教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

アサギマダラにジョウビタキ 旅人と出会う

2024年10月29日 | 自然

静岡県の小高い場所に日帰りで行こうと考えていましたが
調べると熊出没の情報が多々。。
それならばと思い出ある丹沢の麓の森へ、行き先を変更しました。

そこで素敵な出会いがありました。


通りかかりのお宅のフジバカマにアサギマダラが♪
ずっと会いたくて高原に行かねばと思っていたのです。


あまり移動せず夢中で蜜を吸っています。
南下するために力を蓄えているところなのか
もうこの辺りにとどまるのか。


満開のフジバカマにはアカタテハ、ヒメアカタテハ、キタテハ、
ツマグロヒョウモン、カラスアゲハ、シジミチョウの類、
ホウジャクの類、ハチ、アブ、ハエ、様々な昆虫が飛来していました。


ようやくとまってくれたクロアゲハ


近くの枝先にはこれまた今年初♪
ジョウビタキのオスが縄張りを主張していました。
まだ気温が高いと思っていたけれどもう冬鳥の季節なのですね。


道脇にはカラスウリが鈴なり


森の中ではコウヤボウキがちらほらと


ヤクシソウも花盛りでした。


繊細なイワニガナを見ていたら


クロコノマチョウが近くに飛んできました。
ほんとうに枯葉そっくりです。


カキの木にヒヨドリがきていましたが
実はまだ固いようです。


めずらしく誰にも会いませんでした。

ここはヤマビルが多く、今年は真夏を避け訪れたのは半年ぶり。
何となく荒れた感じで雰囲気が変わったような気がしました。

帰り道にあった熊出没の張り紙を見て、麓ですれちがったご夫婦が
大きな音でラジオを鳴らしていたり犬の首輪に熊鈴をつけていたのが
腑に落ちました。7~9月の間に4回この日歩いた場所を熊が通ったそう。

帰宅後、改めて地図を見ました。
端とはいえ丹沢山地とつながっているし、サル、鹿、イノシシが
いるのだから熊が出てもちっとも不思議ではありません。
今までヤマビルとスズメバチのことを気にしていたけれど。。

ツキノワグマは絶滅危惧種で数が少ないとはいえ、会わないとは限らない。
遭遇しそうもない静かな森が近くにないか?検討すべき時がきたようです。


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