もう数日後

かもしれません。

 

でも、イチョウの木を見上げれば、まばゆいばかりの

黄金色です。

 

根元をみれば、早くもイチョウの落ち葉の絨毯です。

目を凝らしてみると、ギンナンがだいぶ落ちていました。

 

公園中央の広場にいくと、広場の周りのイチョウも

色づいています。

 

さらに広場から北に向かうイチョウ並木も、

だいぶ黄色くなっています。

 

光が丘公園では、よくいろいろのイベントが行われます。

この日もフリーマーケットや大道芸などが行われて

いました。いつもながら、活気を感じさせる街です。

 

公園内を散策していると、赤い実をつけた樹がありました。

これは、クロガネモチのようです。

樹の高さは、6~7mくらいはあったかもしれません。

樹一杯に赤い実がついていました。

 

       

大道芸をみていたときに、ちょっと気になる木が

ありました。赤く紅葉している大きな木です。

同じような木が、池にそって8本くらいありました。

どれも紅葉しています。

写真はその中の1本ですが、優に10数メートルはあるようです。

樹木についている名札を見ると、「ラクウショウ」。

ネット検索してみると、「ラクウショウ(落羽松)、

和名はヌマスギ(沼杉)」とでています。

針葉樹のスギの一種のようですが、落葉樹です。

 

針のように細い緑色の葉が、秋になると赤く紅葉

するんですね。面白い木です。

夏にできた緑色の実は、秋には熟して、

茶色っぽくなってくるんですね。

 

樹の周りには、ラクウショウの赤い葉が小枝ごと

落ちていました。

 

何度も行っている公園ですが、思わぬ発見をした

散策になりました。

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牧野記念庭園の秋を見つけました ~ヘラノキ、イイギリなど~

2021-11-06 | 公園・庭園・名所

住まいの周りでは、ハナミズキが赤く色づいています。

都内の庭園でも、少しづつ樹々が色づいてきているようです。

牧野記念庭園を訪ねてみました。

 

さほど広くはない庭園ですが、様々な樹々や、山野草が

植えられています。

庭園全体が色づくのは、おそらく今月(11月)下旬では

ないか、そんな感じでした。

 

既に黄色く色づいている樹を早速目にしました。

10m以上はあるユリノキです。

随分背が高い樹でしたので、離れてみて初めて気づきました。

 

アブラチャンだと思います。だいぶ葉が黄色くなって

いました。

 

ヘラノキです。

案内板には樹高13m、幹周り1.9mと出ています。

見上げると堂々たる大木です。

これも青空に美しく映えていました。

 

ニシキマンサクの葉を裏から撮ってみました。

「ニシキ」という名前がついているのも、

うなづける気がします。

 

ヌルデ(ウルシ科)です。

これも、黄色くなってきていました。

 

 

   

   

青桐の大きな木に、ツタがからみついていました。

陽の射す方は葉が赤くなっていましたが、裏側は

黄色でした。

 

樹や草などの実も見られました。

イイギリの赤い実です。陽光に照らされた黄や緑の

葉との対比が見事です。

 

千両ですね。実が上を向いています。

 

ムラサキシキブの紫の実です。優美です。

 

黒い実が四つ。シロヤマブキの実ですね。

さざんかさんに教えていただきました。

 

ノイバラの枝先に実がついていました。

こんな赤い実がつくとは知りませんでした。

 

ヒヨドリジョウゴの実です。

花は見損なったのですが、実は見ることができました。

来年は、花も何とかみたいです。

 

キンミズヒキの実です。他の樹々に隠れるように、ひっそりと

実をつけていました。

 

花は少しだけありました。

たくさんのブロガーの方が紹介されているホトトギスです。

 

こちらは、ノコンギクのようです。

ひっそりと咲いていました。

 

園内に、ゆずがあったとは。

たくさんの実をつけていました。

さて野鳥のためなんでしょうか。

 

次回は、別の庭園を訪ねて、秋の深まりを見つけたいと

思っています。

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珍しい野菜がまた届きました ~四角豆、秋縞ささげなど~

2021-11-02 | 日記

先日、岐阜にいる子どもから、また野菜が届きました。

これが送ってくれた野菜です。

「浜ニュークリーム」(カラーピーマン)、

「トルコナス(白ナス)」、いろいろのトマトなどの他、

初めて見る野菜が入っていました。

 

  

上と下の緑色の豆は、「四角豆」という名前の豆とのこと。

「マメ科」の野菜で、別名が「うりずん(豆)」。

タイ・インドネシア・マレーシアなど熱帯アジアの野菜

だそうです。

日本では、主に沖縄を中心に栽培されているそうで、

最盛期は9月から10月。

切り口は、四角というより、カタカナの「エ」の真ん中を

太くした感じです。

写真を撮るのを忘れて、すぐに食べてしまいました(笑)。

 

付け足しですが、歌手の坂本冬美さんが「うりずんの頃」

という歌を歌ってますが、その「うりずん」のようです。

 

真ん中の青紫っぽい野菜は、「秋縞ささげ」とのこと。

これもマメ科で、サヤインゲンの一種。夏野菜。

これは、古くから岐阜の飛騨地方で栽培されてきた

伝統野菜なんだそうです。

8月頃から10月が最盛期だそうです。

 

   

一番上の写真で、白ナスの右側に、薄緑色のナスが2本あります。

これは、翡翠ナス(青ナスまたは緑ナス)という名前とのこと。

トルコナス(白ナス)同様、固定種(実から種を採って栽培

できるもの)なんだそうです。

ナスには、黒ナスとか白ナスとか青ナスとか、いろいろあるんですね。

 

ちなみに、カラーピーマンの「浜ニュークリーム」ですが、

これも固定種なんだそうです。

 

野菜とは別に、リンゴも「お届け便」に入っていました。

このリンゴは、長野で開発された「秋映(あきばえ)」という

品種のようです。果皮が黒っぽい赤色をしているのが特徴の

ようです。

長野では有名な品種のようですが、私の住んでいるあたりでは、

見たことがありません。

もちろん子どもが栽培しているわけではなく、岐阜で栽培されて

いるものを買って入れてくれたようです。

 

どれも少しづつですが、うれしいことです。

さすがに、秋も深まり寒くなってきましたから、野菜などの

「お届け便」が届くのも、次は来年ということになりそうです。

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