13日は妻の誕生日。生きていれば77歳、喜寿を迎えたことになる。
いったいどんなお婆さんになっているのだろうと思う。妻の顔や様子の記憶は13年前に停まったままになっているから、想像がつかない。人に話すと、可愛らしい人だったからきっと変わってないよなどと言ってくれるが、それでもやはり年並みの様子にはなっているだろう。可愛らしいお婆さんになっていてほしい。金婚式も済ませている。元気でいてくれればいいがひょっとして認知症にでもなって、私が介護していることもあるかも知れないとつまらないことを考えたりする。
知り合ってから毎年誕生日のプレゼントは欠かしたことはないが、いなくなると、その楽しみもなくなった。何かにつけ独りということは侘しいものだ。
今日は前に撮った、妻が好きだった花の写真を引っ張り出して贈ろう。
ロウバイ
モッコウバラ
妻とモッコウバラ
(朝の散歩から)
桜満開