セイタカアワダチソウが咲く野原で探していたものがありました。
ひとつ発見!
とっくり型♪ナガコガネグモの卵のうです。
この場所では毎年
こんなお腹ぱんぱんのナガコガネグモのお母さんが見られるのです。
今年もあって良かった♪
この近くでさらに嬉しい出会いがありました。
シャリンバイの茂みに見たことのある不規則網
葉陰を覗き込むと、上の方に平べったい雫型の白い塊がありました。
長さは35㎜ほど。
裏から見ると少し緑がかった部分があります。
ふっくらとして破れた穴もなく、まだ子グモは脱出していないようです。
近くに母グモはいなかったものの見当はつきました。
この卵のうはスズミグモのものだと思います。
真夏、巨大なドーム状の網を張って
上の方にいるのがこの網の主
スズミグモです。腹部の肩の先の突起が特徴。
6年前、初めて会ったときはその網と姿の美しさに感激しました。
南方系のクモだそうで、珍しい~!と喜んでいたのですが
このような網が毎年見られるようになり、2018年は当たり年でした。
以前の画像を見直すと度々撮影していて
このメスはまだ若いかな?成熟すれば足の付け根が真っ赤に。
こちらはお腹のしぼんだメスと子グモが脱出したあとの卵のうが一緒!
スズミグモのお母さんは卵のうを守るそうです。
撮影時、網はあまりにも遠く足場が悪くさらに蚊にたかられて
じっくり観察することを諦めたのだと思います。
子グモを探したりしてもっと見ておけばよかったなぁ~。
少しずつ、確実に個体数が増えているように感じられるスズミグモ。
温暖化の影響なのでしょうか。
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