教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

1月最後の教室 フユシャクのペアに会う♪

2023年01月31日 | 教室風景

良く晴れて冷えた一日でした。
朝の森は小鳥たちのさえずりでにぎやか!


エナガの群れが頭上を通り過ぎてゆきました。
羽を膨らませてやはり寒そうです。


イヌコリヤナギの穂がふっくり


植物についた霜に朝日があたって七色に輝いていました。


タイワンリスは食べるのに必死でかなり近づいても逃げません。
食べ物が少ないのでしょう、低いところの枝をガリガリかじっていました。

1月最後の教室日でした。


足もとは冷えるものの、太陽の力が増しているのを感じます。
もうすぐ立春ですね♪と励ましあいながらの制作です。


お仲間同士、お互いの制作風景を見てあれこれお話しするのも
刺激になり、また客観的にもなれて世界が広がるのを感じます。

お昼休み、素晴らしい出会いがありました。


きれいだな~とヤツデをぼんやり眺めていたら
辺りを小さな昆虫が飛んでいたので近づいてみると


小さなアブが花にとまりました。
両性花の、雄性期が終わった後のこれは雌性期の花なのだそう。


触覚が可愛い♪と撮影していたら
後ろの花に何か生き物がくっついているのに気がつきました。


なんとっフユシャク!

なぜこんなところに?
角度を変えて見ると


雌がいました~~♪
体長10㎜弱、あやうく見過ごすところでした。


夜行性のフユシャク、しかも翅のないメスに会えることはめったになく
昼間、目の高さにいる雌雄を撮影できるなど新年早々ラッキーです☆


クロテンフユシャクだろうと思ったのですが
よく似ているウスバフユシャクに見えなくもない。
雌に会えたことに舞いあがりオスの撮影枚数は少なめでした。

これからどこに産卵するのだろう?
雌がその小さな体でヤツデの先端まで登ったことを考えると
そのパワーに驚かされます。

風が冷たいことなど忘れてしまう興奮の出会いでした。


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