Hさんがクリスマスリースを作るために購入された
サルトリイバラを一枝分けてくださいました。
昨年は玄関用に大ぶりなクリスマスリースを製作しましたが
今年は少し小ぶりなものを作るべく、いただいた枝をぐるっと丸めて
ワイヤーで止めて・・さてどうしようかな?
その段階で作業が停止していたのですが、姉が持っていた
素材を加えかなり協力してもらい先日完成したのが下のもの。
松ぼっくりもスプレーして明るくし、色数をしぼって
全体を金色でまとめたのでサルトリイバラの赤が映えました♪
モミジバフウの実も。
大粒で真っ赤な実が綺麗です。Hさん、ありがとうございました。
サルトリイバラといえば、森の中で見つけるとワクワクする植物。
どの季節も美しい表情をもっていて、しかも大好きなルリタテハの
幼虫の食草!あの迫力ある幼虫の成長を見守る楽しみもあります。
10月頃の実。すこし赤味がかっています。
真っ赤になるのはもっと寒くなってからですが、いただいたような
鮮やかな実にはめったに会えません。
この青い実は7月、梅雨の頃に撮影しました。
4月初旬に見かけた雌花。
サルトリイバラは雌雄異株なので、受粉して実がなるのは
こちらの花です。
百合の花のような形をしたこちらが雄花。
現在森で見かけるサルトリイバラは葉も残った実も褐色。これから
厳冬期は眠りについて、瑞々しい新芽が出てくるのは来年3月。
冬は始まったばかりなのに今からその日が待ち遠しいです。