ヒマヒマノキ ~歩いて、見て、楽しんで~

庭園・街の花、まつり・名所。いろいろな出会いを,その時々の想いを交えて、皆様にお届けします。

いつもながらの幸せ気分(続き)~地域の花散歩~

2022-05-27 | 散歩

先日、新型コロナについて、国の新しい「マスク着用の考え方」

が発表されました。次がその具体的な緩和方針(屋外部分を

切り取ったものです)。

                      

私は、散歩は普段一人歩きです。顔見知りの人と出会えば

二言三言話はしますが、そうでなければ、人とはすれ違うだけです。

時々、花壇やお庭を手入れしている方にお声をかけて、

花の名前をお聞きしたりすることはありますが、

その時もできるだけ距離をとり、話す時間も短くするように

しています。

新しい方針では、私の散歩程度なら”マスク着用の必要なし”と

いうことになるでしょう。

しかし、今後散歩した際に、実際に出会う方がマスクをして

いらっしゃったら、こちらがマスクをしないまま話すわけにも

いかないですね。

それこそ「急に言われても」なんですが、さてどうしましょう。

どう落ち着いていくか、おそらく時間がかかりますね。

 

さて前回の花散歩の続きです。

こんもりした花をつけているのはカルミアです。

可愛い花だなといつも思います。

 

花壇を手入れしている方が「これはシモツケですよ」と

教えてくれました。これから花が増えていくようです。

シモツケはバラ科なんですね。

 

いくつかの鉢に分けて、植えられていた花木がありました。

近寄ってみると、名札があり「ネバディロ・ブランコ」と

書かれていました。

何だろうかとググると、これはオリーブの木なんです。

以前、鉢植えの河津桜を咲かせていらしたお宅です。

相当に草木にお詳しい方なんだろうと思います。

 

鉢植えが玄関先に飾られていました。

これは初めてです。クロホウシというらしいです。

多肉植物なんですね。

大切に育てていらっしゃるんですね。

 

ここからは、今の時期よく見られる花です。

いろいろなお宅の花壇やお庭に咲いていました。

上から、スイセンノウ(酔仙翁)・ムギセンノウ、アストロメリア、

シラー・ベルビアーナ(オオツルボ)、カンパニュラ(ツリガネソウ)

ですね。

 

          

これはアリウム・ギガンチウムです。大きなネギ坊主のような花

です。和名は花葱、ユリ科なんですね。

 

 

野草です。これはユキノシタ。公園の隅で隠れるように

咲いていました。

 

これは初めてです。他の野草などに埋もれながら、

茎にたくさんの穂のようなものをつけています。

ググるとコバンソウとでてきました。これなんだ!

この穂のようなものが花なんですね。

もとはヨーロッパ原産で、観賞用として日本に入って

きたようです。いつのまにかたくましく繁殖し、

今はどこでも見られる野草として扱われているんですね。

「小判」という名前なので、もっと大きい花かと思って

いましたが、どちらかというと「一分銀」(笑)。

可愛いです。

身近なところで見られて、とてもうれしいです。

 

またこれからも、散歩しながら花を撮っていきます。

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いつもながらの幸せ気分 ~地域の花散歩~

2022-05-25 | 散歩

健康や体力を維持するためには、自分の体調を考えながら

無理のない範囲で散歩する、これが一番です。

ところで散歩中、同じように散歩している見知った人と

すれ違うことがよくあります。

目標や距離を決めて散歩している人、散歩がてら買い物に行く人、

ワンちゃんに引かれて散歩している人、目的はいろいろです。

出会えば、笑顔で会釈。

そして、どこそこでカワセミを撮ってる人がたくさんいたとか、

あそこできれいな花がさいていたとか、二言三言の世間話。

いつもながらの繰り返し。ちょっとした幸せ気分です。

 

今回は、ここ1~2週間の間の散歩で、撮りためた草木の花

や実の写真です。

ブラシノキの花は、本当にビンを洗うブラシのよう。

おしべばっかりみたいですが、めしべはどこなのか。

そもそも花弁はどうなったんでしょう。

この樹の近くの花壇を手入れしていた方が、

「以前はもっと鮮やかな赤だったように思うのですが」

と言っておられました。だいぶ年数が立っているのかも

しれません。

 

ここからは、名前が合っているのかどうかよくわかりません。

この黄色い花は、エニシダというのではないかと思うのですがー。

自由に枝がのびていました。

 

写真に撮ったら、まるで幾何学模様みたいになりました。

ググると、エゾノキリンソウとかイワベンケイなどの名前

が出ましたが、いったい名前は何でしょうか。

 

これはヒメウツギでいいんでしょうね。

 

コミノネズミモチという名前がでてくるんですが、

どうなんでしょうか。

 

ここからの草花は、名前は合っていると思うんですが―。

まず、ニオイテンジクアオイ。

 

これはヒエンソウ(別名チドリソウ)。

 

これはムシトリナデシコ。

 

花に濃い紫の筋が入っているのはウスベニアオイ。

タチアオイを小さくした感じです。

 

これは、間違いありません。

ヒイラギナンテンの実です。地味です。

 

まだありますので、次回に続けます。

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何とか見てみたいタイサンボクの花 ~所沢・多聞院~

2022-05-21 | 公園・庭園・名所

いろいろな花や木を紹介しているブロガーさんの

ブログを見ながら、実際に見ることができたら嬉しいな

と思うことがしばしばあります。

前回ご紹介したヤエドクダミもその一つでした。

 

所沢市の多聞院には、いろいろな樹や山野草が植えられて

いて、訪れるたびに花を楽しむことができます。

実は、この多聞院にはハンカチの木があるんですが、

今年、花をつけていたかどうか、見損なってしまいました。

ハンカチの木は、都心では、文京区の礫川(れきせん)公園

にも植えられているそうですので、来年こそ見落すことが

ないようにします。

もっとも、ちょっとどころか相当に早すぎだよと、

鬼が笑ってることでしょう。

 

   

まだ直接みたことがない花といえば、タイサンボク(泰山木)

の花もそうなんです。

多聞院にもタイサンボクがあります。

2・3日前に行ったときは、蕾のようなものが後ろの方に

ちらっと見えました。写真がボケてしまっていますし、

そもそも、これが蕾かどうかわかりません。

もしかしたら、花は6月に入ってからかもしれません。

ともあれ、もう少ししたら、また行ってみます。

 

多聞院は、ボタンの花が終わろうとしていました。

 

イロハモミジ(?)についていた赤いプロペラのようなもの

は、翼果(種)ですね。

 

この実は、境内のあちらこちらで見られました。

ロウバイの実ですね。

 

これはナツグミの実のようです。

枝一杯に実がつていました。

 

花と言えば、これはムラサキセンダイハギ(紫先代萩)

の花のようです。この萩は、北アメリカあたりが原産の

萩で、日本固有のものではないようです。

 

日本固有種の萩は、こちらのミヤギノハギ(宮城野萩)です。

上の写真は新葉です。

花をつけるのは、7月から9月にかけてのようです。

 

      

珍しい野草のヤブレガサ(破れ傘)から、茎がのび、小さな花

のようなものが見られました。これが花なのかどうか。

ご存知の方がいらっしゃいましたら、教えて下さい。

 

八角蓮から、一見すると赤い実のような感じのものが、

下向きについていました。どうやら、これが花らしいです。

 

マムシグサの花が、取り残されたようにぽつんと立って

いました。

似たようなウラシマソウやムサシアブミなどは

とっくに咲き終えているんですがー。

 

上の一枚目の写真は、ミヤコワスレで、その下は

ツユクサですね。

頑張って咲いていてね、と言いたくなりました。

 

これはカラタネオガタマの木の花だと思うんですが、

ひっそり咲いていましたので、見落とすところでした。

 

     

境内に、小さな鯉のぼりがはためいていました。

仏さまに、赤ちゃんの無事の成長をお願いして

いたのでしょうか。

どうか、子どもたちが健やかにそだちますように。

世界が平和でありますように。

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ついに見ることができました ~都立薬用植物園で~

2022-05-17 | 公園・庭園・名所

今の時期、どうしても見たい花がありました。

去年見逃してしまったヤエドクダミです。

ヤエ、つまり八重咲きなんです。

ヤエドクダミは、小平の東京都薬用植物園にあります。

休園中だった薬用植物園は、既に3月下旬に再開園しています。

 

家を飛び出し、乗り継いだ西武線の電車は偶然にも、

ドラえもん号。めったに乗り合わせることがない車両です。

「どこでもドア」なら、すぐに植物園に行けるんですがー。

 

普通のドクダミは、5月に入って、あちらこちらで、

既に咲きだしています。

ヤエドクダミはどうか。どうか咲いていてほしい。

コーナーにいくと、蕾をつけたドクダミが見えてきました。

早すぎたか。いやいや、開花しているものがあります。

これです。これを見たかったんです。

 

地味な感じは致し方ありませんが、これなら、ほうっと言って

もらえるでしょう。とにかくとても珍しいですから。

初めて見た方も多いのではありませんか。

咲き始めたばかりです。しばらく見られるはずです。

 

満足したところで、少しだけ園内を見て回りました。

初めて見る花がいくつかありました。

カラタネオガタマの花です。モクレン科の樹です。

3mくらいはありそうです。バナナのような香りが

するそうですが、うーん。

 

 

これは、ルリジサというハーブの一種です。

ムラサキ科です。

紫の花がとてもきれいで、印象的です。

 

フレンチラベンダーです。たくさんの種類があり、決して

珍しいというわけではないですが、見たのは初めてです。

上の写真は、アボンビュー。下の写真はマールという名前です。

 

温室にあったのは、クミスチン。マレー語で猫のヒゲという

意味だそうです。おしべが花びらの外に突き出していて、

ヒゲのように見えるので、そう名付けられたとか。

    

      

これってこんにゃくの花なんだそうです。

4・5年に一度咲くとか。

お近くにお住まいで、しょっちゅう植物園を訪ねている

という方が、教えてくださいました。

見たことがある人は少ないですよね。

 

園内を回りだしたらきりがありませんので、今回は

これくらいにして、また行ってみることにしました。

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楽しいから、好きになります ~地域散歩で出会った花~

2022-05-15 | 散歩

当たり前ですが、散歩しているときに、横断歩道を

渡ることは当然あります。最近、信号機のない場所の横断歩道を渡ろうとするとき、

手前で一時停止してくれる車が多くなったような気がします。

中には、どうぞと合図してくれる運転手さんもいます。

そうした時は、頭を軽く下げて渡ります。

ありがとうございます。

横断歩道の一時停止義務の取り締まりが、以前より厳しく

なったのかもしれませんが、歩きがゆっくりになってきた

自分にとって、どうぞは、本当にうれしいことです。

 

今の時期は、いろいろな草木の花を見ることができます。

でも、ネットや図鑑などを見ながら、チェックしている

つもりですが、開花時期を見逃してしまうことがあります。

見落としも結構あります。

上の写真のシラネアオイ(白根葵)は、開花は3月と言われて

いますが、今年花を見逃してしまいました。

残念ながら、来年までお預けです。

 

この1・2週間ほど、散歩しながら草木の花を撮りためて

いました。

ところで、今地域を歩きながら、最もきれいな花と言えば

セイヨウシャクナゲです。

でも、これも数日したら、残念ながら花は終わりそうです。

 

先日まで道の両側を紅白の花で彩っていたハナミズキは、

今は実をつくる準備中のようで、やがて秋には、真っ赤な

実をつけることになるようです。

 

紅葉が素敵なナナカマドの花です。少し前までは、白い花を

たくさんつけていましたが、今は花もなくなり、秋に備えて

いるようです。

 

ウグイスカグラ(鶯神楽)は、ちょっと前ですが、

かわいいピンクの花をつけていました。

忘れていた間に、赤い実がなっていました。

実の数が少ないように思いましたが、鳥が食べたの

かもしれません。

 

花壇に、やや小ぶりの野バラの木がありました。

手入れをしていた方が、今年はとてもきれいに

咲いてくれましたと、嬉しそうでした。

 

これまでシャリンバイの花はみたことがありません

でした。というより、見落としていたようです。

たぶんこれがシャリンバイと思うのですが、

どうでしょうか。

 

ニオイバンマツリです。

たくさんの花をつけていますが、花が紫色から

白に変わっていきます。去年見たのですが、今年も

楽しめそうです。

 

ピラカンサはその属の総称なのだそうですが、

その中でこれは、トキワサンザシではないかと

思いますが、どうでしょうか。

秋にはたくさんの赤い実をつけるはずです。

 

通りのそばの高い樹の上のほうに、白い花がたくさん

ついていました。エゴノキです。

毎年のように、たくさんの花をつけてくれます。

 

エゴノキの隣に高木があります。高さは10m以上は

ありそうです。

太い幹は、裂け目が入ったようなしわしわの木肌で、

以前から何の木だろうかと思っていました。

今年、よく見ると、上の方の枝から、長い穂のような

花がたくさんぶら下がっているのを見つけました。

ググると、サワグルミと出ます。

穂には、面白い花がついています。見たのは初めてです。

 

この花が咲いている樹は、花が終わると、緑色の実が

なり、大きくなっていきます。

ミカンの一種であることは間違いないのですが、

去年、黄色く色づきだし、確かめようと思っているうちに、

いつのまにか実がなくなっていました。

今年、花の段階でググると、タチバナと出ました。

果たして、合っているかどうか、わかりません。

花はとてもきれいなんですがー。

 

毎回、住宅や会社などの建物の庭や花壇、通りの花壇などを

見ながら歩いていますが、やはり見落とし・見逃しがあるんですね。

名前がわからない草木に出会ったとき、まず知りたいのは名前です。

名前がわかれば、何かしら他にもわかることがでてきます。

だから、花の名前を知ることは楽しいです。

楽しいから好きになります。

出会いって、本当に楽しいです。

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童絵作家・池原昭治展~残しておきたい狭山の風景~(狭山市立博物館)

2022-05-12 | 公園・庭園・名所

先週、狭山市にある「狭山市立博物館」で行われている

「童絵作家・池原昭治展~残しておきたい狭山の風景~」

を見てきました。

たまたま狭山市立博物館のHPを見て、「まんが日本昔ばなし」

作画等を担当した作家の方の企画展が開催されていたこと

を知ったからです。

 

博物館入口の案内板には、ほのぼのとしたタッチの「童絵」

が描かれています。(この作品は、会場内に原画が展示され

ていて、「紙風船がとんだと童」という題でした。)

 

博物館に入場すると、展示会場入り口脇に、

今回の企画展のために制作されたという屏風絵が

飾られていました。

題名は「武蔵野の雑木林と童」。四季折々の雑木林の風景が

童絵で描かれています。

池原昭治さんは、この作品について「野鳥のさえずり、オオタカの声、

可憐な野草の姿、野仏など沢山の感動を覚え、いつまでも残して

おきたい風景です。」と書いておられました。

 

会場内の作家紹介のパネルを読むと、池原昭治さんは、

「まんが日本昔ばなし」では、演出・作画・美術を担当。

現在は、「埼玉県狭山市に在住しており、埼玉県西部地区の

民話や昔ばなしを収集し、独特のほのぼのしたタッチで

描いている」ということです。

 

    

ところで「まんが日本昔ばなし」といえば、

市原悦子さんと常田富士夫さんの独特の語り、そして

「坊やよい子だねんねしな いまも昔もかわりなく

 母のめぐみの子守唄 遠い昔の物語り」の

歌い出しがよみがえってくる、懐かしいアニメ。

優しさの世界です。

 

会場内には、狭山市の広報に掲載された「残しておきたい

狭山の風景」の原画や、「狭山市郷土かるた」の原画など

中心に、池原昭治さんの童絵の作品が展示され、懐かしい世界が

広がっていました。

作品は撮影がOKでしたので、そのいくつかをご紹介します。

 

昭和56年(1981年)、伊藤左千夫の小説「野菊の墓」が、

松田聖子主演で3度目の映画化がなされた時のロケ地の

風景ですね。淡い恋というより、悲しい恋でした。

    

     

     「とおりゃんせ」

 

     

     「パッパッチカチカ線香花火」

 

     

     「どんどろさん(雷さま)」

 

     

     「かーごめかごめ」

 

     

    「お正月がごーざった」

    

      

「てるてる坊主に願かけて」

 

各作品の原画の色がうまく出ていませんので申し訳ないのですが、

池原昭治さんの童絵の世界を感じていただけたらと思います。

また池原昭治さんの作品に出合う機会があることを願って

います。     

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ムサシノキスゲを見てきました ~府中市・浅間山公園~

2022-05-08 | 公園・庭園・名所

浅間山公園(府中市)のムサシノキスゲを見に行って

きました。5月4日(水)です。

 

ムサシノキスゲが自生しているのは、浅間山の主に北西部の

斜面。山は高さが80mくらいですので、丘陵地といった

イメージ。

 

ムサシノキスゲは、案内板にあるように、高山に咲く

ニッコウキスゲの変種で、低地に適応したもののようです。

全国でも、今やこの浅間山だけで見られるもので、東京都の

レッドリストで絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されています。

地域の保護団体の方々の協力を得て、保全活動が行われています。

 

斜面の野草の間から、あちらこちらに、黄色の花が顔を

覗かせていました。

 

ニッコウキスゲは、朝に開花すると夕方には萎む一日花

と言われていますが、ムサシノキスゲは、夜も開花を続け

翌日に萎むそうです。

次に機会があったときには、ニッコウキスゲとの違いを

スタッフの方に聞いてみたいと思います。

 

今年は開花が遅れているのかどうか。

つぼみもだいぶありました。

たまたまキンランとの「共演」をみつけました。

もっとも、うまく撮れませんでしたがー。

 

今は、群生というイメージにはちょっと遠い感じですが、

いつか斜面一帯が黄色に染まるようになれば、素晴らしい

光景になることは間違いありません。

そうした日が訪れることを願いたいと思います。

 

帰路、雑木林の中に、キンラン・ギンランを見つけました。

雑木林の保護活動のおかげかも知れません。

 

これは簡単な棚が組まれていました。

ツリガネニンジンという札がついていたような

気がしましたが、記憶があやふやです。

詳しい方がいらっしゃいましたら教えて下さい。

 

都市開発が進むにつれ、里山、雑木林が失われて

いくことが、貴重な植物が減少していく原因なの

かもしれません。

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これがその花なんだ! ~地域散歩で出会った花たち~

2022-05-04 | 散歩

春から初夏にかけて、たくさんの花を見ます。

散歩していて、”ここにもあそこにも咲いてる”と写真を

撮っています。

でもこの時期の花は、早いというか短いというか、

あっという間に、過ぎていきますね。

 

モッコウバラ、ツツジ、コデマリ。

今が盛りとばかりに、楽しませてくれています。

そんなとき、このあたりにはおそらくないんだろうなと

思っていた草花に、偶然出会うことがあります。

”これだ! あのブロガーさんが紹介していた花だ。”

見つけたときは、本当にうれしくなります。

 

キンランを見に行った時のことですが、行く途中のバスで、

真っ白な花を咲かせている大きな木を見ました。

何となく気になって、再度キンランを見に行ったときに、

そこに寄ってみました。

これって、”なんじゃもんじゃの木”かもしれない。

ネット検索するとどうやらそれ見たいです。

正式には、モクセイ科のヒトツバタゴ(一つ葉タゴ)。

タゴとはモクセイ科のトネリコの別名。同じ仲間なんですね。

絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されています。

 

これはカナメモチですね。赤い葉がきれいです。

なんと花が咲いてました。

以前紹介されているブロガーさんがおられましたが、

とうとう見つけました。

同じ仲間にベニカナメモチやレッドロビンがありますが、

どうやらどれもが花をつけるわけではないようです。

 

そのカナメモチに、たくましく絡みついていたのは、

カロライナジャスミン。

黄色の花をつけるつる性の植物なんですね。

北アメリカ原産。

名前にジャスミンとはついてますが、

ジャスミンとは別種で、有毒です。

 

これは、ハゴロモジャスミンと思います。

中国南部原産。こちらはジャスミンの仲間です。

 

垣根からあちらこちら顔を出していたのは、

セイヨウイワナンテンです。

これも、紹介しているブロガーさんの写真を見て

初めて気づきました。アセビによく似た花です。

セイヨウイワナンテンもアセビもどちらもツツジ科

なんですが、こちらはあまり知られていないみたいですね。

 

少し前に見つけたんですが、ナニワイバラのようです。

いろいろなブロガーさんの写真でよく見ていましたが、

実際に見たのは初めてです。

実際に見るとうれしいですね。

 

今の時期、花壇を美しく飾っている花です。

上の2枚は定番のクレマチス。ゴージャスです。

その下の写真は、オステオスペルマムです。

面白い形の花です。キクの仲間ですね。

 

これはツリガネスイセン(釣鐘水仙)だと思います。

ユリの仲間のようですが、かわいい花です。

 

野草で初めて見つけたものです。

ツタバウンランです。

小さな花壇のへりに咲いていました。

様子から見て、どうやら育てられていたのではなさそうです。

 

これも初めて見た花です。

タツナミソウです。

タツナミソウは石垣の隙間に顔を出していました。

実は、タツナミソウはその傍のプランターに植えられて

いましたが、プランターから「逸出」したのか、

隙間のものをプランターに植えたのか、よくわかりません。

とにかく強いですね。

 

散歩はいつも同じような道を歩くんですが、気づかずに

通り過ぎている花が結構あるようです。不思議ですが、

それがまた面白さかもしれません。

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見事に咲きそろうキンラン・ギンラン ~東村山市の雑木林で~

2022-05-01 | 散歩

今年もキンラン・ギンランが咲き出しているはずです。

生育地は、東村山市にある都立の総合病院を囲んでいる雑木林。

キンランなどの開花時期は4月下旬から5月初めくらいですので、

ちょうど見頃だろうと思い、訪ねてみました。

 

病院に隣接する雑木林には、クヌギやコナラの大きな樹が

立ち並んでいます。

構内に入っていくと、早速にキンランの黄色の花が目に

飛び込んできました。

 

キンランは、かなりの数に及んでいます。

本数はわかりませんが、写真のように、これだけの数の

キンランが自生しているところは、全国でもかなり珍しい

のではないかと思います。

年によって開花状況は違ってくるようですが、それにしても

見事な咲き具合です。

 

キンランやギンランは、クヌギやコナラなどの菌根性樹木と、

キノコなどの菌根菌と共生関係を構築して生きています。

この共生関係を人工的に作ることは難しいため、移植は困難

で、したがって家で育てることはできないのです。

近年里山が減少するにつれ、キンランなどはその数が減少。

このため、環境省のレッドリストでは「絶滅危惧Ⅱ類 (VU)」

に指定されています。

 

東村山だけでなく全国各地でキンランなどの保護育成の活動が

行われています。

つまり、キンランなどの花は、実は、下草刈りや落ち葉かき

などの雑木林を守る活動によって見ることができている

わけですね。

 

白い花のギンランは、キンランにやや遅れて咲くようです。

この東村山では、ギンランはキンランに較べ、本数が少なく、

生育エリアも限られていました。

ちなみに、ギンランにはいくつか種類があるようです。

その中で「ギンラン」は、他に較べて高さも低く、

花数も少ないようです。

 

これは、名札に「ササバギンラン」と書かれていましたが、

細い葉が、花を越えて高く伸びています。

 

 

こちらは「クゲヌマラン」と書かれていましたが、上の写真の

ものがそうなのかどうか、よくわかりませんでした。

 

こちらは新しくみつかった「ヤビツギンラン」という種類らしい

のですが、これもよくわかりませんでした。

 

植物が生きることによって、昆虫も動物も、そして人間も

共生していくことが出来ます。自然の大切さをつくづく感じます。

人の命を奪うだけでなく、自然をも破壊する戦争。

平和の意味を改めて考えなければならないと思うのです。

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