西安人で大阪の会社に勤めている邵利明(明明)の両親が来て2週間ほどたった。平日の昼間は明明が仕事に出ていて不在だが、両親は明明に地図を描いてもらって2人で街に出たりしているようだ。日本語はまったくと言っていいくらい分からないのに積極的なことだと感心する。
明明を通じて日本の印象を尋ねてみると、非常に良いようだ。町も空気もきれいだし、店でもどこでも日本人は親切で優しい、治安も良いようだ(警官の姿をほとんど見かけない)という印象のようで、とても気に入っているらしい。そして、明明の結婚は日本人でも中国人でも良い、日本に住む中国人でも良い、子どもは日本で育てても良いといと言っているという。西安にいた頃は一人娘でもあり、大切にされていたのを知っているから、両親もずいぶん変わったものだと思う。
日本に来た中国人の中には日本に好印象を持つ人が少なくないようだ。李真はかつて出張で日本に来た時には日本人はとても親切だと感じたらしいし、家族で日本に観光旅行で来た時には、父親は日本人は質が良いと言っていたという。上海の唐怡荷は日本に短期間いたことはあるが、とても日本には親近感を持っている。明明自身が大阪が良い、離れたくないと言っている。どれも短い期間だから良い面が印象に残るのだと言ってしまえばそうなのかも知れないが、それにしても良い印象を与えることは結構なことだ。
私達は日頃、暗い出来事や殺伐な事件、自己中心的な行動を少なからず見聞きしているから、とかく日本や日本人の良さを見落としがちになっている。もちろん暗く良くないことは少ないに越したことはないし、それを少なくする努力も必要だが、それだけではなく、私達の国や社会にある良さをもっと見直して、それを伸ばし、大きくしていくことが大切だと思う。
明明を通じて日本の印象を尋ねてみると、非常に良いようだ。町も空気もきれいだし、店でもどこでも日本人は親切で優しい、治安も良いようだ(警官の姿をほとんど見かけない)という印象のようで、とても気に入っているらしい。そして、明明の結婚は日本人でも中国人でも良い、日本に住む中国人でも良い、子どもは日本で育てても良いといと言っているという。西安にいた頃は一人娘でもあり、大切にされていたのを知っているから、両親もずいぶん変わったものだと思う。
日本に来た中国人の中には日本に好印象を持つ人が少なくないようだ。李真はかつて出張で日本に来た時には日本人はとても親切だと感じたらしいし、家族で日本に観光旅行で来た時には、父親は日本人は質が良いと言っていたという。上海の唐怡荷は日本に短期間いたことはあるが、とても日本には親近感を持っている。明明自身が大阪が良い、離れたくないと言っている。どれも短い期間だから良い面が印象に残るのだと言ってしまえばそうなのかも知れないが、それにしても良い印象を与えることは結構なことだ。
私達は日頃、暗い出来事や殺伐な事件、自己中心的な行動を少なからず見聞きしているから、とかく日本や日本人の良さを見落としがちになっている。もちろん暗く良くないことは少ないに越したことはないし、それを少なくする努力も必要だが、それだけではなく、私達の国や社会にある良さをもっと見直して、それを伸ばし、大きくしていくことが大切だと思う。