京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

東フランスの旅―No.10 ヴェズレー

2011-11-06 21:24:05 | 
フランスの「最も美しい村」の一つ、ヴェズレー。
 
        
        「永遠の丘」といわれるように小高い丘の上の人口1000人にも満たない
        小さな村です。メインのサン・テティエンヌ通りは教会に至る坂道。

              
              あ、これはレストランね…

        
        この看板、可愛い~、ギャラリーって書いてあるみたいだけど…
        民宿という話です。


窓の下にぶどうをデザインした手すり 花を飾るのでしょうね。
レースのカーテンもおしゃれ!

        
        可愛いお店!ビスケットって書いてある…あとで覗いてみよう、っと。
 
              
              この看板、楽しい~ ワインショップでしょう…

        
        ハァハァ…息が上がってきた頃、丘の上のサント・マドレーヌ大聖堂に着きました。
        バシリカ式の教会堂とか…(初めて聞いた様式です )火災にあったり、
        いろいろ(省略 )あって、1912年に再建されました。

         バシリカ:長方形の平面に列柱のアーケードを持つ建築物。
           古代ローマにおいて確立された特定の公共建築と、そこから派生した
           キリスト教の教会の教会堂建築を指す。多くの教会堂の基本構成は
           バシリカである。

              
              教会内部。濃淡二色の石で造られたアーチ。私たち仲間は
              皆、一様にスペインのメスキータを思い出すねえ、と言い合いました。
              それもそのはず、この様式の起源はビザンチン建築の影響を受けた
              イスラム建築様式、スペインのコルドバのモスクを通ってここまで
              伝わってきたものなのだそうです。

        
        教会の裏の丘の上から見下ろす村。


ゆるやかな起伏に富んだ豊かな緑の大地が広がっています。

        
        なんて大きな木!何の木か、包まれるような安息感です。

        教会+修道院を一回りして来た道を降りていきましたが、時間がなくて
        お店もあまり覗けませんでした。すご~く心残り


迎えに来たバスに乗り込んでそそくさとヴェズレーを後にしました。

        
        アルザスの美しい村々ともお別れ、旅の最終地、パリに向かってひた走ります。

        
        北海道美瑛で見た、一人ぼっちの木みたい。
    
        ヴェズレーは、スペインの聖地、サンディアゴ・デ・コンポステラへの巡礼の
        出発地であり、教会を含む丘は1979年に世界遺産に登録されました。
        また、ロマン・ロランが晩年を過ごした村で、家も保存されているそうです。
        そこへも行きたかった…。

        ちなみにパリに入るや大渋滞でホテルに着いたのは夜7時でした。