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教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

いのちをつなぐチョウたち

2022年08月16日 | 生き物

8月の夕暮れ散歩で出会うチョウたちは馴染みの顔ぶれ。
彼等の命をつなぐ営みに遭遇すると嬉しくなります。

風の強かった日、エノキの枝先に2頭のアカボシゴマダラがいました。


右側のアカボシゴマダラが左側の蝶に何度も頭を押し付けているように
見えましたが求愛行動なのでしょうか。

短い動画を録ってみました。ヒグラシとアブラゼミの蝉時雨に
夏を感じていただけると思います☆

アカボシゴマダラの求愛?


とうとう右側のアカボシゴマダラが飛び去ったので
落ち着いて間近で見ると


右側の葉っぱにアカボシゴマダラの幼虫が。


このエノキはアカボシゴマダラ母さんに人気の産卵場所なのかも。
他に卵がないか探しましたがこの時は見つけられませんでした。

近所のエノキで会えるのは外来種のアカボシゴマダラばかり。
幼虫がエノキを食草とするゴマダラチョウやテングチョウ、ましてやオオムラサキ
にはほぼ会えません。タマムシにも会えるといいな。。

クサギの花が咲き始めて、アゲハやホウジャクの仲間が来るだろうと
期待していました。

やはり夕暮れ


やっと現れたクロアゲハ
暗すぎて光をあてさせてもらうと華やかな彩りが♪

クサギの木の周りをブンブン飛び回っていたクロアゲハ2頭が
近くに降りてきました。


右がメスで左がオスのようで激しい恋の駆け引き中


ジャコウアゲハのメスもやってきました。
他のアゲハたちよりおっとり気味


近くにはジャコウアゲハのオスたちもいましたが
そろそろ眠りにつくようです。


いよいよ暗くなってきてホウジャクの仲間も現れました。


ヤマトシジミも珍しいチョウではありませんが
カップルに会えるとさらに嬉しい。


ヨツボシケシキスイがひしめいていた樹液レストランに
飛んできたのはサトキマダラヒカゲ

なかなか表面を見ることができないのですが


飛ぶ瞬間を撮影したら偶然写っていました♪

毎年会えていた生き物の気配が突然なくなることはたびたびあって
昨年会えた生き物に今年も会えるのは素晴らしいこと。
環境が守られ様々なバランスが保たれている。
そのありがたさを年々感じます。


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