教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

1月二回目の教室 久しぶりの雨

2023年01月17日 | 教室風景

朝から重い雲が垂れこめていたものの寒くはなく
大気はしっとりとして3月頃のように感じられました。


これから雨が降ることを知っているかのように森の生き物たちは
忙しなく、リスでさえ撮影することができませんでした。

期待していたヤマアカガエルの産卵は始まっておらず


東屋の屋根をふと見上げると


角にヤモリの卵の抜け殻が!

嬉しくなって木材の隙間に越冬しているはずのヤモリを
じっくり探したものの、この時は見つけられませんでした。

今年2回目の教室日でした。


すぐ近くでヒッ ヒッ ヒッ と甲高い小鳥のさえずり。
ジョウビタキらしき歌声を楽しみながら心静かにコツコツと作業を進めました。


お昼近くに雨が降り出し、14時を過ぎる頃ぐっと冷えてきました。
皿も冷たくなっており、すぐ固まるニカワに注意しながらの制作です。

湿った森は色も香りも濃く


うっとりとするような彩りが♪


ノシランの実の青はさまざま


アキグミはたくさん残っていて、小鳥たちが食べないのが不思議


ツルウメモドキはだいぶ減っていました。


実が小鳥に大人気のカラスザンショウの木の下に立つと強烈な柑橘の香り


イボタノキの実はずっと残っています。


アオキの葉に作った巣で雨をしのいでいた薄緑色のクモ
網は密で頑丈そうでした。


体は小さいけれど大きな円網を張っていたこのクモ
サガオニグモの幼体でしょうか、腹部の肩が尖り気味でした。
オニグモの仲間のなかでは春いちばんにあらわれるそうなので
成長していないか時々見にいってみよう♪

成虫越冬しているチョウを探しているのになかなか出会えず
これからの楽しみです。


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