最近出会った木の花は黄色や黄緑色のものが多く姿も似ていました。
似ていたのはクロモジ、ヤマコウバシ、アブラチャンの3種。
若いクロモジ
クスノキ科クロモジ属。雌雄別株で
この花は雄花のようなのでこの若木は雄株。
もう一種は昨秋、赤く染まった葉が美しかったので名前を覚えた木
ヤマコウバシ
クスノキ科クロモジ属。クロモジに枝ぶりも葉の出方も似ています。
ヤマコウバシは雌雄異株なのに日本には雌株しかなく
それでも結実する変わった木なのだそう。
4月10日でこの姿、すでに子房が膨らんでいるように見えました。
花盛りは3月末~4月一週目というところでしょうか。
もう一種、クロモジに似た仲間
水辺を歩いた時に出会った黄色い花、アブラチャン
クスノキ科クロモジ属
雌雄異株でこの花は雄花なので木は雄株。
以下は湿ったところに生えていた2種
酸っぱく爽やかな香りを放っていたコクサギ
カラスアゲハやオナガアゲハの幼虫の食草です♪
ミカン科コクサギ属で雌雄異株
この花は雄花なので雄株
こちらは雌株の雌花
質感が青ミカンの皮のようです。
こちらはオニグルミ
雌雄同株。高木で遠かったのでよく見えませんでしたが
穂状に下がっているのが雄花、雌花は立ち上がる形。
黄緑色の木の花は目立たないので花期を見逃してしまいがち。
来春は出会うことができるかな?想像もつきません。