中国迷爺爺の日記

中国好き独居老人の折々の思い

母親?

2009-04-30 10:38:52 | 身辺雑記
 東京都足立区の19歳の女が2人、幼女に対する傷害の疑いで逮捕された。1人は母親で、もう1人はその友人である。

 2人は自宅で食べさせたシューマイを熱いと吐き出した2歳の長女の様子を見て、熱湯に入るお笑い芸人の様子を思いだし、長女を熱湯に入れることを計画し、熱湯を入れたベビーバスに1分ほど入れ、両足に重症のやけどを負わせた疑いがもたれている。2人は自転車で長女を病院に連れて行ったが、医師には「ポットの熱湯がかかった」などと説明。しかし、虐待を疑った医師が児童相談所に通告し、そこから要請を受けた警察が捜査し、2人は容疑を認めた。熱湯は60度以上あったとみられ、女達は長女の肩を押さえつけ、茶碗で熱湯をすくって体にかけるなどした。「熱い」と床を転げ回る姿を笑って見ていたらしく、「泣き叫ぶ姿がおもしろかった」などと供述したようだ。「娘に申し訳ないことをしてしまった」などと反省もしていると言う。

 何というとんでもない女どもかと思う。徹底した幼稚なバカものだ。19歳で2歳児の母親というから、17歳の時には出産したのだろう。果たしてまともな結婚だったのか。それにしても幼児を熱湯に入れたらどういう結果になるのか、考える能力もないのだろうか。「泣き叫ぶ姿がおもしろかった」には呆れると言うよりも強い怒りと嫌悪を覚える。法的には「少女」とされるが、もう成人同様の女が2人、熱湯に足をつけられて、もがき泣き叫んだであろう幼な子の様子を見て「おもしろかった」とは、獣にもある母性本能も無い。いったいどのような家庭環境で育ったのか。

 この「母親」には8カ月の長男もいて、足首を持って子どもを振り回した際にできやすいという頭部外傷で入院しており、警察では長男にも虐待していた疑いがあるとして調べているようだ。まったく親としての資質はこれっぽっちもない。子ども達の将来を思うと、このような劣悪な「母親」からは隔離したほうがよいのではないかと思うが、法的には出来ないことなのだろうか。

 このバカ女どもの愚行は、お笑い芸人の「芸」に触発されたようで、「熱湯に入る様子」とか「熱いおでんを食べさせられるのを」とか、報道記事ではもうひとつはっきりしないが、いずれにしてもテレビ番組の影響のようで、そもそもそのような下らない、と言うよりは危険なパフォーマンスを見せること自体が問題だと思う。テレビ局の見識も疑われるものだが、今さらテレビ局の見識などとは言うも愚かなことかも知れない。低俗な番組が横行し、そのような番組を見て阿呆が育ち、倫理感皆無のバカなことをしでかす。まったくやりきれない。