Hg君夫妻が旅行社企画の4泊5日のツアーで桂林に行った。桂林は中国南部の広西壮(チワン)族自治区にあり、水墨の山水画のような風光の地として知られている
桂林に限らず風光明媚な観光地には多くの人が行くが、多くは写真などでその風光に魅せられて来るようだ。私が2004年に卒業生のHr君やK子と桂林に行ったのも、かねてから写真集やテレビなどで紹介されていた、その景色の幽玄さに惹かれていたからだった。しかし行ってみると、確かに面白い景色なのだが、時々小雨模様でも、あの有名な奇峰の間に霧が立ち込めているような幽玄さはなく、少々拍子抜けはした。満足度60~70%というところだった。その点ではHg君夫妻はついていたようで、団体ツアーだけに強行軍だったらしいが、目玉の漓江下りの時にはちょうど雨が上がり、日も射していなかったので、奇峰の上には雲がかかり良かったようだ。
漓江と奇峰。Hg君撮影
有名な観光地、とりわけ桂林などの自然の風光が美しい所は、実際に行ってみると期待したイメージとは違っていて、少々失望させられることがある。写真などで紹介される桂林や安徽省黄山の墨絵のような見事な景色は、季節や時刻、天候、撮影スポットなどが、すべて整ったときのものだ。もちろん撮影者の技量もある。桂林や黄山などは快晴のときには霧や雲海はなく、その美しさは半減するようだ。反対にあまり強い雨模様でもだめなようで、黄山に行ったときは雨雲が立ち込め過ぎていて、奇峰もその上にある松もほとんど見えなかったのは残念だった。
桂林に限らず風光明媚な観光地には多くの人が行くが、多くは写真などでその風光に魅せられて来るようだ。私が2004年に卒業生のHr君やK子と桂林に行ったのも、かねてから写真集やテレビなどで紹介されていた、その景色の幽玄さに惹かれていたからだった。しかし行ってみると、確かに面白い景色なのだが、時々小雨模様でも、あの有名な奇峰の間に霧が立ち込めているような幽玄さはなく、少々拍子抜けはした。満足度60~70%というところだった。その点ではHg君夫妻はついていたようで、団体ツアーだけに強行軍だったらしいが、目玉の漓江下りの時にはちょうど雨が上がり、日も射していなかったので、奇峰の上には雲がかかり良かったようだ。
漓江と奇峰。Hg君撮影
有名な観光地、とりわけ桂林などの自然の風光が美しい所は、実際に行ってみると期待したイメージとは違っていて、少々失望させられることがある。写真などで紹介される桂林や安徽省黄山の墨絵のような見事な景色は、季節や時刻、天候、撮影スポットなどが、すべて整ったときのものだ。もちろん撮影者の技量もある。桂林や黄山などは快晴のときには霧や雲海はなく、その美しさは半減するようだ。反対にあまり強い雨模様でもだめなようで、黄山に行ったときは雨雲が立ち込め過ぎていて、奇峰もその上にある松もほとんど見えなかったのは残念だった。